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しゃまなま~、まっきな~

子どもは本当に、「赤ちゃんことば」というか、音が幼児語である。もうすぐ2歳の我が子の発話は、よく聞いていれば何を言っているかわかるようになってきた。

このあいだ夫が「!?」となっていたのは、「シャマナマー」だった。なんと不思議な呪文。なぜか、水やミルクのストローつきマグを「あける」と言いだし、開けてやると、ストローから垂れるものを舐めたりしながら「シャマナマー」と言っているのである。

なんだ?

正解は、「しゃぼんだま」。何のことだかわかってしまうと、なんのことはない。瓶を開けて、シャボン玉の液を蓋に着いた棒に浸けて、吹く。それを模倣しているのだ。半日くらい考えてしまったが、その後公園に行って、シャボン玉を吹いているところで「シャマナマー」とまた言ってたので間違いない。夫は「意味がわかったら面白くなくなった」と残念がっていたが、職業柄、こうしたことは人よりできないとマズい。楽しみを奪って御免、夫よ。

昨夜は、「まっきなー」と言っていて、なんだろうなーと思っていたが、何度も何度も聞いているうちに「ばいきんまん」のことを言っていることがわかった。英語のリスニングより難しい。

娘がだいぶ口達者になってきて、寝る前に、うつらうつらしながら1日を振り返るようになったのだが「ゼリーおいしかったね」「納豆おいしかったね」「プリンおいしかったね」など、食べ物の話しかしていない。まあ、食いしん坊なのはいいことだ。

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