進捗日記ログと反省2023/10/15-2024/2/16

原稿進捗日記のログです。
こちらは2024年2月のイベントまでの日記です。長いね。途中日記を書くこと放棄していますが……
あと反省の長文です。


原稿や創作の進捗9/15

 夏までの本は結局テリサイ一冊残すのみで全部なくなってしまいました。心機一転、冬に向けて動こうぜってところなので進捗をこまめに残していくことにします。
 いやぁ……オクトラ朗読劇がさ、本当に良かったのよ。原作の皆をそのまま見ているようで。可能性をいっぱい感じたし、逆に言えばCP思考というか恋愛思考というか、そういう己の凝り固まった偏見とか頑固な嗜好が、浄化された感はある。

以下、軽いcp話に関する葛藤、ややネガティブ発言含む。

 私は今の形(🍎📖)で創作する前、オルステラを知ったばかりの3年前頃は🍎⛪️の可能性を感じていた。最初に書いた話には少しだけ接近する内容があったし、その後実はまとまったお話を2話くらい書いたのだけど、どうにもカプとして結ばれる道に違和感を感じて、そのまま手が止まってしまっていた。初期に書いた先生の話(📖📖)は良いのよ。あれは過去だから。過去にはそんなことがあったと妄想しても良いとは思っているし、今でも後悔してはいないけれど、どうも🍎に関しては、互いに、尊重し合うのはありだけど、そういう風に相手を見ることができるのか?そもそもこの二人、きょうだいへの想いが強すぎて、異性に恋慕を抱くことがあるのかな?とか考えると、先の展開が思いつかなくて。
 結局書いた話はといえば(先述の2話)皆が旅を終えて一旦別れる時に🍎が⛪️を送る話と、その後ちょっとサスペンスとバトル要素の入った🍎が⛪️を助けたりする話で止まってしまい、これ仲間としてでも普通の行動だよねって感じで。(この話は別のベクトルで重みがあるので表には出していない。🍎がノースリーチの廃教会を探索して逃げた盗賊たちを探す話と、狩の手伝いと救助でフレイムグレースに逗留する話がミックスしています)
 ああ、才能ねえなって思いつつ、やっぱり🍎が誰かに恋慕を重ねていくのって無理があるかもって。だいたい⛪️には親友がいて、その子以上の感情を誰かに向けることはないのでは??(私の創作のきっかけの一つがここだった)と考えると手が止まってしまい、1年以上続きを書かないまま経ってしまっていた。それがきっかけということもあり、このCPに関しては他人のたぶん素敵そうな話も全く受け入れられなくなってしまった。ゲームにハマった初期に買った御本、自分の創作にけりがつくまでとっておいたのだけど結局読めなくなってしまいました、ごめんなさい。

 その作品群を放置して悩む前に、私は🍎📖にハマっていて、それはもともと素敵な方々の作品群を読んだ時に衝撃を受けたというか、そうか🍎さんは彼になら情緒を崩されるかもしれない、そんな姿を見ても違和感を覚えない、ってスッと納得できて。(これは、そのカプだけを正当化したい思考ではなく、私にはたまたまそれが合っていたっていう話です)
 BLに触れることはこれまでゼロではなかったが実はちゃんと向き合うようになったのはこれが初めてだったので、初めてのことだらけで私は驚きつつも、自然な形で少しずつ、この二人を受け入れるようになっていた。(上記の創作への葛藤に悩みつつも、こちらはゆっくり馴染んでいった感じ)
 そして、読むだけで良いと思っていた私が気づけば書いてた理由は、なんかこの二人ならくっついてもくっつかなくても酒場で会話を楽しむことができそうだし、互いを認め合って心がちょっと触れ合ったり、乱されたり、なんというか、ささやかな幸福を描くことができそうだなって思ったからだ。告白しなくていいし、カラダだけでもいいし、最後は結ばれるだけがゴールではない、という感じで。
(もちろん結ばれている他の方の作品は見たいですが)
 自分の中だけの縛りとはいえ、展開に自由度が持てるというのは実はかなり大きいと思った。

 たとえば今活動している他のジャンルでは、それを自分が望んでいるが故での結論にはなるが、かなりガチガチの縛りがある。
 ホプライではゲーム内時間軸で身体的交渉は絶対あってはダメ、特にホープが14歳の時には出さない。13、13-2後のハピエン時間軸は作らない、そういう妄想は全て、なんでもありの転生後に持っていく。(ホプライは転生後画公式でかつ自由度が高い)
 クリアリは、アリーナが国を捨てる形での駆け落ちエンドは考えない。アリーナが別の男と結婚してもクリフトと結ばれるような不貞を犯す展開にはしない。二人の間に他の人間を介在させない。クリフトを軟弱にしないし、恋心をあからさまにさせない(リメイク版の否定)という感じで。

 他の人が書いているものを否定しないし楽しむが、自分の中でこれはやらないって決めた展開を避け、許容された範囲内で自由な妄想をしている。なんだかすごく窮屈に感じるけれど、実際はそうじゃなくて、自分で作った縛りは自分にとって道標のようなものでもあるため、迷いがなくなる。

 実は自分はそういう制限なしには創作ができないと思っていた。だから🐙でも、結ばれた相手は結婚をしなければとか一緒に住まなければとか、考えてしまいがちで。世界が異なるのだからそんなはずはないのに、縛られて迷いが消えるのではなく、逆にこの世界では身動きが取れなくなっていた。

 そんな中で🍎📖にはまり、そういう制限を感じないことで妄想が広がり、自分の感情がいい感じで前向きになっていたところで、今回の朗読劇である。

 朗読劇には当然ながら、カプの気配はない。微塵も感じられなかった。🍎📖についてもである。
(アフタートーク内のパティチャにはあると思ったけれど、劇中には私は全く感じられなかった)
 仲間同志の信頼、思いやり、尊敬や親しみがそこにはふんだんにあった。こんなのが見たかったんだっていう贅沢すぎる時間だった。その中でもひときわ強く描かれていたのが、🍎と⛪️に発生した信頼の萌芽である。

