#005 デスクトップ型とクラウド型RPAの違いとは?

この頃はRPAの市場が大きくなっており、世に沢山の製品がリリースされています。興味が合っても、導入時に製品の違いが分からない/ 何を基準にして判断したら良いか分からない・・という方のために今回は、デスクトップ型とクラウド型RPAについてお伝えします。(勤め先で偶然にも2つのタイプを導入しているので、実経験ベースでお話します)

※メーカーにより、微妙に違ってくる部分があるかもしれないですが、ご了承を。

デスクトップ型の特徴

デスクトップ型は始めのハードルが若干高いです。ノンプログラマーの方は、意味分からなすぎてアレルギー起こすかもしれません。私の場合は、一人でロボットを作れるようになるまで、約15時間かかりました。(15時間やれば、出来るようになるんだというボジティブな考え方もあります笑) そのため、分からない時に質問が出来るように社内のIT担当者等のRPAの仕組みが分かる人にご協力いただくようにした方が良いと考えられます。

使えるようになってくるとデスクトップ型は適用業務が広いため、夢が広がります。あんなこともこんなことも出来るとワクワクしてくると思います。ですが、気をつけたいことは、デスクトップ型はロボット実行中はPCを触れません。重複実行も出来ないので、実行は夜間にスケジュール設定するか or 開発ロボと実行ロボを分ける(予算と相談ですね)かと行った対応が必要です。

クラウド型の特徴

クラウド型はツールの種類に寄るかもしれませんが、操作性がとても良く、見たまま作れちゃうような印象です。仕組みさえ理解出来れば、ノンプログラマーでも全然余裕だと思われます。

ただ、1つ難点があるとすると、業務の適用範囲がWebページ上で出来る業務に限定されることですが、はまる業務があれば問題かと思います。PC付与も必要なければ、ライセンスも制限がないため、社内展開はデスクトップ型よりも容易になるかと思います。(野良ロボット対策のためのルール決めはしっかりやって置くと良いでしょう)

上記のように、デスクトップ型とクラウド型で特徴が違うため、それぞれテスト導入をしてみて、使い易さや会社に合っているかを判断されると良いと思います。

次回は、RPAの導入フェーズ3段階(クラス)についてご紹介しようと思います。

お楽しみに!

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