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「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#23

「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。

前回のコラムで、当方35歳のときに急性心筋梗塞で倒れたことを書かせて頂きました。

倒れる前の気持ちは、「今はがむしゃらに働く時期、定年になって余裕ができたら、好きな温泉巡りをしよう」などと考えていましたが、病気後は「今やるべきことは(あと回しせずに)今やろう」「いつ今回のような別れのタイミングが訪れるかわかわからない。いやな気持ちで分かれるのではなく別れ際はきれいしよう」といったことが行動指針になりました。

2回目のキャリアの節目は、44歳で入社企業を退職し関係会社に転籍したときです。少なくとも定年近くまではその会社にいると思っていましたので、会社から転籍(今の会社を辞めて別の会社に籍を移すこと)打診は少なからずショックでした。

このタイミングで社命により受講した「ライフデザイン・アドバイザー養成講座」(ビューティフルエージング協会主催)にて作成した10年後のキャリアプランが現在の働き方の土台になっています。

3回目は、勤めていた会社が外資系企業に株式譲渡されたときです。英語でのコミュニケーションが要求される中国人上司の下で自分の伝えたいことの十分の一も伝えることができないもどかしい毎日が続きました。

もちろん一念発起して英会話の勉強に全力を注げばよかったのですが、その当時はそのようなモチベーションも湧かずに、この状態で定年まで残り10年間今のポジションで仕事を続けることが難しいことを自分なりに納得できた時期でした。

この三度目の節目では、30年間一度も自分の意志で転職をしたことが無かった自分にとって、計画してきたキャリアプラン実行のトリガーとなりました。

振り返ってみると、こうしたキャリアの節目で考え実行したことが現在のキャリアにすべてつながっています。

不遇なときほど実はチャンスなのです。

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