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Day27 グリーンまち歩き_渋谷川を追いかけて_明治神宮~キャットストリート~渋谷駅

日曜日、前日の雨が上がり、晴天になったのでまち歩きに行ってきました!
グリーンまち歩きシリーズ、明治神宮から渋谷駅まで歩きます。
日本の中で、恐らく、若者に一番人気の原宿や表参道も歩いたのですが、でも、グリーンまち歩き。
始点は、明治神宮、終点は渋谷駅になります。
私の勤める会社には、河川に精通した職員がおり、その職員に以前案内していただいた渋谷川を辿る道を歩きます。その時は猛暑で体調管理の為に全行程を歩くことは断念しましたが、今回はリベンジ、一人で歩きました♪
先ずは、明治神宮。外国の方が多かったです。
明治神宮には「清正井」という渋谷川の源泉の一つがあります。
「春の小川」という歌がありますが、その風景に近いのが、明治神宮の「菖蒲田」という話もあります。江戸は美しいまちだったことでしょう!

明治神宮の鳥居・菖蒲田・渋谷川の源泉の1つ「清正井」清正は加藤清正

明治神宮を出て、原宿駅へ。
実は、原宿駅の改札近くには、明治神宮~竹下通りに向かう渋谷川の分岐点があります。
そして、駅前の「WHITH HARAJUKU」に吸い込まれるように入っていきます。

「WHITH HARAJUKU」:駅に面するファザードは木目はあるが少し固め。エスカレーター上部の天井木デザインに吸い込まれるように、ビルの中に入っていくと、裏手に緑あふれる空間が広がる
伊東豊雄建築事務所設計
このビルは「敷地主義」ではなく、外への繋がりがある。

「WHITH HARAJUKU」の裏手階段を降ると、竹下通りから一歩外れた道に入り、そこに「WHITH HARAJUKU」からの緑がつながります。

竹下通りを一本外れた小道。合流のマンホールが遊歩道に見え、下は河川が流れていると推測。
暗渠と思われる。

そこから、竹下通りに出て、それから、原宿通りに入り、キャットストリートまで歩きます。
原宿通りはグリーンの配置は殆ど見られず、ここでグリーンのつながりは途絶えますが、キャットストリートに出会ったときに、グリーンに出会います。
キャットストリートは、渋谷川を暗渠にしたその上を遊歩道にしています。
この遊歩道を渋谷駅に向かって歩いていくと、表参道を通って、渋谷駅に行きつきます。

「キャットストリート」遊歩道のグリーンと出会った
建物と建物の間の小道。グリーンの配置とヒューマンスケール

キャットストリートには、上記の写真のように、歩いていて楽しい仕掛けがありました。
古着屋さんも多く、若者や外国の方が訪れています。

キャットストリートを歩き続けると、表参道が見えてきます。
2006年にオープンした「表参道ヒルズ」は、既に、堂々とした風格を持ち始めていました。あと2年でオープンして20年が経つんですね。。。

表参道ヒルズ

再度、遊歩道に入ると、ゆったりとした時間がまた流れています。

遊歩道の中心にプランターが設置され、ベンチもあって人々がくつろぐ。

それからさらに遊歩道を歩いていくと、「宮下パーク」が見えてきました。

道路から見ると公園だとは気が付かないが、屋上に公園が設置されている。
グリーンも多く、スタバもあり、人々がくつろぐ。
スケートボードの練習場もあり、親子で練習していた。

宮下パーク1階の遊歩道に面した部分は、「渋谷横丁」ということで飲み屋街になっていました。

屋上にある公園とは全く違う様子を見せる「渋谷横丁」
上階の公園と下階の横丁のアンバランスが面白い。
店のテーブルが遊歩道にはみ出す。遊歩道は公園扱いか。

もうすぐ渋谷駅。巨大な超高層ビル群が立ちはだかります。

渋谷駅はまだ工事中

そして、知っていました?渋谷駅構内に渋谷川が流れているのです。
東口地下広場の上部に渋谷川が。
別の日に撮影した写真ですが、添付します。

渋谷駅東口地下広場にある「渋谷川」
渋谷川の下を人々が歩く

そのまま、並木橋方面へ川は流れていきます。

今回の行程は少し長くなりましたが、以上です。

以下は、本稿の行程です。
少し距離はありますが、楽しいまち歩きができました。
おしゃれなお店も多いので、1日かけてランチしながら散策でも良いかもしれません。

明治神宮~渋谷駅まで、渋谷川とグリーンを追いかけて

東京のまちは、暗渠になった河川が多いのです。
水害も多かった関東平野。しかし、自然も伸び伸びしていたはず。
江戸時代の伸びやかな風景を想像しながらの散策でした。

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