ゲームに飽きて分かったこと

前回から半年ぶりの更新。今後もこうやってたまーに更新する形になりそうです・・・。

少しだけ近況報告を。

ここしばらく、あまりコンシューマゲームを遊んでいなかったのですが、3月にSwitch「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」にハマってから、またゲームを良く遊ぶようになりました。ブログ更新したタイミングは、ちょうど熱が冷めていた時でしたね。

それまでもポケモンの最新作を遊んだり、PS4で「タイタンフォール2」、VITAの「グラビティデイズ」を遊んだりしていたのですが、続かなかったんですね。飽きてしまう。

ソフトがないないと言われていたWiiUでも数十本は購入していたのですが、まともにクリアしたゲームは数本。先日、遊びきれてないソフトも含めてWiiU、VITAのソフトをほぼ売却してしまいました。

数年前「売るくらいならゲームを買うな」と豪語していた僕からすると、信じられない行為です。人間って変わるもんだなって本当に思いました。それくらい、クリアしていないゲームが溜まっていたし、もう起動する意欲も沸かなくなっていたんですよね。

そこで僕自身が感じた、ゲームに飽きる要因を備忘録的に書いていきたいと思います。


①得られる体験、感覚が似ていた

ゲームには色々な体験できる物があります。

アイテムや図鑑を集めて埋める収集要素、友達と楽しめるマルチプレイ、ゲームをクリアした時の達成感、承認欲求を満たす称号やトロフィー集め、ストーリー、異世界を探検する冒険感、キャラクターを動かす楽しさ、アイテムを見つける探索要素、承認欲求と達成感を同時に味わえる対戦要素など・・・。色々なゲームを楽しんできたなと思います。

ただ、最近は「ゲームが違っても、得られる満足度に大きな変化はないな」と感じる事が増えました。


特に思ったのが「レゴシティ」。これは評判も非常に良かったですし、僕自身があまりオープンワールドのゲームを遊んでなかったので、ちょうど良いと思って遊んでみました。

で、実際凄いんですよ。めっちゃ広い世界を歩き回れるので、アイテムを探すのが面白い。車を人から奪う事ができ、好きな車を操作し放題なのも面白い。今まで遊んだゲームの多くは、ある程度ゲームを進めないと移動速度アップの乗り物ってゲットできなかったので、ここは少し新鮮でした。

木などのオブジェクトも触ると反応があるし、ゲームを進めると更に探索できる範囲が広がる昔ながらのオールドスタイルも完備。非常に良くできたゲームだと感じました。

でも・・・飽きてしまった。目立った不満点ってロードの長さくらいで、他は特になかったんですけどね。なんというか、遊び自体は普遍的な物の集合なんですよ。それをまとめ上げて、ゲームにしているという感じ。先ほどの例をあげると収集要素、探索要素、冒険感・・・といった所でしょうか。

このゲームだから、この世界だけしか楽しむ事ができない遊びと感じられる物があまりなかった。約束された面白い要素を繋ぎ合わせているという感じで得られる体験も似ており、新鮮味がないんですよね。

このゲームを遊んでスペックの高いゲーム機で遊んでも、必ず楽しめる訳でもないなと改めて思わされました。

他だと続編物にもありがちですが、進め方のパターンが変わらないゲーム。


ポケモンの場合はポケモンを集めて、育てて、バッチを集めてフラグを立てて、チャンピオンを倒す・・・という流れなのですが、今回も似たような感じ。今までと比べて3Dフィールドを歩き回れるようにしやすくしてたり、ところどころユーモアを聞かせていたり、冒険の進め方も変化していたりと努力が見られる所は割とあったと思います。

けど、これも本質的な部分は同じで飽きてしまいましたね。ポケモンを集めて育てていく過程は同じです。チャンピオンは倒してないので、実は僕がまだ体験していない魅力があったかも知れないけれど。そこに辿りつく前にやめちゃったなあ。他も似たような理由でWiiU「ゼノブレイドクロス」、VITA「イース セルセタの樹海」も飽きてしまう。

