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不動産流通推進センター Tomorrow Message「活性化する業界へ」

不動産流通推進センター 教育事業部長の真鍋 茂彦です。

先週9月17日に、今年度の不動産コンサルティング技能試験の募集を締め切りましたが、緊急事態宣言下での募集にもかかわらず昨年度並みの受験者数となりそうです。
また、コロナ禍の中、コンプライアンス意識が高まっていること、デジタル化の進展とテレワーク社会への変化もあり、新しい資格や団体の創設など、不動産流通業界の活性化が進んでいます。以下に紹介します。


和歌山宅建の「エキスパート」認定

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和歌山県宅地建物取引業協会では、当センター認定の 公認 不動産コンサルティングマスターと宅建マイスターの両資格に賃貸不動産経営管理士資格を加えた3資格取得者に対し「エキスパート」という認定をされています。
全体の底上げというブラッシュアップに加えて「エキスパート」な人たちで全体を引っ張り上げていく趣旨と思われます。
当センターが「専門士」資格をコンサルティングマスターの上位に位置付けたのも同様の趣旨からでしたので、全国的な広がりを期待しつつ、大いに応援していきたいと思います。

「ワタシゴト」のフリーエージェント育成

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当センターのコンサルティング技能試験のPR活動にもご協力いただいているスタイルオブ東京株式会社の藤木賀子さんが主宰される「ワタシゴト」は、不動産プレイヤーの仕事のあり方を「フリーエージェント」という姿から投影し、人間力、対話スキル、知識を身に着けることで明確化しようという実験的、先端的な試みです。当センターとしても大いに興味のある試みです。

当センター認定の資格者による「不動産流通プロフェッショナル協会」

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さらに、「公認不動産コンサルティングマスター」と「宅建マイスター」という当センター認定の資格者の集まりである「一般社団法人不動産流通プロフェッショナル協会」という組織も動き出しています。あくまでプレイヤーベースで、世の中にリスペクトされる業界を目指すという理想に燃えた方々ですので、ぜひ、当センターとしても応援したいと考えます。

おわりに

冒頭にも述べましたが、11月14日に実施する今年度の不動産コンサルティング技能試験は、コロナ禍にもかかわらず、昨年度と変わらない数の方々に受験のお申込みをいただきました。ありがとうございます。
不動産特定共同事業による小口化商品の供給が活性化している中、業務管理者となりうる「公認 不動産コンサルティングマスターの資格」がクローズアップされていることがプラスの風となっています。
この不動産特定共同事業法(不特法 ふとくほう)に特化した団体「一般社団法人 不動産特定共同事業者協議会」も新たに動き出しています。不動産コンサルティングマスターと共鳴しあえれば、と注目しています。

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