「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。

利害関係抜きの人的ネットワークを作る

「会社の看板を背負って知り合った人脈は本当の人脈ではない」とよくいわれます。

確かにそういう面もあるのですが、もしあなたが今までの人脈は捨てて、会社の看板を下ろしてから真の人脈を作り上げようとするのであればそれは危険です。

独立してみると身に染みてわかりますが、独立してからの人脈はどうしても商売の色が強くなります。

独立当初にお声がかかる異業種交流会などは新たな商売のネタをつかもうとする「ＴＡＫＥ＆ＴＡＫＥ」あるいは良くて「ＧＩＶＥ＆ＴＡＫＥ」ピープルの巣窟と化しています。

そうなのです、商売抜きの利害関係の無い人間関係を作ろうと思ったらサラリーマン時代が勝負なのです。

以前、現在の仕事の７割はサラリーマン時代のつながりという説明をさせて頂きましたが、メンバーシップ型の世界で働いていく場合には付き合いがどうしても長くなりますので、「いいかっこ」ばかりしては生きていけません。

良いことも悪いことも自己開示して人間関係を作っていくことになります。

こうして作られたサラリーマン時代の人間関係が実は後で効いてきます。

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