毎日続けたnoteを休んで、一週間になりますが、その後、いかがお過ごしでしょうか？

ちなみに僕は、なんとなく、淋しい気持ちもありますが、それでもすこぶる元気です。

日々のノルマがなくなったので、より自由になって、身軽になったような気もします。

実際、ウォーキングも再開したので、体重も少し軽くなり、気持ちも軽くなりました。

しかも、この一週間で、今まで後回しにしていたことも、いろいろクリア出来ました。

たとえば、モノでいっぱいになっていた机の上を整理して、少しすっきりしましたし。

それに、ずっと前に買ったまま、読めずにあった本や絵本も、読むことが出来ました。

さらには、録画したまま観ていなかったドラマや映画も、妻とたくさん鑑賞しました。

それから、二匹の可愛い猫たちと、毎日何度も遊んだり、触れ合う時間も増えました。

加えて、ずっと描くのを休んでいたクレパス画の新作も、描き始めているところです。

だけど、それにもまして僕が出来たと思うのは、何もしない、ということでしょうか。

何もしない、と言っても、生きている限り、息をしたり、何かをしているわけですが、

青空の下、久しぶりに、妻と一緒に海が見える公園に行き、二人で何をするでもなく、

古いベンチに腰掛けながら、ぼんやり空を見上げていると、なんだかとても心地よく。

地球の上で、空という名の大きな絵本を見ているような、そんな感覚になったのです。

大きな空の絵本には、雲がふんわり浮いていて、その雲が綿菓子のように見えました。

そんな小さな幸せを、絵本のページをひらくように、僕は感じることが出来たのです。

それでも時には、空全体が灰色の雲に覆われて、冷たい雨が降ることもありましたが…。

雨が降れば傘をさし、雨の雫や雨の音さえ味わいながら、暮らしてゆくのもいいかなと。

平凡な日々の中にも、目を凝らしたり、耳を澄ませば、ときめく何かがあるはずだから。

もちろん、noteを毎日書き続けることで、得られるものも、たくさんあると思います。

継続は力なり、の言葉の通り、続けることはそれだけで、大きなパワーになりますし。

諦めずに、毎日コツコツ続けることが、夢を叶える秘訣だと、僕は信じて疑いません。

パリを目指して、休むことなく、地道に頑張っていた、以前の僕がそうだったように。

だけど、noteを少し休んだことで、手に入れた自由や、再発見した世界もありました。

その世界は、明るく丸くおだやかで、争いもなく壁もなく、のんびりとした世界です。

と言っても、僕にはまだやりたいことがあるので、のんびりもしていられませんが…。

ふと気がつけば、秋が冬に模様替えして寒くなり、またひとつ、僕は歳をとりました。

とどのつまりが要するに、今日は僕の誕生日。そして明日は、妻との結婚記念日です。

そんな二つの記念日を、二匹の猫と妻と一緒に、仲良く楽しく、迎えたいと思います^_^

果てしなき空の絵本を見るやうにただよふ雲と風船が、ほら  星川孝