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社会問題を解決する5つの力~まとめ

 これまで、社会問題に取り組むために必要な5つの力を紹介してきました。

①フラットコミュニケーション
②現場主義
③先読み力
④スモールリーダーシップ
⑤ルールメイキング

 最後にまとめとして、この5つの力の関係を図解しておきます。

 そもそも問題解決とは、社会の「あるべき姿」と「現状」のギャップを解消していく取組と定義できます。
 地域や社会課題の現状を正しく理解するために、①フラットコミュニケーションや②現場主義が必要となります。そして、そもそもどこを目指すべきかを捉えるために、③先読み力が求められます。
 正しく問題を把握した上で、まず小さな成果を積み上げるために④スモーリーダーシップが使われます。そして社会広域で問題解決を進めるために⑤ルールメイキングが不可欠となります。

 社会問題解決には「現場を理解する力」「成果を生み出し制度に落とす力」の両面が必要なのですが、現場は熟知しているが制度化が弱いNPO・地域団体と、制度を作れるが現場を知らない公務員と二分していたように思います。RCFは両者を繋ぎ、また時に現場に入り、時に政策提言を進めていますが、何しろ持ち場が増え続けるのがマネジメント上の悩みですし、スタッフに求められるスキルも広範囲に渡ります。ただその分、社会問題解決に関わっていくキャリアとしては、他にないユニークな環境を提供できていると自負しています。引き続き、社会問題解決ために、力を尽くしていきたいと考えています。(おわり)

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