 で、この感情が美しすぎて、私が数年悩んでいた二人の関係性に決着がついたように感じたのだ。信じること、信じてもらうこと。そこで成立される強い信頼関係っていうか、そういう形が一番なんじゃないかって。きょうだい、というか。それぞれには揺るぎない存在は既にいるから、それ以外の、家族に似た何かというか。
 ⛪️は人を信じることで強くなる。🍎は人に信じてもらえることで強くなる。🍎に関してはコーデちゃんの存在も大きいが、仲間の中でこんなふうに信じてもらえたことで、ゆっくり自分も他人を信じる方向に変化していったのだと想像することができる。そして⛪️はこういった感じの、ひたむきに人を信じることの積み重ねで、親友との件が発生した時にも己も強さを貫くことができた。……すげーよ。⛪️は強くてかっこよすぎる。今回彼女のほわほわかわいい感じは(見た目では感じたものの)殆ど感じられないくらいに、揺るぎない強さを感じた。
 
 こういう原作に近い世界観を突きつけられると、圧倒されると同時に、ああ、自分が思ったことを受け入れれば良いのだなと思うようになる。原作の続編とかスピンアウトでいきなり公式カプが誕生して萎えるなんてことが人気作品ではよくあるけれど(それで離れた作品は数知れず……)今回はそうじゃなかったから、すごくほっとした。と同時に、どんな妄想もあるがまま出力しようぜっていう柔軟な考えを持つことができたように思う。
 そう、私にとって強化された🍎📖の形である。

 数年どうしたものかと考えていた関係性に私にとっての答えが見つかったことで、🍎さんは他の誰か、おそらく予想もしなかった方向の誰か、に心を乱されるんじゃないかって。私の🍎はそういうタイプなのかなって。そして乱された相手は、自分が「そうなってもまあいいか」と思うような相手ではないから、すごく悩むんだよ。悩んだ末に信用している人間にボヤいて欲しい、とかね。妄想はどんどん膨らむし、その軌道はぶれなさそう。
 これで、冬に向けて書こうとしていた話の方向性がだいたい固まったように思う。しっかり他の六人も巻き込みつつ、私なりの🍎📖の形を作ろうね。

 あ、進捗書かずに長文になっちゃった。
 現在テリサイプロット中、ホプライ奥様は5話目を書いている。創作時間は、まじで取れません!夜も邪魔される。そして朝活できない! 今が一番大変かもしれん。
 オクトラ関係は今月中に書き始められれば良いな〜。

原稿進捗10/5

 少しずつWEBオンリーなどのお話も目にするようになったり、冬コミや冬イベのお話も聞くようになりましたね。わたしもそろそろリアルイベント申し込んだり、WEBイベントへの参加を検討しなきゃ、とか考えているんですが……。

 積極的に活動宣言したり、宣伝したり、行動する気が全く起こらない!

 という状態になってしまい困っています。
 そして、執筆状況が芳しくありません。
 9月後半から2歳児をキッカケにうちにアデノプール熱の嵐が吹き荒れまして、家庭内感染で常に誰かが調子悪いみたいな状態で。(実はまだ続いている)
 私は看病しつつ自分も罹っちゃって、でも休めないんで在宅しながら鎮痛剤で乗り切ったりしたけど、やはり体力がガタ落ちで思考能力落ちたり、精神的に凹んだりして。ようやく今日「治ったかも」と思ったくらいですね。ようやくだよ……。

 体調が悪く創作どころではなかったので、しばらく自分の書いたものを読み直していました。ちょっと久々に読みたいな〜て思ったので、あのクソ長いクリアリ長編と、去年出した新婚旅行長編。この二つ(4冊)だけで100万文字あります。長いっすね。そして、その長さと起伏の多さと多彩さと構成の良さ、何よりも拘りの強さに自分自身をちょっと見直したというか、私ってけっこうまともに読めるものを書いていたんだな〜って感動しました。あまり大きく書かない方がよろしいタイプの、自己肯定感の爆上がり的なものとか、強化的な? まあこれだけ量を書けるだけでも相当な執念深さなわけだし、量を書けばそれなりに経験を積めるわけだし。

 そしてわたしのこの話最つよな気持ちを抱くと同時に、まあ不安になるわけです。今のわたしにここまでの熱意のある長文は書けるのか、みたいな。

 いや、あなたは去年1ー5月でクリアリ長編20万文字書き上げたし、それから期間伸びたけど秋から今年にかけてホプライ20万文字書いているから……
その間にトラストの短編集とか奥様短編集とかテリサイやテメノスも本にできるくらいは書いているから……むしろ前よりも長短混ぜて色々作っているのに、なぜ、気持ちが前向きになれないのだろう。

 そんな状態で悩んでいるうちに身体の方は回復してきたので、リハビリのつもりで今はホプライ夫婦設定の短編をちまちま書いています。このシリーズはどんな状態の時にも開き、手を動かしてなんとかしてみようって決めているので、少しずつかわいい分量の話が作られている状態です。あと5話あれば本にできるから、冬までには形になりそうだな、という状況。

 しかし、奥様もちろん大好きなんだけど、気持ち的にはもう少し歯応えのある中編が書きたい。そんな感じで錬成されたプロットがここに二つあります。夫婦短編がおやつなら、中編はこってり濃厚なワンディッシュディナーかランチといった感じだろうか。とにかく濃い。そして暗い。

 一つはテリサイです。冬に出すべく、気持ちを高めているところです。わたしなりの強く芯の通った二人を書きたい。 
 もう一つはロレムンです。このドラマはわたしが書かなければ日の目を見ないでしょう。昼ドラかよってくらいの苦しい展開が続くタイプのお話です。だから読む人のことを考えていない。でも確実に面白そうではある。WEBイベントも検討したけれど、諸手続きとか、表に出て告知することが今はつらくて、とりあえず書いたあとに小部数本にしてから考えようかなって思っています。
 
 上記2作品とともに、FF16(これは短編)も書きたいと思ってあれこれ練っているところなのだけど、書いた後にどうするかとか考えるのがつらくて逃げ出したくなってしまう。
 まあいい大人なのでいずれは本にするとか通販にのせるとか告知するとか、そもそもイベント申し込むとか、色々やると思うけど、今は病み上がり&執筆調整時期なので、内面世界に篭ろうと思います。

