恋愛学から学ぶ。

みなさんこんにちは、れおっちです!
前回の記事の中で「自己紹介」を
考えさせられる出来事があったと
書きました。
今日はそのある出来事を通してみなさんに
考える機会、僕の学びをシェアさせて
いただきます!

大学ってよく考えるとすぐ
終わっちゃうよなって最近思います。
だって考えてみてください!?

だいたい4月から7月が春学期。
8月から9月半ばまで『夏休み』で、
9月後半から1月が秋学期。
12月後半から1月前半にかけて2週間程度
冬休みが始まる。
2月から4月まで『春休み』。

え、休み多すぎワロタ

って感じですよね(笑)
全ての休みかき集めたら半年分は休みって
ことになりそうです。
(教授って一番美味しい仕事説。

つまり
”休み”の使い方で大学生活の充実度は
かなり左右される

と言えるんじゃないでしょうかっ!!(゚д゚)!

ちなみに
僕の今年の『春休み』は
もうはっきり言って「成長」の連続でした。
はい(*´艸`)

まあ、具体的なことについては
別記事で書きましょう。
←焦らして言わない一番いやな奴。

さて。
今日はその第一弾。
2時間程度ではあるのですが
『恋愛学』に関する勉強会に参加して学んだ
ことを書きます。
いや本当に最高です。
あんな機会を無料で提供してくれる
大学には感謝ですね!

※もちろん単位などはありませんが、そんなのどうでもいいわ!!!!
「単位」を目的とした勉強会や講義に「学び」はないと思います。
あくまでも知的好奇心の探求です(笑)

今日の講師の方は諸富祥彦教授
(明治大学文学部)でした!
→以下M教授と略記。

この時まで全く知らない教授でしたが
ググってみたらあら驚き!
「この人めっさ面白い人やんッッ」
ってなりました。笑
最初話だしでいきなり噛んで呂律回ってなかったので心配でしたが笑笑

はい。当時『恋愛学』ということで
あまり聞きなれない分野だし、
「恋愛」を座学的に勉強した経験が
なかったので面白そうだなって思い
参加しました!

まずM教授によると
異性間コミュニケーション
(もっと言えば人間関係において)
大事なのは「リレーション」
というものだと言います。

リレーション????
リレーションと聞くとRelation
(関係)が頭をよぎりましたが、
『恋愛学』においては少し定義が違うようです(^^)//

リレーション…他人に関心を示す
温かい人間関係のこと。

つまりただの人間関係、を指すわけ
ではなく温かいor冷たいなら
温かい人間関係が
良いとされるということ。

そしてここで言う”温かみ”の基準は
”他人への関心の度合い”ということ。

その上で先ほどの言葉を解釈し
なおすと、
異性間のコミュニケーションにおいて大切なのは、
相手に対していかに関心を示せるか
、だということになります。

なるほど、なるほど????

言っていることは頭で理解はできましたが、
実感レベルではどうも釈然と
しないところもありました。
そんなことを考えているとM教授が
言いました。

「はい、じゃあ~荷物もって!
そしたらとりあえず近くの人と
ハイタッチしようか!」

えっっっっ(笑)と思いつつも
ハイタッチしだす参加者一同。

(あ、ちなみに参加者は結構いて50人くらい
でした!
男女比:男:女=7:3)

M教授が続いて言います。
「そしたら男女混合で6人くらいの
グループ作ろうか。

で、とりあえず手を繋いでっ
はい、ギュー――ッ」

さらに困惑する参加者一同。
とりあえず言われたとおりにする。

(今考えるとどうせなら女の子ともっと意図的にハイタッチしたり、手を繋ぐときに
意図的に女の子の隣行くべきだった……
ミスったぁああああ(;´Д`)笑
←男とがっちり手を繋いだ「れおっち」の
心の叫び)

さらにたたみかけるようにM教授は
言いました。

「そしたら~1分間あげるからその6人で
とりあえずダンス作ってみよっか(^^)/
んで、1分経ったらグループ毎に
発表しよう。(真顔)」

困惑がピークに達してもはや
何も思わなくなった「れおっち」

れおっち「あーじゃあ~とりあえず
ボックスステップとかは???」
⇧一生懸命知っている最大限のダンス用語を使ってちょっと自分頑張ってます感をだす
小物感漂うシーン。

そしてできあがった画が手を繋ぎ
ボックスステップをカウントに合わせながら
くるくる回る謎の集合体…苦笑

M教授からのコメントは
『…で、君たちは何をやっているのかな??(^.^)』

…みんなごめーーーーーーん(笑)
と反省中の「れおっち」です。

さて、今のワークショップについて
自分なりに考えた結果
このワークショップを通して教授は
ダンスの成果を見たいのではなく、
自然なボディタッチを少ししたり、
少しの間でも一緒に何かを創りそれを実際に
やってみることって結構初対面の人との距離縮めるのに役立つでしょ???