ゲームは違えど、似たような体験に感じてしまって続きませんでした。


②面白い部分を理解する前に飽きた

ならば別の体験をしよう、と思いFPSに手を出してみました。WiiU「コールオブデューティ」、PS4「タイタンフォール2」。FPSはほとんど遊んだ事のないジャンルだったので。


どっちも5時間も持たずに飽きちゃいました。銃を持って淡々と進んでいくだけで、イマイチハマれなかった。なので特別不満点もないんです。ないというよりは、感じる前に意欲がなくなってしまった感じ。面白いゲームだけど、飽きてしまうという矛盾。

継続してプレイヤーにモチベーションを保たせ続けるセンスって大事だなと痛感しました。その点だとタイタンフォール2のチュートリアルは丁寧でキャラクターを動かすのは楽しかった。


けど肝心のマルチプレイもハマれなかった。面白いんだけど、対戦相手との駆け引きのやり方が分からなかったからかなと思います。例えばポーカーなら手札の中から作れそうな役を予測し、手札の入れ替えをするという駆け引きをやるのが面白いんだけど、そういう事が分からなかったんだと思う。

ここは自分の楽しむ努力が足りなかったせいもあると思います。まだタイタンフォール2は所持しているので、どこかで楽しみ方を見つけ出せれば考えが変わるかも知れない。

③僕が好きなゲームの核

飽きた飽きたと言いつつ、ゼルダが大好きなのでSwitch「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」は即購入。本体も会社の昼休みに抜け出して予約して、何とか買えました。WiiU「風のタクト」は10分も起動しなかったのに買っちゃったので、我ながら金遣いが荒いなと思っている。

結果的にはドハマリ・・・!これだけゲームに飽きた飽きたと言いつつ、今作は本当にハマっちゃいました。久しく心の底からゲームが楽しいという感情がなかったので、我ながらビックリするくらい遊びました。

毎日深夜2時くらいまで遊んでたからね。それまでゲーム機の電源すら付けない日々も多かったというのに。だとしてもやりすぎ。本当にアホです。

しかし、なぜハマれたのだろう?ゼルダだからか?いや、風のタクトは10分で飽きたし、トワプリも度々飽きてクリアに1年くらいかかったしな・・・違う気がする。

色々考えた結果、僕が好きなゲームの核は”想像で楽しませて貰える要素があるか”どうなのかなって。思えば楽しめたゲームって、大体この要素がある気がする。トワプリは時のオカリナの要素をなぞり過ぎていて、そこで萎えてた部分があったし。

ブレスオブザワイルドは特にこの要素が多かった。フィールドは山が多く、簡単に全体を見渡す事ができない。なので山を登る必要があるのだけど、登る過程の時点で楽しくて。「登った先には何があるのか」って、常に想像させてくれるのが良かったな。


あと料理。使った素材がほぼ反映されるのが良かった。肉の種類が違うだけでも、ちゃんとグラフィックが変わってくれるのが嬉しかった。何気に失敗した料理の種類も数パターンあるから驚きましたw 料理によってリンクの食べ方も変わりますし。具材を選択する時の想像、出来上がる料理の想像、リンクが食べる時の仕草の想像と、これだけで3つも想像を楽しめる要素が含まれている。

一つ一つは大した要素ではないはずなのに、細かい部分も表現しているおかげで、凄く楽しい要素になってました。料理以外にも想像を楽しませる要素が豊富にありましたね。ゼルダシリーズはそれなりに遊んできたつもりですが、想像で楽しませて貰える要素が一番多いのは本作だと思います。めちゃくちゃ楽しかったです。

④まとめ

自分が何か楽しいと感じられている”核の部分”って、ここまで来ないと気付かないもんだね。どんなゲームが楽しいのか?今の自分が面白いと感じるゲームは何か?のヒントは見つけられた気がします。

クリアした後の快感が想像できないゲームなんかがいいかもね。慣れてないホラーゲームとか、ガチの勝負系ゲームとか。後者は最近楽しさを実感できたので、どこかで記事にしたいと思います。

”飽きる”という言葉は悪く思われがちだけど、経験としては知っておくのも大切だと思いました。何事も経験あるのみ。

ではでは。

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