原稿進捗10/10

 周年祭、何か作ってアップした方が良いのかなって考えて、顔ばっかり4つくらい編んだのだけど、どう考えてもこの時間だと書く方を完全に止めないと間に合わないし、だいたいアップしたところで何になるんだろうって思ったら虚しくなって、今回は何もしないと割り切って見送ることにした。何もできないのは心苦しいしちょっと寂しいのだが、やらないを決めた直後から、ここ最近停滞していた書く方の創作のペースがいつも通りな感じに取り戻せるようになってきた。
 やはりわたしにとってSNSで繰り広げられるお祭りのようなものは今は合わないようだ。
 編みぐるみは多くの人に見せるためを意識して編もうと思うとしんどいので、次はお友達にあげるやつを編もうと思う。

◯奥様は閃光/短編集
 週末に良いペースで進んで、なぜか3話仕上げられた。今回12ヶ月分のお話を入れる、という構成なのだが、R18おまけとか続きが錬成されてしまっているので、実際は12話じゃなくてどう考えても15話は超える。
 現在6話+2話 済
 あとの6話もネタはだいたいできている。問題は長くならないようにすることだけど、どうなるかな?
 このシリーズはゆっくり少しずつ思いついた時に書くおやつみたいな存在なので、他を進めつつ確実に積み上げていこうと思う。
 1週間で1話ベースだね。文字数も1つ5000以内にしたい。本当は2-3000にしたいのだが……。

◯テリサイ「さいごの話」/中編
 携帯メモに入れていたプロットをちゃんとプリントしてプロットノートに組み込んだ。これで手書きとデジタルのメモがまとめて確認できる。その勢いで書き始めた。いい感じの冒頭になったと思う。
 現在8章中、2章に突入した。テリサイっぽい描写が出てくるのは3章からなので、このいい感じのテンポを崩さずにがんばっていこう。

◯ロレムン非恋/中編
 ブレイクスナイダー・ビート・シートに当てはまりびっくりしたところで、他に書くものがあるからと寝かしておいたプロットだけど、書きたいなどうしようかなと考えているうちに突然タイトルが閃き、タイトル回収の伏線が色々浮かんで来て慌てている。こういう「湧いてくる」作品はとりあえず書いてしまわないと……こういうチャンスを逃すと、せっかく良いものを閃いたのに勿体ない。問題は執筆時間の捻出。テリサイを書いたらすぐ走ろうと思う。2月に出そうかな。

◯FF16 「クライヴ観察日記」
 夏のペーパー用に軽いネタのつもりで考えたタイトルだったけれど、これをテーマにして連作にして出したいという感じで、ネタがガンガン浮かんでいるところ。問題はどう「本」としてまとまった感じにするか。統一性を出したい。
 ゲームの進行度はほぼ終盤っぽくて、現在アビリティリングは初期加護のフェニックス含めて7つ。そう7つなんですよ……ちょっとわたしの中のクラジルを色々レベルアップさせないとと焦りつつも、わたしの書きたい二人をちゃんと考えてあげたい。短編2は既にあるので、6話くらいで薄めの本にしたい。これは初ジャンル参加になるので、B6かA5サイズにしよう。
 とりあえずクリアしたら(ネタにおかしな乖離がないか確かめて)ガンガン進めたい。

 企画とか何かに参加したい、という気持ちはまだちゃんと起きていないのだけど、書きたいという気持ちがいっぱいなので、今はそれを大切にしたいです。

原稿進捗10/16

現在の創作時間は、①休日は朝5時、平日は5時半ごろ起床して支度して、それから7時くらいまでの30分〜1時間。執筆したりアイディア書き留めたりプロット作ったり。②それから朝の通勤時間。30分くらい。書いたものを読み直し直したり足したり、のリテイク中心だけど続きを書くこともある。③昼休み。食後にコーヒーショップに入ってそこで30分くらい。
④帰宅の通勤時間。ただしここではあまり書かず、できるだけインプットの時間に充てるようにしている。ドラマとか映画とか。④寝かしつけが終わってから日付変わるくらいまで。運が良いと2時間。エックスとか見ちゃうと減るので最近は見ないように意識している。寝落ちするとこの貴重なタイムが丸ごと消失する。平均1時間くらい。ゲームをする場合はこの時間に。

 1日2時間ちょい確保できれば良い方で、休日だとラッキータイム(家族が起きてくるのが8時くらいの日とかあるし、子供が昼寝の間書ける場合もあるが、最近は昼間の隙間時間は仕事しているが……)が加算されて1日3〜4時間確保できる場合も。
 私の執筆速度はだいたい調子よくて集中できた時は1時間に2千文字程度。だから執筆期間中は1日のノルマは現在は3千文字とうっすら決めている。だから5日間では15,000文字という感じ。中編の章を短ければ2つ、通常は1つ分、短編なら3作品という計算だけど、いつもうまくいくとは限らない。プロットやったりそもそも書けない日もあるから、これを週間目標で考えている。

 今回は良い感じで執筆が進んだ。どのくらい良い感じなのかというと、10/11-15の5日間で(書いたものの書き直しやネタ出しで終わった日もあったけれど)短編2つ+中編の一章分の半分まで終わった。短編は1つがえっちな展開だったので、合わせて13,000くらい(えっちなやつって長くなる)。中編はバトルシーンで4,000くらい。寝落ちして夜に創作ができない日が続いた割には(昨夜も寝落ちした)良い調子だ。この感じ続けたい。

◯奥様は閃光
2つ短編書き終わった。合わせて13,000なのでもはや短編と言えるのかあやしいが、テーマは一つなのでまあギリギリ良いかなって。前編が昼時間で5,000位、後編が夜時間で8,000、後編がR18になっている。
 いつものパターンといえばそうなんだけど、読む人が飽きたとしても私が飽きていないので、しばらく続くと思う。それから展開的にはそこまで奇抜なものはないのだが、今回はなかなか良い出来になった。筆が乗らなければ一気に書き上げられないものね。後編は土曜日にほぼ書いた。1日8,000は滅多にかけないから、上々な結果だと思う。
 これで7/12ヶ月。あと5話。1年設定にしたからいっぱい書いた割には1話しか進んでいないwww どんな長さになるんだろうか?「たっぷり12ヶ月分」とか宣伝コピーに入れるんだろうな……

