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夕飯どうします?

夕飯の献立について、一日中考えてる?

このブログのようになるのを恐れて、産後、ずっと宅配弁当でしのいでいたが、9月に一念発起して、ホットクックとヘルシオオーブンを買って、自炊を再開した。

宅配弁当を使ってたときによかったことは、何も考えなくていいことだった。昼間に夕飯のことを考えないでいい、これは認知的な負荷がものすごく下がってたいへんよかった。余裕がないライフステージの人には全力でこれをおすすめする。でもしばらく「飽きたなあ」とか「野菜が足りない」とかいろいろ思うようになってきた。

それで、「勝間式食事ハック」を勧めてもらって、読んで、そうか~と思って、自炊を再開することにした。

彼女の「ハック」のなかで取り入れたのは、ざっくり以下。

1. AI家電を買う(ホットクックもヘルシオオーブンもほんとに便利)
2. 塩分濃度を一定にすればおいしい。味付けはそれだけ考えてればOK
3. いい油を買う(近所でオリーブオイルを直輸入してる店があってそこで買うようになった)
4. を食べる(もっぱらフムスになった)

あと、Twitterでおすすめしてもらったこの電子レンジを主に使う時短レシピ本。

これまで、一生懸命火加減を気にして作っていたカボチャの煮付けみたいなものが、レンジで10分くらいでできあがる。しかもほくほくでおいしいとか…… うそだろ? と思いながら毎回驚嘆してる。電子レンジをどうやって生かすか、まだまだ知らなかったことがいっぱい。電子レンジ発明以来、なんでこれ、ご飯・弁当温め専用機になってたよ? 十分、調理できるじゃん!

「ていねいに煮込む」とかそういうのが好きな人はやったらいいと思うけど、こういうの超重要だ。「忙しい人専用」というタイトルもいい。あんまりつくりおきしてないけど、鍋を使わず、調理機器が少なくて済むので、食洗機ライフとの相性も抜群だ。

認知的負荷をいかに減らすか

結局の所、料理のスキルはあるわけだから、あとは認知的負荷が減れば良い。結局、以下のようになった。

1. 食材は冷蔵庫に豊富に蓄えておく。廃棄は恐れない
2. 焼くだけで食べられる冷凍魚などを常備
3. 野菜たっぷり味噌汁かサラダ
4. 白ご飯か玄米を一気に炊いて冷凍しておく。ストック切れに備えてサトウのごはんも常備。無洗米がよい。
5. 仕事終了から冷蔵庫を開けて考える。それまでは確認もしない。 
6. 週1回はミールキット

廃棄を恐れないってのが結構重要で、毎日、「あれが余ってたから今日はこれとこれを組み合わせて…あれ買い足さなきゃ!」みたいなことを考えてると、すごく認知的負荷がかかってしまう。だから、もう、7時に冷蔵庫を開けたところからスタートでアドリブでやることにした。もうひとり暮らしのときから、15年も自炊してるから別にアドリブでもできるのだ。

ホットクックは非常に良くて、自分が料理で精神力を使ってたのは、火加減の調整だったんだなあと思った。火というのはコントロールするのにエネルギーが要るのだ。そこをAIがやってくれるだけで料理は切って入れるだけになった。

あと、まりえさんのレシピは、電子レンジをうまく生かすだけでなく、1野菜+1肉くらいでじゅうぶんなものができる。あれとこれを組み合わせるってのをあんまり考えないで、単品野菜の料理を増やすと、「あ、ナスがあるからナスの煮浸し」みたいな感じになる。「豚挽肉はあるけどネギがないから麻婆ナスはムリか…」みたいなことが減って良い。

ミールキットは、いつもは作らないものを頼んでおく。生協の宅配が来る日の夕飯は、荷物を開けた瞬間に献立が決まるので、これもよい。

子どもの食事については、割と諦めていて、保育園の給食でたくさん食べてるからヨシとすることにした。本人も食べたいものを食べる。納豆とか、アンパンマンカレーとか、卵豆腐とか、ミニトマトとか、まあ豆が好きなのはいいことだと思うので、大人と同じものを殆ど食べなくてもよいことにした。

結果的に、単品野菜の料理が増えたから、そこまで廃棄してない。何を恐れていたのか……とも思う。

電子レンジ2台持ち

あと、我が家はヘルシオオーブンを買ったときに、レンジを廃棄しなかったので、電子レンジが2台ある。ご飯の解凍と、電子レンジ調理が同時にできるので地味に便利だ。

ヘルシオオーブンは平日にそこまで活躍しないが、休日に肉を焼いてみたり、ケーキやクッキーを焼いたり、たくさんのものを一気に蒸してみたり、いろいろ楽しい。料理は実験みたいで楽しい、というのは週末にちゃんとやる。子どもも、作ったものをおいしいと食べる。食育が重要だとしたら、週末に補ってる。自分も新しい料理を作る楽しみを、体力が余ってるときに味わうことができる。

料理するのは嫌いじゃない。それなりにスキルがある。でも自炊が苦痛、となってたところから抜け出せたよ、という話でした。

#家事 #時短 #兼業主婦

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