『吉田健一ふたたび』が中日新聞・東京新聞に取り上げられました

『吉田健一ふたたび』（冨山房インターなショル）が「若手世代の吉田健一論」と題して、中日新聞・東京新聞のコラム「大波小波」で取り上げられました。「生前の交流に鑑みて吉田の全体像を大づかみにする時代が、昔日のものと化したとわかる」「文明批評家としての吉田を理解する、より大きな文脈ができたことは慶賀すべきだ」。 「大波小波」は吉田健一も禿山頑太という筆名で長きに渡り、健筆を奮っていた匿名コラムです。めぐり合わせを感じます。

『吉田健一ふたたび』増刷決定

『吉田健一ふたたび』（冨山房インターナショナル）ですが、なんと発売2週間で重版が決まりました。反響の大きさに驚いています。これも皆様のおかげです。現在、一部書店様で在庫が少なくなっていますが、増刷を機に、まだの方はぜひご注文ください。 これからもどうぞよろしくお願いします。

【イベント告知】 3月19日BOOKS青いカバ「2019年に吉田健一を問い直す──「英国」とその文学を中心に」

BOOKS青いカバにて『吉田健一ふたたび』の出版記念イベントが開催されます

『吉田健一ふたたび』（富山房インターナショナル）出版記念イベントとして、「2019年に吉田健一を問い直す──「英国」とその文学を中心に」と題して著者である川本直、樫原辰郎、宮崎智之、武田将明によるトークイベントを行います。 会場はBOOKS青いカバ（東京都文京区本駒込2-28-24 谷口ビル１階）。 開催日時は3月19日（火）19時～20時半（18時半開場）。 参加費は無料です。定員は先着20名。 ご参加ご希望の方は、メール　info@bluekababooks.net　また

『吉田健一ふたたび』索引について

本日発売の『吉田健一ふたたび』（冨山房インターナショナル）の索引について読者の皆様にお知らせです。 1 海外人名については一部、ファーストネーム→ラストネームの順になっております。 2 吉田健一の著作は「吉田健一」の項目の下にまとめてではなく、あいうえお順に並んでおります。 これらは編者・執筆者ではなく、担当編集者の意図によるものです。 ご不便をおかけして申し訳ございません。

『吉田健一ふたたび』発売にあたって著者より

本日2月21日、『吉田健一ふたたび』（編：川本直、樫原辰郎、著：宮崎智之、白石純太郎、渡邊利道、渡邉大輔、仙田学、武田将明、富士川義之、柴崎友香、興梠旦）、冨山房インターナショナルより発売になりました。お手に取って戴ければ幸いです。 発売にあたって、noteをご覧の皆様へ著者たちからコメントをお届けします。 是非お読み下さい。 “吉田健一についての既存の評論は、生前の吉田と交流があった方や、彼の著作にリアルタイムで触れた著者によるものがほとんどでした。『吉田健一ふたたび』は

『吉田健一ふたたび』明日発売です

『吉田健一ふたたび』明日発売です。 価値観が多様化し、「予測不可能」な現代社会。そこに生きる私たちは、他人のことを想像する力や楽しむことを、つい忘れてしまいがちです。そんな今だからこそ吉田健一の文章は必要とされています。 美味しい食べ物を味わい、美酒に酔い、旅を楽しみ、本を読んで心を休め、言葉で精神を遊ばせ、個々人の生活を豊かにする吉田健一のスタンスは、極めて常識的です。 しかしながら、日々が凄まじい速さで過ぎてゆき、それに翻弄される現代社会では、忘れられがちなことが、

2月21日発売『吉田健一ふたたび』内容紹介

2月21日に冨山房インターナショナルから発売される川本直・樫原辰郎編『吉田健一ふたたび』の内容を目次にそって紹介します。 https://www.amazon.co.jp/dp/4866000570/ 巻頭は樫原辰郎の撮影による、今は人手に渡ってしまった吉田健一邸の写真の数々が飾っています。市ヶ谷の鬱蒼とした森に囲まれた吉田健一邸の外観、ご息女・吉田暁子さんが吉田健一の生前のまま保存していた書斎（なんと煙草の吸い殻までそのまま！）の写真が満載です。 「文学の楽しみ」を生

2月21日発売！『吉田健一ふたたび』目次公開

【目次公開！】 ２月２１日に発売になる『吉田健一ふたたび』（冨山房インターナショナル）の目次を公開いたします。 https://www.amazon.co.jp/dp/4866000570/ 【目次】 はじめに 川本直 Ⅰ対談 川本直・樫原辰郎「健坊、文士になる――吉田健一の生涯」 Ⅱ批評1（随筆） 宮崎智之「吉田健一の執着と自己表現の地平」 白石純太郎「交遊する精神の軌跡」 Ⅲエッセイ1 宮崎智之「「或る田舎町の魅力」に導かれて――吉田健一が愛した児玉という