◯テリサイ「さいごの話」
 3章に入った。3章は三幕構成で言うところの一幕の終わりから二幕にあたるところで、一番重要なところでもあるので、できるだけテンポ良くいい雰囲気で進めたい。いや第一ターニングポイントあるからめちゃくちゃ揉めるんですけどね。
 今のところバトルシーンや他の旅人達との絡みはめちゃくちゃ書きやすい。朗読劇の影響が出ていると思う。
 ここからテリサイ中心になるんでめちゃくちゃテンション上がっている。

 あとはFF 16のプロットぼんやり作ったり、ゲームの方を進めたり。このお話、二次創作しやすいようでかなり難しいようにも感じる。余白があるところは妄想を入れやすい一方で、表情やセリフの感情が豊かなので、へたなことは書けないって言うか。まあ二次創作は私が考えたさいきょうぼおはなしなので好きにやればいいのだけれど……。
 ちなみに今の展開に行く前にサブクエで最推NPCが唐突に(だが嫌な予感はしてた)舞台から去ったので、しょんもりする一方でちょっと彼女らの話を書きたくなって、困っている。見てえな。誰か書いているかなあ……。

 事務手続をする気力がなかったのでまだ何もしていないけれど、2月のTMとオンリーイベの申し込みを近いうちにやる。あと今年中に別委託書店の申込も済ませておいたり、BOOTHで扱う13daysの再版(次のイベントに持参するのは物理的にもう難しいのでなるべく年内に再再販してしまいたい)をしたい。クリアリも年内に少し作った方がいいのかなあ……WEB再録は在庫持っておきたい気持ちもあってすげえ迷う。まあとりあえずは目先の原稿とイベント申し込みですね。

原稿進捗10/24

 週末は子供の学校行事だったり、仕事が終わらなくてひたすらPCと向き合っていたりで、進捗はあまり良くない。ただひとつ良いことが進展した。あとは私が頑張らないと。イベント申し込みも今月中にやりたいね……。

◯テリサイ「さいごの話」
 これは少しは書き進められた。一週間で+15,000いかないくらい。ギリギリ予定範囲内かな。
ようやく長い3章の終わりが見えた。ここたぶん全体の中で二番目くらいに重要なところなので、丁寧に書いた。良い感じに書けていると思う。ここを抜けたらいよいよ終盤の大きな山に向けての展開のミルフィーユが続くね。大変だけど楽しくなるよ……。
 私はかなりプロットを作り込む方だと思うけれど、それでもこういう登場人物が多い話と重めのテーマは、書いてみたところ予想外の何かが飛び出す可能性が高く、自分でもどう転ぶかよくわかっていなかったりする。まあテリサイの場合は先生が話を色々広げてとっちらかしても、テリさんがオフィやアーフェンあたりと協力相談して軌道修正するとは思う。

◯奥様は閃光時々雷光
 必要に感じたので今回の本の企画書を簡単に作った。発行日、入稿予定や体裁とか明記すると、実際作る気ではいたものの、もっと現実的になるというか、地に足が付く気持ちになる。締切まで3ヶ月くらいかな〜とかね。そして一つを決めると自ずと他の本のスケジュールも固まってくるわけだ。テリサイは11月には完成させて寝かせたいとか、その後あのジャンルのあの本の原稿かなあとか。
 今週新しい話はかけていないけど、書いたものの修正と、今後の書きたい話のプロット固めと、突発的に書きたくなったものをどうねじ込もうかの計画など立てた。
 奥様は一番ゴールの位置を近く(かつ低く)設定して達成感を味わうことを一つの目的にしているとことあるごとに言っている気がするけど、今回もその気持ちを忘れずに楽しみたいね。こういう創作スタイルのシリーズが長編の横に置いてあると、精神的にとても助かるので、是非書いている人にはオススメしたい。

今月やること
オフイベの申し込み(サクカは作った)
連動するエアの申込とプチの連動申込(🍎📖)
奥様サンプル(1-2話作成。ただし公開用ではない)
ダムナティオと13daysとテメノス本の再販検討

検討事項
12月の🐙旅のオンイベントへの参加
→2月の本の一部展示、テメノスの話の展示
 もう少し考えて、参加するかどうか決める。

11月のDQ男女カプオンリーイベントへの参加
→しかしこれは春ぐらいから参加表明されている方がいっぱいいらっしゃるみたいで、毎月お題企画とかで盛り上がっているらしいので、今から突貫で何か作ってお出しするというのは、すでに盛り上げてくださっている方々に失礼なのではと思っている。お題企画の投稿とか参加できそうにないし。出るとしたらDQ2ロレムンの暗い話の冒頭からえっちな感じになる前くらいまでを書いて出そうかと思っていた。10/31締切のようなのでもう少し考える。

次の一週間は忙しいので創作にとれる時間が少ない。追い込みたいのにー。

原稿進捗11/3

仕事、忙しいっすね(現在進行中)
週末も連休も自由時間の半分は仕事しているので、あまり進みませんね。しかし今週は大きな大きな進展があった。

⚪︎2月のTM24参加申込
⚪︎上記に連動するエアブーのエアプチ(テリサイ)へ参加申込
⚪︎11/18にピクリエで開催されるDQ男女カプオンリー「こことき」に参加申込

TMに申込むということはサクカを出すということであり、つまりここで何を出すかをはっきり宣言したというわけです。2月はFF13とFF16とオクトラテリサイだよ!とね……書いたからにはちゃんと出す。
 一応2つは半分くらい終わってて、16も収録原稿は2話あるから、ここから少しずつプロット進めていく感じかな。16が原稿としては一番最後になると思う。10月はゲームできる時間がすごく少なかったのであまり進展がないのよ……ゲーム進行中でストーリーは今とても佳境。書きたいネタがポツポツあるけど、エンディングと攻略本見ないと怖くて書けない。

◯テリサイ「さいごの話」
 全8章のうち3章がとうとう終わり、4章に突入した。三幕構成で3章までを少し長めの第一幕としてて、これで3万文字くらい。第二幕を進めたいが、ここときの原稿があるからここはじっくりゆっくり進める。今は人物の心理描写を丁寧に書いているところ。ようやく🍎📖らしくなってきた。いいぞ。

