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HONDAのセーフティスキル検定を受けているんだが3回連続6級の判定でとても悔しかった件②


Honda Motercyclist School(ホンダ モーターサイクリスト スクール)は、その頭文字を取ってHMSと呼ばれています。
HMSは、ライダーのライディングスキルの向上を図るために年間かなりの数のスクールを開催しています。

元々僕がこのスクールを受講しようと思ったきっかけは、二輪車安全運転全国大会の制覇を目指していたからでした。

と言うのも、鈴鹿サーキット交通教育センター(以下、鈴鹿)は、毎年その全国大会の会場になっていて、大型クラスの本番で使用する車輌もスクールで使っているホンダCB1100RSだったため、予行演習としてはうってつけだと思ったのです。

後ほど詳しく書きたいと思いますが、その大会に初めて挑戦しようと思った矢先の2020年、コロナ禍により大会はなんと中止に。翌2021年、『今年こそは』と意気込むもやはり早々に中止が決まり、2022年も中止、そして2023年には、諸事情によって大会自体が廃止されてしまいました。

目標を失ってしばらくは放心状態に陥りましたが、気を取り直してセーフティスキル検定の1級取得を新しい目標に据えました。

これまでライディングテクニックの本を2冊出していますが、3冊目を書くにあたって、僕はどうしても何か結果が欲しかったのです。

1級を取得するためには、全種目で1級の基準をクリアしなければなりません。
これは、各種目の級を合計して3で割った級が総合級となるためで、しかも余りが出た場合には級が繰り下げられるからです。
(もしも1級、1級、2級だったら、(1+1+2)÷3=1.33...なので総合判定は2級になってしまいます)

2021年9月、最初にセーフティスキル検定を受けた時は、なんと参加者が僕1人でした。(実はもう1人いらっしゃったのですが、検定開始直前に同日開催のスポーティライドチャレンジコースに鞍替えされました)

その日はインストラクターの方とマンツーマンで、数々の技術や走行ラインやコツを教えてもらう事ができ、とても有意義でした。

この時の成績は、一本橋6級、スラローム6級、コーススラローム5級で総合6級でした。

同じ年の12月に検定を受けた時は参加者3名、この時は自分より速い人がいなかったので、恥ずかしい事に少し有頂天になってました。

邪念が入ったためか成績はいまいち奮わず、一本橋7級、スラローム6級、コーススラローム3級で総合判定は6級となりました。

2022年3月、3度目の挑戦では参加者4人、内2人が僕よりも圧倒的に速くて上手かったので、気持ちが動揺し焦ってしまい、今までできていた事もできなくなって、一本橋6級、スラローム6級、コーススラローム6級で総合は6級。(ちなみに僕より上手かったお二人の成績は2級と4級でした)

この時は結構落ち込んで、『もうスラロームとコーススラロームだけに絞って、一本橋はあきらめようか』と弱気な事を考えたりもしていました。

3回チャレンジして3回とも6級。

こうしてオレンジ色の6級のステッカーを並べて眺めていると、今でも屈辱的な気持ちが心に溢れてくるんです。

〜つづく〜

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