ってことだと僕は受け取りました。

実際にそのワークショップを終えた
あたりから人によって差はあるものの笑い声が聞こえてきたり、
全体の雰囲気がガラッと変わった印象でした。
さて、先ほど最初に提示された
「リレーション」という考え方でしたが、

M教授はこうも言っていました。

「リレーションを築いていくうえで
注意点があります~。
1つは”シカト”しないこと。」

Aくん「おれガリガリ君好きなんだよね~」
Bくん「へえ、そうなんだー。」
Cくん「それよりさ昨日のサッカー観た?」

この例で”シカト”をしているのは
誰でしょうか???
考えてみて下さい。

Cくんだ、と思われる方は多いでしょう。
しかし、ここではBくんとCくんどちらも
“シカト”していると僕は読み取りました。
というのも、「リレーション」に
結びついていないからです。

Bくんは一見反応しているように
見えますがここには
何が足りないのでしょう??

そうです!!!”他人への関心”という概念が
抜け落ちています。
(つまり”シカト”とは他人への関心が
介在しない反応の総称)

これでは「リレーション」は築ける
はずがないな、そう思いました。

M教授は続けます。

「”シカト"だけじゃなくて、
”チクチク”もよくないよ~」

Aくん「なあなあ、おれなガリガリ君好き
やねん!」
Bくん「えーなんでよ、
ハーゲンダッシュの方が美味しくない??」
Cくん「もうちょっと良いもの食べたら??」

なるほど。教授の言う”チクチク”とは
相手を”否定する”ことを指すわけだな。

これに関しては理論的な説明などいらずに
すぐ理解できると思います(笑)
そりゃ、自分の趣味嗜好など否定されたら
いい気持ちはしませんよね!!
今の例は極端かもしれませんが、
割と普段の生活の中でBくんやCくん
みたいな反応をしてしまうことって
あったりしませんか???
僕は自分の対応を思い返した時に
そういう対応をしてしまうこと
普通にあるな、とハッとさせられました。

M教授「じゃあBくんや、Cくんは
どうすればいいのか??」

Aくん「なあなあ、俺なーガリガリ君
好きやねん!」
Bくん「そうなんか!!
Aは何の味が好きなん???!」
Cくん「ほうほう!色んなアイスがある中で
なんでガリガリ君を選ぶん??
何か理由とかあるん??」

さて、M教授はさらに続けました。

「よーし、じゃあ~今度は一人一人
自己紹介しよう!一人三分間!
で、その際グループのメンバーはその話者の
人が話しやすいようにどんどん
質問して盛り上げちゃおう♪」

こんな感じでグループ間で自己紹介を始めた
わけですよ!
いやあ、あんなにお互いが質問しまくる
自己紹介ってあまりしたことなかったし、
そういう環境ってあまりないですよね実際!

まずは自己紹介の時に次の人に行く前に
深堀りしていく時間をそれぞれの人に設定する

というとてもいい自己紹介の方法を知ることが出来ました!

これはめちゃめちゃ色んな場で応用
できるなーって思いましたね(*´艸`)

ただですよ????!

皆さん聞いてください。
これから話すところが一番大切です。

僕がみなさんに一番
この記事でお伝えしたいところです。
この自己紹介をやっていく中で僕あることに
気づいちゃったんです。(゚д゚)!

これは僕のグループの様子の一部です↓
※誰が何を言ったかということは重要じゃないのでセリフだけ載せますね。
話し手→SpeakerということでS、
聞き手→ListenerということでLとだけ
区別します。

S ぼくは〇〇です。趣味はダーツを
することです!
L へえ!ダーツってどこでやるの??
S 〇〇です!
L ダーツっていくらくらいするの??
S 〇〇円くらいですね!

これ本当は続きがあるのですが、正直
この少しの例だけで充分です。

さて、みなさん何か気づくことは
ありますでしょうか?????(^^)/

少し考えてみてください(*´з`)(*´з`)

はい、そろそろいいですかね??
ちゃんと考えてから見てくださいね(笑)

この会話を続けていく中で
あれ???って思ったんです。

実際僕自身も最初の二人くらいまでは
この例のような失敗をしていました。

今回の目的ってなんでしたっけ???

自己紹介を通して「リレーション」を築くことですよね。
そのためには「他人に関心を持つこと
が大切でした(*´艸`)

何言ってるのさ!!!!
そのために今質問をたくさんしてるん
じゃないか!!!