◯ホプライ「奥様は閃光 時々雷光」
 これの原稿は順調に進んでいるのでしばらく距離を置く予定だったのだが、唐突に思いついたので1話書いた。4,000くらいになって、いい感じで終わった。あと書き終わってるいくつかの話を推敲して書き直した。奥様は誤字以外あまり直さないので、今回はかなり丁寧に書いているな〜と思う。統一されたテーマがあるのはやっぱり違うね。特にエロいシーンはかなり書き足した。
 これで11/15 わ。残りは少なく見積もって4話ですね。終わり見えてきちゃったな。
 あとは、今回表紙は自分で書かずにお願いするので、その方向性を固めたりとか、依頼などを進める。楽しみ。嬉しくなっちゃうね。

◯ロレムン ここときの原稿
 イベント申込概要欄に簡単な紹介を入れた後に、これまで書き溜めた手書きメモ見ながら文章でがっつり最後までのプロット作る。冒頭のイメージと文体の感じがだいたい決まったので、今夜から書き始める予定。
 ここときに関しては、ぎりぎりで決めてしまったこともあり企画やペーパー参加をするのは難しそう。私はお話を書くことくらいしかできないので、せめてその部分はしっかりやろうと思う。
 今回この話を書くために、過去の自分のロレムン作品を読み返したのだけど、思ったよりも面白くてびっくりした。私は私にとって面白いものを常に書き続けているなぁ……だから今回も私にとってはすごく面白い話になると思う。だって他のスケジュールがびっしり詰まっているにも関わらず捩じ込んだ話だからね。

原稿進捗11/11

 仕事の忙しさが佳境です。いや、2件ほど落ち着いたのだけど、今度放置していた(その2件を優先していたために後回しになっていた)でかい仕事に取り掛かるのと、先月で一旦なんとかなった別のプロジェクトがやはり自分の手を離れてくれない、むしろこれからが大変なのかもしれないってところで、このメモも原稿進捗を書くはずなのに気がつけば仕事の進行度を書きそうになっていた、って具合です。気を強く持とう。

 DQ男女カプオンリーのWEBイベントこことき(この胸にときめきを)まであと一週間。進捗は良くないですね。サクカの絵は潔く諦めました。だからなんかちょっと怖いことになっているんだけど、作品の雰囲気を考えるとそれもまあいいかなって感じです。
 一方で、奥様の方はいい感じで進んでる。これはやはり今回一人じゃない作戦であることが大きいのかもしれない。いや中身は私が全部作るんだけど。お忙しい中協力してくださっている某神作家様に感謝。

○奥様は閃光 時々、雷光
 ここにきてまさかの文字数カット作戦開始。削りたいというわけじゃないんだけど、増やしすぎたくないというか、ある程度の厚さにしたいので、文章全体を見直しつつ、新作を書いている状況です。最初の方の話とか、無駄な表現、冗長な展開をバッサリやったらいい感じになった。推敲って大切だね。
 今週は2話(7月)増え、もう一つを今書いているので残りは2.5話になりました。そしてサブタイトルが決まり、ラストの話がほぼ固まった感じです。あまり長い話ばかりずっと続くのもアレなので、軽めな初期のテイストのものも入れようと考えています。実質がっつり書くのはあと1話。もしかしたらこの本だけ12月とかでも出せてしまう勢いです。いや、コミケ出るわけじゃないので出すのは結局二月だと思うけど……。

○ロレムン非恋 こことき原稿
 先週末書き始めて、かなりハイペースで進んではいるが、まだ全体の1/5位。半分まで書いて公開しようと考えていたけれど、多分無理かな。冒頭から大きな展開がくる前くらいまでになってしまいそう。サクカにはエロって書いてあるけどエロいシーンにたどり着かないかもしれない。
 冒頭の雰囲気、いい感じです。ここで躓くと作品ができないので、長編の最初はとても重要。だからなんとかいい感じになるって信じてる。今週末で少しがんばりたい。

 オクトラテリサイは現在休止中。(ここときが終わるまで)FF16クラジルはゲームが今最終局面なので、書きたいネタがどんどん溜まってきている状態。いや、書くものいっぱいあって嬉しいけれど困りますねえ。積んでいるスイッチのゲームがなかなか遊べない。
 そうだオクトラの旅手記の申し込み締め切りまであと一週間だった。どうしようかな……テメノス本ちょとだけ再販しようかなと思っているから(さすがにイベント当日完売で終わるのは通販いつもしてくれている人に申し訳ない)出て、二月のテリサイ本の宣伝もしておこうかな……。

原稿進捗11/19

 12月まで(もっといえば1月や2月も)仕事が忙しいこと確定しちゃったんで、TMまでの創作スケジュールがかなり厳しくなることが予想される。実は今日(日曜)も午後は仕事しないといけない……。
 出したい本の計画のうち、一つくらい漏れてしまうかもしれないな……。優先順位を見極めて、うまく活動していきたいね。

 12月の旅手記5は申し込んだ。ここではテリサイの2月新刊の展示と、夏にイベントで完売しちゃって通販ができなかったテメノス本の再販をする。同タイミングでホプライのWEB再録の再印刷もかけているのでBOOTHに在庫復活させようかなと思う。これはWEB再録なので常に在庫があってもいいという感じで作っておいた。

○ロレムン非恋話「慟哭」
 三章まで(本当は五章まで書いて公開したかったが間に合わず)公開した。導入部として、かなりいい感じで暗くなったと思う。こっからはますます暗くなるので続きを書きたいが……三章まで書いた感触として、思った以上にこの話長くしつこい感じになりそうなので、もう少し向き合う時間が欲しいと思った。今は二月に出すと告知しているけれど、間に合わないかもしれない。イベント終わったので、一度寝かして他のジャンルの創作を優先して、改めてじっくりと向かい合いたい。
 今回の話は「みてみて〜!」てしにくいので、こっそり告知してこっそり小部数だけ印刷する感じだと思う。イベントの反応から考えるとそこまで多くに受け入れられる感じじゃないと思うし。逆に言えば、せっかく書くのでエロ以外は公開してしまおうと思っている。(エロい部分は本のみというスタイルで)

○奥様は閃光
 ご協力頂いていた部分が完成し、大変感謝している。すごく最高! あとは私が頑張るターンだ!
 てなわけで書きかけだった1話を完成させ、残りは2話。ラストの話のプロットが完全に固まったし、それがいい感じなので今日から進めていくつもり。この本は超早期入稿を目指すので、今月中に本文完成〜レイアウトと修正まで持っていく。12月上旬入稿予定。そろそろ紙と印刷会社をFIXさせよ。

