YouTube広告で外見蔑視!?そもそもYouTube広告の仕組みって?~最近の傾向をふまえて~
皆さんこんにちは:)リバイバルブックスの齋藤です。
突然ですが、質問です!
皆さんは、主にYouTubeなどで以下のような漫画広告を見たことはないでしょうか、、、??
最近はこのような、「体毛や体型などに関する卑下の広告」をよく目にする気がします。また、動画を開いた瞬間、突然性的なイラストの広告が表示されて困惑したとの声も少なくないようです。
参考 https://www.j-cast.com/2020/06/11387717.html?p=all
さて、今回はそんな最近のYouTube広告について、そもそもYouTubeの広告ってどうなってるの??というところから見ていきましょう!!
目次
1、YouTube広告の仕組み
①YouTube広告とは
②YouTube広告の種類
ー➊インストリーム広告
ー➋バンパー広告
ー➌シーケンス配信
2、最近のYouTube広告の傾向
背景にはコロナウイルスの影響?
3、最後に
1、YouTube広告の仕組み
YouTube広告も広告には変わりありません。そんな広告がどんな会社を経て、どのような順番で作られるかなどは、前回の【広告業界のしくみ】広告業界ってどうなってるの? の記事を是非是非チェックしてみてください!
今回は、YouTube広告特有の仕組みについて、何秒まで見たらお金が課金されるのか?、画面右下のスキップは広告を見たことになるのか?などについて解説したいと思います!
では、さっそく見ていきましょう!
①YouTube広告とは
これまで当たり前のように使っていたこの言葉ですが、ここで1度意味を再認識しておきましょう。
YouTube広告とは、YouTube内に掲載できる動画広告のことです。広告業界ではTrueView(トゥルービュー)と呼ぶこともあります。
引用 https://zokujin.com/contents/choose-youtube-advertising-agency#Youtube
②YouTube広告の種類
YouTube広告といっても、いくつかの種類に分かれています。今回はその中から主要な広告の種類をご紹介します。
❶インストリーム広告
動画の再生前や再生中、または再生後に動画広告が再生される広告です。再生開始から5秒が経過すると、ユーザーは広告をスキップするか視聴するかを選択できます。
広告料金の課金はユーザーが30秒間(30秒未満の広告の場合は最後まで)視聴するか、30秒経つ前に動画をクリックした場合に発生します。30秒経過する前にユーザーが広告をスキップした場合は課金されません。
❷バンパー広告
動画の再生前や再生中、または再生後に動画広告が再生され、6秒以内のスキップできない動画広告です。
広告が1,000回表示されるたびに料金が発生する仕組みとなります。
主に有名なのは以上の2つですが、最後にもう1つ広告の種類を紹介します。
❸シーケンス配信
上記で紹介した広告フォーマットを活用し、シーケンス配信という広告出稿が可能です。
シーケンス配信とは、複数の動画を指定した順序でユーザーに表示することができる機能です。
1つ目の動画を見せたあと2つ目の動画を見せるなど、動画広告を一連のストーリーでユーザーに広告を配信することができるため、話題性や認知度向上に向いている広告となります。
この説明だけでは少しわかりにくいので、このような図を持ってきてみました!
これはある講座に関する広告です。
各講座に興味を持ちそうな適切な視聴者に向けて動画を配信し、第 1 動画で認知を高め、第 2、第 3 動画と視聴を重ねることで視聴者の興味を喚起し、サイト訪問、資料請求、申込へと行動を促すよう設計・配信されています。
引用 https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/marketing-strategies/video/ucan/amp/
参考 https://find-model.jp/insta-lab/how-to-make-youtube-ad/#TrueView
参考 https://zokujin.com/contents/choose-youtube-advertising-agency#Youtube
2、最近のYouTube広告の傾向
YouTube広告の種類や広告料金について分かったところで、最近増えているYouTube広告の外見蔑視の傾向についてみていこうと思います。
今年の3月以降、YouTubeの広告に関する苦情が相次いで寄せられているのを、あなたは知っていましたか?
性的表現を含むなど不適切な広告が見られ、サイトの健全性が失われつつあるとの指摘です。その背景にはコロナウイルスによる広告単価の低下があると考察されます。
YouTubeを運営するGoogleは、新型コロナウイルスで2~3月のYouTubeの視聴時間は「大幅に伸びた」として、YouTube広告の売上高は前年比33%増の約4300億円だったと発表しました。
YouTube広告は’’入札式’’です。入札があればあるほど単価が高くなります。ですがコロナ禍で企業が広告宣伝費を減らした結果、広告の出稿が激減し、広告単価が減ったことで怪しい広告が増えてしまったと考えられます。
実際、プロサッカー選手でYouTube活動もする本田圭佑氏は4月24日、「Youtubeの広告価格が40%近く下落してる」などとツイートしています。
しかし、Googleは広告を公開前に審査しているはずですが、機能していないのでしょうか。
実は、広告はコンテンツ(一般の投稿動画)と基準が違い少し甘いです。コンテンツは細かな規制を設け、違反したものは削除されたり、広告がつけられなかったり、あるいは広告はついても単価が下がるなどの措置を取ってきました。しかし、広告については、そうした基準の差に加え、現状では審査を厳しくすると広告が埋まらなくなってしまう恐れもあります。そのほか、視聴数が急増していて審査が追いつかない面もあるかと思います。
では、広告出稿がコロナ以前まで回復するにはどれくらい時間がかかるのでしょうか。
広告の出稿は徐々に戻って来ていますが、経済的にはまだこれからです。特にGoogleの本社があるアメリカがかなりの痛手を被っていることもあり、完全に戻るまでにはもう少し期間が必要だと予想されます。
引用 https://www.j-cast.com/2020/06/11387717.html?p=all
3、最後に
YouTube広告の仕組みと、最近のYouTubeの傾向について少しでも理解いただけたら嬉しいです!
リバイバルブックスでは他の記事も投稿しています。過去に投稿した、下の記事にも是非アクセスしてみてください。:)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。
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