【学練・統計】統計に使う変数の名称をまとめてみた。

なんとも動画サイト的なタイトルになりましたが、
変数名はいろいろな呼び名が存在しますので、
ここで私ができる限りのことを調べてみました。

・質的変数と量的変数

調査項目の分類として質的変数、量的変数として多く2つに分類され、
それぞれの中に変数が更に分類としてあります。
質的変数は、「性別」、「名前」や「軽度、中等度、重度」などがあてはまる変数。数値ではないものがあてはまります。「性別」、「名前」など名義変数(カテゴリー変数)で、「軽度、中等度、重度」など内容に順序があると順序変数に分けられる。変数ではなく尺度ともいい、名義尺度や順序尺度ともいう。

量的変数は、「西暦」、「売り上げ本数」、「身長」、「体重」、「値段」などがあてはまる変数。

「西暦」、「売り上げ本数」など離散変数(もしくは間隔変数)で、
0が相対的な意味しかもたない、値同士の差にも意味を持つ。
「身長」、「体重」、「値段」など連続変数(もしくは比例変数)に分けられる。
0が絶対的な意味をもつ、連続的な値をもつ。
こちらも変数でなく尺度ともいいます。

・目的変数と説明変数

クロス集計をする際などに使う変数として
目的変数と説明変数と用いると記載があるが、
それぞれ別名になっていることがあり、
こんがらがることがあるので下記のとおりまとめました。

目的変数は、下記のように呼ばれることもある。
応答変数、反応変数、結果変数、従属変数
基準変数、外的基準、被説明変数
予測したい変数、物事の結果を表すと想定する変数。

説明変数は、下記のように呼ばれることもある。
予測変数、独立変数
目的変数を説明する変数、物事の原因を表すと想定する変数。


統計の研究者にとっては、変数名にそれぞれ意味が
違うのかもしれませんが、細かいことはいつかわかるようにします!(笑)
それにしても、目的変数の名称いろいろありすぎだなぁ。。
対象の変数となると統計上では変数の名称は変わるものなのですね。


参考URL:統計学備忘録(R言語のメモ)様<https://yoshida931.hatenablog.com/entry/2018/05/13/232801>

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