○テリサイ「さいごの話」
 旅手記5に申し込んだ。そこではこの話の冒頭を出す予定。長編の複数同時執筆はできないので半月ばかりお休みしていたが、執筆再開する。まずは上記の奥様の原稿とレイアウト作業を優先していくのだが、少しずつ文章を書いていく。今は4章/8章でいい感じに進んでいるので、楽しい。

○クラジル「観察日記」
 ゲーム本編があとちょっとってところでサブクエばっかりやっているのだけど、サブクエをやればやるほどこの世界が好きになりすぎてきている。今回操作は自分だけで共闘してくれる仲間への指示できないし、全員サブクエで色々話が進んでいくので、サブクエで世界が膨らむねえ。この辺も含めてLRFF13にかなり似ているなあと思ってしまう。サブクエもあと1つで今あるやつは終わってしまうのですごく寂しい。いやクリアしよう。ゲーム進めながら、以前作ったプロットを膨らませているところなので、これは奥様の入稿が終わったら本格始動するかなあって予定。

 先週は体調崩したので活動をするのがしんどかった。(それでもロレムンの追い込みをしていたので一週間で2万文字は書いたと思う)
 今後も体調崩す可能性が高いし、体調崩しても仕事に穴は開けられず在宅勤務でゆっくり休めずオフの時間は急速に充てる、なんて機会が増えそうなので、ここからは欲張らずに最初に予定していたものを確実に積み上げていきたい。というかさすがに疲労がやばいので、私そろそろ同人活動休み休みにしていった方が良くない???

原稿進捗11/27

 先週体調不良な中けっこう書いた反動で、執筆よりも他のことに目を向けていた一週間だった。
 FF16をクリアしたり、ファミレスを享受したり。あとやたら寝落ちたせいで夜に原稿が殆どできていない。体調は先週よりはマシになってきたが、やっぱり冬は苦手だ。

◯奥様は閃光 時々、雷光
 今週2話分書き終わり、12話+4話で合計18話全て書き終わった!! SSって名乗っているけれど短いものでも3千文字今回あるから、もう短編集ってことでいい気がする。(平均は5千文字)
 全体的に修正入れてwordで縦書きレイアウトしたあとインデザに落とし込んで表紙と奥付までやった。あとは各話に入れる小さなメッセージとあとがきだけ。ページ数確定した。印刷会社2社の間で迷っている。もう一度料金比較しつつもいい感じに仕上がりそうなところでやろう。表紙がほんと素敵なので、いい紙とPP加工をちゃんと入れるよ。ホログラムはちょっと違うかもだからやめておくかな。箔押しも今回はそうじゃない方が可愛いのでやらない。
 うー、部数どうしようかな……もうだいぶ経っているジャンルだからこの間の長編と同じくらいでいいかも(数年前よりちょっと減らす)と思いつつも、短編と長編だと反応が違うからわからないよね。それに今回表紙が良いから……いやそういうの関係ないのかなあ。わからんよ。
 このシリーズいつものレッドさんじゃないから基本再印刷とかしないので、迷うな。迷うくらいなら少なめにしておこうかなあ。

◯テリサイ「さいごの話」
 ようやくあったまってきた。再開して少しだけ書いた。ここからどすんと大きな展開に行くのでちょっと緊張して止まっちゃいそうなのだけど、奥様の方の原稿も終わったし、ここは勢いつけて乗り切りたい。今年中にある程度形にするを目標にする。印刷予約は12月中に1月中旬に入れるのを忘れずに。

◯クラジル「観察日記」
 FF16クリアした!最終の怒涛の展開(予想はある程度していたが)に私のクラジルゲージが振り切れそうっていうか、公式が最大手ってこれじゃね?って気持ちではあるけれど、私は私で書きたいものがあるので、少しずつ仮プロットと原作の整合性をとってちゃんとしたプロットにしていく作業を進めようと思う。これは年末年始に集中して書きたいね。テリサイと並行して進めよう。印刷とか部数とか全く決めていないのだけど、初参入ジャンルなのでB6かA5にはなると思う。A5にして値段下げるのが良さげだとは思っている。

原稿進捗12/6

 停滞期かもしれない。いや間違いなくスピード落ちている。メンタルも停滞中。いやこれは間違いなく冬だからだと思う。私は寒いと風邪とか以外に調子が悪くなりがちなので。
 さらに本を読んだり体調崩したり寝落ちしたり仕事が忙しかったりしていたので創作時間は減ってしまった。
 ただ読んだ本がとても面白くて、色々と考えさせられたね……やっぱり読書はすごく大切な時間だって改めて思ったりした。前々からずっと言っていてなかなか実行できないけれど、私はもう少しインプットに時間を取った方が良い。

◯奥様は閃光 時々雷光
 細かい文章を入れる作業も終わって、表紙の背幅確認して背表紙に私の方で入れる文字を入れた。これで表紙データはほぼ終了。仕様確定したので印刷会社に発注予約入れたので入稿日も確定した。
 残りは本文文字校正とあとがき入れるだけ。重い腰を上げてあとがきを書き始めた。あとがき書くと「終わっちゃう」感じがしてすごく寂しくなる。でもあとがきの修正がめちゃくちゃ多いんだから先に書いてレイアウトに流し込む必要があるのよ。
 今回で奥様一区切りついた感じあるので次からどうしようかな〜って不安になったりするんだけど、奥様2冊目出した直後もけっこうそんなメンタルだったわけで(しかも2冊目発行時はちょうど出産と被ってたので、二次創作が継続できんのかよというもっと大きなメンタルの乱れがあった)まあそのうちまた書きたくなるっしょ。
 終わっていないのだからここから気合い入れて作業するぞ。

◯テリサイ「さいごの話」
 4章は良い感じで穏やかに着地した。そして問題の5章に突入……ここは躍動感とか深刻さを出したいと思って書きたいスピードで書いてあとで文章を補完するつもりで進めているんだが、楽しいですね。シーンの関係上もっと掘り下げたりすることもできるのだけど、今回の主役はあくまでテリオンとサイラス(パート的にはテリオン強め)なので見ている部分は全てではないし、そこあっさり受け止めて良いの?!という部分もあるんだけど(連続ボスバトル後の手記にある某Xフォードさんのとか)二次創作は主観次第でシーンのどの部分を強調するか自由にできるはずなので、テリさんにとって大切なのはそういうとこじゃないと思って今回は書く。
 いよいよ話の重要箇所に差し掛かるので、一気に書き上げてしまいたい。

