見出し画像

「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#45

「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。

「6ゲン主義」で仕事を極める(現場・現物・現実+原理・原則・原点)

50代シニアの仕事の向き合うスタンスは、今の仕事・職場を「6ゲン主義」で突き詰めることです。

「6ゲン主義」とは、「三現主義(現場・現物・現実)」に「原理・原則・原点」を加えた概念です。

三現主義は、製造業に勤務のかたは馴染みの言葉だと思います。

“現場”“現物”“現実”の3つの“現”を重視し、机上ではなく、実際に現場で現物を観察して、現実を認識した上で、問題の解決を図らなければならないという考え方のことです。

業務効率化・コア業務への人材シフトという旗頭のもと、従来は社内で行っていた業務のアウトソーシング化が進んでいます。

企業内で仕事を「一気通貫」でこなすことが少なくなっているのです。

この業務は、「何を根拠に行っているのか?」「なぜこういう処理を行わなければならないのか」「どのような理由でいつからこのやり方を導入しているのか」、こうした事実は、原理・原則・原点を理解し、実際のオペレーションを自ら行った者しかわかりません。

シニア世代は、新入社員時代から先輩の厳しい指導のもと、自ら手作業でオペレーション業務を行った経験がありますが、最近の担当者は外部業者にそのプロセスを外注化しているため、実際にやった経験がありません。

単なる「外部ベンダーへの指示者」になっており、担当業務の原理・原則・原点を理解していないのです。

AI化・RPA化が進む中でこれからまずます必要とされるには、こうした原理・原則・原点に関する理解です。

AI時代こそ人間がその根拠とされる事実をきちんと押さえておく「6ゲン主義」が求められているのです。

OA機器による自動化前に時間をかけて自ら手作業で業務を行って獲得したシニアの「スローノウハウ・スロースキル」が活きてくるのです。

<少々PRを!>
本を出版いたしました。
タイトルは、「知らないと後悔する定年後の働き方」。
フォレスト出版からの出版で、10月6日発売です。
※アマゾンで購入可能です。お目通しの程何卒宜しくお願いします!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?