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一波纔かに動いて万波随う

とある物品を発注するためにシステムの登録を行い、早々に承認が下りたために発注できる段階となった。しかし、その段階までいったはずものが発注されていなかった。原因は、個人レベルの発注し忘れである。

もちろん発注を忘れてしまった人に一番の原因はあるのだが、個人レベルにすべてを任せてしまっているその部署のやり方にも問題があるといえる。個人が忘れてしまった時に他の人がチェックできるようにしておく、部署全体で未発注のものを共有するシステムを作るのような仕組みがほしい。

忘れたからその人の責任だ!というのは易し、それをケアするような仕組みを作ることは難し。それでも同じ組織内でやっていることなのだから、発注が遅れることで色々な人に影響を及ぼす。それを一人に責任を負わせるのはあまりにも酷だと思う。

それにしても、こうした一つの事象でその後のことがちょっとずつ変わっていく。こういうのをことわざで「一波纔かに動いて万波随う」というらしい。なんだか大げさな話であるが。

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