さくさく小説

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ノート

小説/神霊スペシメン 朝焼けの詩

観るモノ 目覚めし刻 本当の刻が動き出す 群衆の眼差しの先 遥かな空洞 修羅 本当の宇宙は 己に在る しかし辛い別れではない この手に残る温もりは...

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小説/神霊スペシメン 第2話

クローンといえども特別な力はない。 見た目は普通の人間だ。20歳の男。身体能力も20歳の成人男性の平均通り。思考力も平均的だろう。いや平均よりは少...

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小説/神霊スペシメン 第1話

序章 人々は堕落した。あらゆる希望は地の底に落ちた。 そして、それらの原因はすべて私にある。 私と私たちの存在は彼らにとって恩恵であるはずだっ...

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小説/Field Flowers フィールドフワラーズ 第1話

また転んだ。 これで3回目の転倒だ。コウエイはマラソンが嫌いだ。 それなのに人一倍負けず嫌いだから、ヘタなフォームでドタドタと慌ただしい走りだ。...

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小説/Field Flowers フィールドフワラーズ 序章

どこからか煙の匂い。 目の前に小さな子が立っている。こちらを見てにこにこしている。 なんだか眩しくて、見ているだけで元気が湧いてきそうなのは、...

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[無料] 小説/月灯りとミラーちゃん 第4話

ミラーちゃん人形のブームがいつの間にか終わっていた。 少女たちは中学生になった。桜舞う校舎の下駄箱。張り出されたクラス割りをみて落胆する人、喜...

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小説/ふれあい緑道 第2話

手の温もり。思い出すたくさんの愛おしい思い出。 この道を何度も二人で歩いた。川沿いのこの道。 雪の日はこけてしまわないように注意深く。秋の日は枯...

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小説/ふれあい緑道 第1話

春の緑道を歩く二人。それはとても朗らかで美しい道のり。太陽は柔らかい熱を肌に与え、その刺激が気分を高揚させる。どうしてこの場所にたどり着いたの...

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小説/友だちリスト 第2話

水沢さんに話を戻そう。 彼女の異変に気付いたのはそんなに前ではない。ごく最近。異変といっても何か大きな変化があったという訳ではない。多分女性同...

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小説/友だちリスト 第1話

多分、私だけが気づいている。隣の席の水沢さんは危うい。なんというか、何かをしている。何か確実に悪いこと。それが何かはわからない。ただ、私だけが...

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