どうして。どうしてあなたはどこまでも優しいのだろう。
背伸びして、背伸びして、でも、結局届かなかったわたしは
助手席の座を諦めた。
今が夜なら良かった。
どんなに隠したって、きっと泣き顔、バックミラーごしにばれる。
もういいよ。わたしはどうせ子ども。罪悪感を抱けばいい。

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