◯クラジル「観察日記」
 上記の原稿が一段落するまで書くのはお預けだけど、ここにきてじわじわクリア後のロスが響いていてなんともつらい。もっと笑ったり恥ずかしがりながらもイチャイチャする二人がみたい一方で、ただ互いを大切に想って動かない二人も見たいとか、途中のあの部分もう一度みたいとか、色々溢れて情緒が不安になってる。うう、私こんな尊い二人の同人誌なんて書いて良いんだろうか、とかそんな感じに。
 ちなみにクリアしたが夏に買った同人誌はまだ開封しておらず、支部も漁ったりしていない。おそらく自分のが書き終わるまで何も見ないようにすると思う。自分の創作が落ち着かないと他人の幻覚を見たいという気持ちもあまり起こらない。不思議。

 週末はWEBオンリーなので展示作品のセットアップしないとね……しかし今回無料だからなのか、ピクスクは何をするにも広告が入るし激重だし入ってもすぐ出ちゃったりでうまく操れない。スマホだから? それでもピクスペよりは重くないかな。ピクスペは結局数分しかいられなかったしエラーばかりで入れなかったので次回以降はちょっと迷うレベルだった。今のところWEBオンリー会場はエアブーが一番好き。展示も自分でページ準備じゃなく会場内でできるのが良い。

2/11のイベントに出した本にまつわる雑感・裏話と反省会 2/16

*この文章は、2/11に出した3冊の本に関する創作時間や文字数とかのまとめ(あとで自分で残しておく用でもある)と、お話作りに関する裏話的な文章です。
*本のネタバレになるようなことは書かないけれど、カプ話めいた描写は出てきます。

 2023年8月に引き続き、2024年2月もTMに出ました。今回はテリサイエアプチもあり、とても楽しませていただきました。テリサイスペースで出て、もちろんメインはテリサイの新刊ではあるのだけど、前々から計画していた別ジャンルの本も出したため、結局新刊3冊を出すことに……。
 前回も3冊出してそれなりに大変な思いをしたのに、学習してねーなーと我ながらに思いますが、まあイベントに年間でこれ以上出るのは厳しいからまとまっちゃうのは仕方がないよね。でも次は別ジャンルのものはまずイベントなしの小部数通販で突発本作るとか、そういう感じで発行時期がバラけるように分散していこうな、などと思いました。そうすれば搬入数少なくて済むしね。

① 奥様は閃光 時々、雷光 Before Coffee Break
 これは最初2023年の夏頃に出したいなと思いながら最初のお話を書いたのですが、前回夏に出した長編の完成が冬→夏にずれ込んで2023年の冬から春は長編を書いていたこともあり、奥様に関しても半年ずらした執筆スケジュールとなりました。この短編集は書いた日を記録しているので創作スケジュールがわかりやすいですね。2−3月くらいに長編の合間に息抜きで書いてコンセプトは固めていたものの、メインの執筆は前回のイベント後10月〜11月に行っています。
 12話は必ず書くと決めていて、それを一年間としてお茶かお酒などの嗜好品を必ず出すと決めて書き進めた時点で、導入と最初の一話をとどさんにお見せし、表紙を依頼しました。もともと前に会った時に「ぜひ描いて欲しい」と頼んでいたものではありましたが、お忙しい時に引き受けてくださったとどさんに本当に感謝します。
 とどさんがご自分のジャンルの活動で冬に入ると忙しいとわかっていたので早めにお願いしたのですが、その影響もあって、私の方の執筆スピードも計画よりも前倒しでがんがん進みました。
 10月に(別ジャンルの)二つの長編の導入部を書き始めたので執筆時間の確保に悩み、あと数話がなかなかいい感じに決まらないという状態が続いたこともありましたが、それでも私はやっぱりこのイチャラブ新婚さんな二人が大好きなので最後の方はノリノリで話が増えていき、結果的に17話書くことに。12話じゃないんかい。
 最初の方はこのコンセプトで12話分も走り切れるのか?と不安だったんですが、1月のちょっとえっちなお話を書いた時(実は1月の話は最初に書いたのがちょっとイマイチでボツにして書き直している)に、この感じいけるじゃん!と気持ちが楽になって、その後はサクサク書けるようになったと思います。結果、11月中に表紙も本文も手元にある状態に。ただそこから本にしていく作業に少し時間がかかりました。その時期は他の本の執筆をしているということも時間がかかった理由かな。普通本を作っているときは他の本を作らないんだよ……まあ、今回はだいたいそんな感じです。
 それでも早めに入稿できたので、イベント前に自宅に届けてもらう余裕がありましたね。今回初めて使う印刷会社さんだったんですが、さすが小説に強い会社さんだ、と感動しました。オンデマンドなのにスミベタのマット感がいい感じです。
 タイトルについては、とどさんに依頼する時に仮でつけていたものを、絵を頂く前のタイトルデザインの際に確定させ、その時に最初と最後の話も固まった感じです。
 本文は結局8万文字ちょっとで落ち着いています。2-3巻よりちょっと多めかな。

②「さいご」の話
 この話については、前回の初テリサイ本「恋だとか愛」の話を書き終わる前からプロットが存在しました。なので前作のあとがきでも言及しています。で、いざ書こうとなった時に、このテーマではいいところだけ切り抜いた短編にはできないな、とはっきり思ったため、長くなると正直覚悟していました。ただ、書きたいテーマをだらだらと順番通りに並べていったところで面白みがないし、最後の方が詰まるのは目に見えていたので、大まかなストーリーを決めたあと、「ブレイク・スナイダー・ビート・シート」に当てはめて構成をしっかり組み直しています。ちょっとここはネタバレになるので、後日公開したいなと思います。それにしてもこのシート面白いですね。ちょうどシートが全部埋まるくらいの話を書くと、10万字前後になるんじゃないかな。
 この話は10月から形にし始め、その月中に3割を書き、そこからドラクエの長編とか①の奥様の執筆のために少しお休みし、それらが終わった11月後半くらいから一気に進めて12月中に最終章手前まで到達しています。最終章は大晦日から描き始め、年明け一週目くらいに終了しました。最後の方向性までしっかり固めていたはずなのに、ラストのシーンに至るまでの展開は、組んでいたプロットと少しずれましたね。結果的に二人っぽいなって感じで気に入っています。
 最終的には8万2千文字。全9章構成の軽め長編となりました。
 そうそう、表紙のコンセプトは新装版「スペンサーシリーズ」の文庫本表紙です。文章を入れるほぼ文字だけの表紙を今回やりたかったのです。絵を描く時間がないとわかっていたのもあるのですが、絵がないぶん不穏な感じが出たので、結果的にとても気に入っています。同人誌らしさとか華やかさは皆無なんですが、私はペーパーバック風の表紙が好きな傾向にあります。

