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帰国の途につく

子連れで出張なんて、次の機会はあるか? あったとしてやるか? といわれて、最後の最後で「うーむ」となるエピソード。

帰国の飛行機の最後の2時間が赤ん坊が吐くしぐったりしてるしで本当にしんどかった。着替えをうっかり1着しか機内持ち込みで持ってなかったというのもひどい。

なにせ、最後の最後まで働いていて、しかも最後の週にろう学校の見学にいて心が満タン過ぎて、とにかく、私には余裕がなかったのだ。夫は疲れていて、そんなぐったりした大人2人が、動きたい盛りの幼児をつれて移動するのだ。朝は4時半発。飛行機は2回乗り換え。

でも行けてよかった。いろんなプロジェクトが同時に動き出して、頭はいつもアイディアと議論で満たされている。なんてしあわせなんだ。

といってるあいだに、帰国しても娘は腹具合が悪く、1週間経った。大人も2日間寝込んだが、早々に熱ががっと上がって、下がってからはもう大丈夫である。

私は「帰ってきた」感覚があるけど、娘なんて1歳4ヶ月。そのうち4ヶ月間もあちらにいたんだから「こちらがホーム」感で急激に回復するなんてこともないのかもしれない。なにせ、日本よりアルバカーキは気候がよかった。毎日晴れていて。高地で砂漠だから朝晩は冷え込むけれど、そんなの全館暖房のうちに住んでいたら気にならない。乾燥も高地であることもそこまで気にならなかった。むしろ体調は良かった。帰国してからの方が寒い。。

4月には夫が育休から復帰。娘は保育園。

「もしかしたら、ママが一ヶ月くらいの出張に出るかもしれないです」なんて保育園の入園前面談で相談しても、動じずに対応してもらえる園が見つかって本当に良かった。

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