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ご近所エデン

連日の取材・撮影・提案ラッシュで更新が遅れました。師走です。すみません。

さて、みなさんは花やしきに行ったことありますか?東京は浅草にある、日本最古の遊園地です。

入場料を払い乗り物ごとにチケットを買うスタイルで、乗り物も某ネズミの国やユニバーサルなスタジオを想像してたら面食らうほどレトロで身近なものです。園内は何も見ず乗らずスタスタ歩けば5分で1周できるくらいの広さです。キャラクターの着ぐるみも、豪華なショーももちろんありません。素朴で、昔ながらの味わいのある遊園地。


まぁ、言ってしまえば、ショボいんですね。


それは覆しようのない事実です。
しかし、だがしかしですよ、数年ぶりに先日花やしきにいったら…


めっちゃ楽しい!


チープな感じが一周まわって逆にいいよね、とかじゃなくてシンプルに楽しい。

特にこれ。マジで舐めない方がいいですよ。

乗り物チケット7枚のリトルスター
可愛い見た目とは裏腹に……

アトラクションだけじゃなく、雰囲気込みですごいよかったんですね。

んで、なんでそんなふうに感じたかを自分なりに分析してみると……


近所だから。

徒歩圏内で行ける距離だからいい。わざわざ旅行の目的地にはならない。でも、それがいい。

で、まわりを見渡してみると、おそらくご近所の方々がめちゃくちゃ多いんです。しかも、めっちゃダイバーシティ。ミニスカートのギャルがいれば、家族連れもいて、EXILEみたいなチャラ男の集団がいれば、全身に花やしきグッズを身につけたガチ勢もいて、根拠はないけど、おそらくみんな浅草らへんの人々です。根拠はないけど。

そんなんディズニーランドも一緒やん!って思うかもしれないけど、違うんですよ。なんというかこう、みんな肩の力が抜けていて、等身大で楽しんでるんです。チャラ男とオタクが同じように、等身大で。そんなイベントほかにありますか?って

ふだん絶対交わらないようないろんな人が、同じように花やしきのレトロでチープなアトラクションを楽しんでいる。その光景めちゃくちゃよかったんですね。

本当の大衆性と多様性が、花やしきにはある。

ルフィが夢見る世界はたぶん、花やしきみたいな感じだと思います。ラフテルは花やしきです。チャンチャン。

今週の質問:逆だったらいいのに

夜型と朝型の評価が逆だったら面白いかもしれません。

夜型:自己管理のできない破滅型人間
朝型:真面目で自律したしっかり人間

ステレオタイプかもしれませんが、そんなイメージあるじゃないですか。これが逆だったら……

え、朝飯食ってんの?罪悪感ヤバ
深夜まで起きてるのめっちゃ偉い!

みたいになるんじゃないでしょうか。
もしかしたらエッチな番組が早朝に、爽やかなニュース番組が深夜に放送されるかもしれません。

まぁ、ないか。

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