③「観察日記」
 もどかしい感じのクラジルの短編集を、私が読みたい!という気持ちだけで作りました。
 8月のペーパー用に突発的に書いたクラジル短編二つを入れることは決まっていたので、その短編を主軸にしたお話を集めた「薄い本」にするぞ、と決めていました。そう、今回は「薄く」ないとダメ。16で出すのは初めてなので、厚くて読むのが大変な本を最初に出すのは良くないよな、と考えたためです。みんな知らない人の激重な本なんていきなり読もうと思わないでしょ……と。100ページ未満にしたかったので、6話以内に収めないと入らない、という結論に。その時点でR18は泣く泣く諦めました。えっちな話(しかも初夜とかそのあたり)はとにかく長くなるに決まっているので。
 自分が読みたいものだけを作るのであればページ数に拘ったり読みやすさを考える必要はないわけですが、今回は本にして印刷をして通販に(しかも書店委託に)のせるわけなので、完全独りよがりというわけにはいかなくなるんですよね。自己愛に寄せて狂気に生きるか冷静な判断力を持ち欲望を抑え込むかは同人活動に於いては難しい問題ですが、無理なく活動を続けるためにはある程度の計算や思慮というものは必要かと思います。
 この本の執筆時間を確保するのが大変で、そのために入稿までかなりヒヤヒヤものでしたね。テリサイの本文レイアウトとクラジルの執筆が同時進行になったり、旅行の予定が入っていたり。早割は諦めてイベント現地納品でギリの入稿予約だけをさっさと取って、原稿がまだなのにページ数だけが決まっている、という私にしては珍しく限界同人女っぽい感じでした。
 8月に書いていた分が13,000文字、それ以外を書いて合わせた合計文字数は42,000文字。五万文字を切ると薄い本って感じですね。
 最終話の展開といい、二人の態度とかセリフといい、かなーーり私好みの恋愛濃度の本に仕上がったので、満足です。ただ書いている間にどうしてもR 18やもっと重めの話を書きたくなって仕方がなかったので、次の本の構想も同時進行で練っていました。タイトルも決まっています。
 表紙はもうほんとギリギリで、とりあえずレイアウト配置だけやっておいて、あの細かい絵を描く枠線だけ引いてて、そこに線画を入れて……初期の案は黒い背景に白い鉛筆書きの絵たち、だったんだけど、自動彩色をして反転するととっても私好みになったので、それに厚塗りをして仕上げています。厚塗りは平日昼休みにiPad持ってって休憩中に塗りました。少しずつ塗って一週間くらいかかっています。クリスタ重すぎてどうなることかとヒヤヒヤしました。通販用画像が間に合わなかったので、実はとらのあなのH Pにあるものは厚塗り前のバージョンだったりします。
 装丁はとにかく黒くしようって思っていました。今回のテーマが黒革の手帳なので。ファンタスブラックは前にクリアリのモノクロ表紙の本で使って気に入っていたのだけど、ツルツル側が表だと傷がつきまくるのですが、スターさん裏側にする仕様なので良いですね。次はグレーとか水色でもやりたいかも。
 表紙まじで毎回苦しむんですよ。お願いできるならしたいけれど、テンプレはちょっと違うな〜って思ってしまうので結局毎回泣きながら作っています。クラジルの次の話は表紙から書こうかな。

(以下、だらっとした反省)

 前回のイベントから今回まで半年もあるのに、今回全く余裕がなかった理由はなんなんだろうな……ってここ最近考えていたんですよ。昨年夏から冬にかけては夜中ゲームするのも控えていたし、なんかずっと原稿書いていた気がするのに、最後までギリギリだったんで。文字数だってホプライ7+テリサイ8+クラジル3+DQのやつ3=21万で、半年って考えると多いって程ではないし。あみぐるみも作っていないし絵をいっぱい書いたわけでもない。小説は読んだけれどいっぱい読んだって程でもない。なのにどうしてって。
 で、結論としては、やっぱり執筆速度が落ちてんのかなってことになりました。

 持続力はある。書き上げる力はまだ残ってる。しかし一日に書く時間の確保と、執筆時間の集中度っていうのかな、一時間半くらい取れたとして、そこで書ける量が予測より少なくなった。だいたい夜中に書くんだけど、速度と集中力が落ちてるんで、爆発的な量は作れないんですよ。一日三千、良くて五千。無理をするのは良くないけれど、これだとせいぜい2冊くらいをガッツリ書くくらいが限界なのかもしれないな……と。
 本当はドラクエ2の長編だって冒頭部分書いた後に書き切ってしまいたかったし、クラジルももう少しいっぱい書きたかった。テリサイの現パロとか展示とかもっと充実させたかった。頭の中に書きたいものはいっぱいある。だけど書く勢いと集中力が落ちている。寝落ちちゃう日も多い。朝にじっくりプロット立てるのができていない。
 停滞の原因だと思われる蓄積された疲労と細かな苛立ちのようなものが、駆け出そうとする私の足に絡みつくような……と言ってしまうと他者のせいみたいに聞こえてしまうけれど、そうじゃなく結局そういう状況に自分の身を置いている自分自身のせいに決まっているわけで。
 今後は執筆スタイルとか時間の確保とか、そもそも発表スタイルそのものを見直す時期に来ているのかもしれない。結局は作るという部分が一番大好きでその部分だけを楽しむので良いかもしれないというか、雑音や雑念をはらっていきたいというか。
 触れる、染み込ませる、それを形にするという基本動作を忘れずに、まあ忘れちゃおらんが、余計なこと考えてしまった時に基本をちゃんと思い出しつつやっていきたいなと思う。

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