使えない調理師学校・製菓学校生徒を雇うべき

私は今でもよくキッチンに立ちます。
やっぱりピークタイムは忙しいんですよね。今飲食店のピーク時普段の生活では有り得ない事は多発します。
空から、エビが降ってきたり。今朝磨いたはずの床が牛乳まみれになってたり、そこに立ってるスタッフが牛乳浴びてたり。あります。
そこでよく目にする光景ですが、怒られてるスタッフは調理師学校や製菓学校卒業なのです。
私も毎年調理師学校の生徒を新規入社させるようにしてますが、学校を卒業した生徒に一つの物を作らせるとある程度は作れるのです。
ですが学校では一日1000皿も2000皿も同時に動かすという作業は教えてもらいません。一日よく作っても2〜3品を工程通りに作るという作業で、いくつもの別々の工程を同時に動かすという作業をした場合、まずはプレッシャーの壁に潰れてしまします。
お店に立たれてるシェフの方々はそのプレッシャーに向かい、神経を減らし。幾つもある工程を管理して、同時に自分の工程の作業をしています。
つまり、学校で教わった事と現場は全然違う作業になってしまうのです。
とは言っても、学生は入社した当時学校で習ってきたものもありますし、何も勉強してない人とは違うというプライドもあります。
最初は自分エリートだぜ!!という感覚で入社されますが、どうしてもまず最初のその壁につまずき『使えない』扱いをされてる事が多々あります。
何も勉強もしてない人が一般入社した場合、極稀にですが我武者羅になり他より物覚えが良いと言うのはありますが。
とは言っても、どんなにつまずいても、どんなに潰されそうになっても、それは皆同じ事で、今日まで勉強してきた時間が長いのは調理師学校や製菓学校を卒業してきた生徒です。
その後の壁は知識の分だけ低くなります。
まず最初の壁を乗り越えれるがどうかが鍵となしますが。使えない扱いされてしまう、学生を雇うべきです。

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