確かに一見「リレーション」を
築くために質問をみんながしていて、
その話者に対して関心が集まっているように見えますよね

僕も本当に最初の二人目くらいまで
そう思ってたんです。
それでいいじゃないかって。
ただ違いました。

質問をすること=
その人に関心を寄せることではない

ということです!!!!
今回の質問例を見てみてください。

「ダーツってどこでやるの??」
「ダーツっていくらするの??」

これらの質問から得られる答えは
場所、お金です。

果たしてその場所やお金を決めているのは話者自身でしょうか??

一見話者が提供してくれた
情報に基づいた質問をすることって
その人に関心を寄せていると
勘違いしてしまうと思うんです。

実際グループメンバーの質問内容を
聞いていましたがみんな提供された
情報に基づいてしっかり質問を
していました。

しかし、その質問内容は果たして
その話者自身に関する質問
なんでしょうか????

そうです。
よく聞いてみるとその質問は
「話者への関心」ではなく
「自分の関心」に基づいていることがわかります。

(※ここで言いたいのは人間が他人に関心を
向けることって案外難しいよね!!
ということであり、その聞き手が自己中心的だ!ということではありません)

つまり、どこでダーツをやるのか??
というのは
ダーツをやるには例えば
どこでやるんだろう???
→自分がやる場合の参考になる

ダーツっていくら??
→自分がやる場合の参考になる

無意識のうちに「他人への関心」を
意識していたはずが「自分の関心」に
置き換わるという現象が
普通に起こっている
ということです。

なるほど。確かに。
と思ってくださることを願います(笑)

ではどういう質問が
「相手に関心を寄せる質問」なのか?

これについても考えてみた結果
自分なりの答えにたどり着きました。

三人目の自己紹介からは僕はこの
「相手に関心を寄せる質問」
ということを意識して質問するようにしました。

S 海外ボランティアが好き!
れ へえ!てことは
英語とかもやってたりするの??
S うん!イギリスに留学行ってたよ!

S ゴルフ好き!
れ ゴルフ!!かっこええ!
他にも趣味とかあったりするの?
S 趣味ってわけじゃないけど
ボランティアやってる!
れ おお!それまた何かきっかけとかあったの??
S 実は友達とシャアハウスしてるんだけど、その友達から誘われてさ!

どうでしょうか???
こんな感じで質問するようにしてみたのですが何か気づきましたか???

……そうです!!!!
全部の質問の答えが話者の人が考える必要があるということです!!
そのおかげで本来なら引き出すことが
出来なかったであろう話が聞けたりしました。
これは先ほどまでの質問の仕方だと
たどり着かなかったことだと言えます!

そして不思議なことに相手に関心を
寄せようという意識でこういった
質問をしていると
どんどんその答えに関係して
じゃあこれはどう思うのかな??
なんでだろう??
自然にそう思うようになったんです!

あ、これが「他人に関心を寄せる」
ってことなんだ!!!

この時そのように初めて実感することが
できました。
あーリレーションだわ~って感じですね(笑)

最後に自分なりにこのことを体系化すると
したら??
ということを考えたのでそれをシェアして
終わろうと思います(*´з`)

異性間におけるコミュニケーション
(のみならず人間同士の)において
大切なのは リレーション、つまり
他人にいかに関心を示せるかである。

そしてその方法とは、
相手が話してくれたことに対して
質問をすることである。
その際には相手が考える必要があったり、相手の気持ちがわかる質問をすることが大切である。

(相手を知ることが出来る!!)
その時意識すべきはWHATとWHYとHOW
である!!!
すなわち
What do you do in your free time?
Why do you think so???
How do you feel about it????
といったこと。
(※一般的には5W1HというがWHEN・WHERE・WHOはこの場合
不適当だと考える。
→相手自身のことではないので関心の対象が
他に行きがち!!!)

※ここで学んだことから逆に言えば
自己紹介の際に自分が意識して伝えるべきこと(基本情報ばかりでなく)があるということ
です。

これが僕が学んだことです(*´艸`)

あーやっぱり行動すると何かを得られるから
本当に楽しいし、
これからも”思い立ったら即行動”
このモットーでどんどん成長していきたいな、そう思います(*´ω`)

あ、ちなみに今日講義中にM教授が
おススメしてくださった教授の本二冊
その場でAmazonしました(*´艸`)笑
『ずっと彼女がいないあなたへ』
『明治大学で教える「婚育」の授業』

こちらもぜひ読んでみてください←

#恋愛学 #諸富教授 #自己紹介 #リレーション
#大学



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