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week log 1 - ineffable (5/15-5/21)

5/15 (月)20:17 @5階の角部屋 ベッドの上で 窓がちょっとあいてる
曇り続きだったロンドンだけど、今日はめずらしく晴れていて青空が見える!この時間帯でもかなり明るくて、空は薄い水色で雲が薄いピンクを反映していてかわいい。ロンドンの空の色使いは、少し薄めで、透明感がある感じ。窓から見える赤茶色の煉瓦造りの家とのコントラストが少しアンバランスに感じるけど、そんなところもいい。

寮の窓から見える木が知らない間に新緑になっている!冬の間の枯れていた気は、鳥が止まっているのが見えたけど今は見れない。でも、その木の下でくつろいでいる人たちは見えるね。

窓から、真っ直ぐな一本道と交差点が見える。街ゆく人たちは若い人が多い。声も若いしなんかきゃぴきゃぴしている。人種も言語も色々、違いが気にならないけど困っていたら助けてくれるロンドンを離れるのはちょっとさみしい。アパートの窓がたくさんあって、たまに人が動いているのが見える。その人の生活も名前もどんな人生を歩んできたかも一ミリも知らないけど、知りたいと思いながらも叶わないことを知っている感覚。
人との距離はおもしろい。
異性同士でも同性同士でも、なんとなく恋人かどうかは歩いている時の距離感でわかるのかもしれないと5階の角部屋で考えるなどする。安心感、愛しさ、信頼、尊敬、独占欲、目に見えないものがなんとなくわかるのは豊かなことなのかもしれない。言わないと伝わらないことと、言わない方が伝わること

久しぶりに号泣した1日だった、でももうなんで私ばっかりって思わないようにしようと心に決めた1日でもあった

飛行機たくさん飛んでいて、あと7日もしないうちに今度は私があの中にいて、もしかしたら目の前のパブで飲んでいる人たちがその飛行機を見るかもしれないと思うとなんだか不思議な気持ちになる。何人の人がロンドンに着いて、何人の人がロンドンを発つのだろうと思うと、人で私たちの世界が構成されていることを痛感する。


5/17 (水) トッテナムコート駅近くの中国茶屋さんにて

バイトをしてきた。飲食店でバイトしてるんだけど、お水を出したり注文をしたあとに目を合わせてにっこりしてくれる人はやっぱり素敵。でも気づいたんだけど、わたし朝型で7:00-9:30とかで2時間半インターンの仕事してからバイトするの、シンプルに過労な気がする!今気づくのおそいよねえ

やっぱりロンドンは都会で、いろんな人がいろんなことで生計を立てていろんな人が歩いてる。つくづく面白くて好きな街だ!自分のストレス耐性がもっと高くて1人でもストレス溜めずに生きていけるんだったら、ずっとロンドンいたい!でも無理だね、一回家族と暮らさないとたぶんこのままストレスとストイック病でたおれちゃう!自分に甘くできない!

Twitterをやめた!もう正直受験から一年だったし知ってることは全部記事とかインタビューにしたし、これから持続可能に海外大学進学に関する情報をまとめた記事を出せそうだし、もう私個人がTwitterをやらなくてもいいよねって思った。あと、普通にTwitterって中毒性高いし、みんな自分のことよく見せたいからこそみててきついときあるし、潔くやめてよかった。

なんかもうカロリー計算とかPFCバランスとか全部やめたい!勉強すればするほどそれに縛られるの本当にやめたい!もっとナチュラルに自分の欲望に沿って生きたいよ〜たすけて〜〜ほんとうに〜〜

これから、友達とレミゼラブルを見てくるよ!
なんか、友達に対する好きとか仲良くしたい!みたいなやつの波があることがすごく苦手なんだなあと思った、わたしも気をつけよ〜


5/18 深夜のフラットのキッチン ラム酒はまあまあ

夜、フラットメイトと最後にオムライス作ってお酒飲んで、1時まで話した

いつも思うけど、あーこれ人に言えないけど誰かに言いたくて多分この人には言ってもいいかも知らないみたいな、自分の柔らかすぎる部分を言って受け入れてもらう瞬間が一番好きかもしれない
それはトラウマだったりコンプレックスだったり秘密だったりするんだけど、こういう会話をできる友人を何人も持ったことはすごく恵まれていることだと思う

その人のことをまるっとしれるから結婚して幸せってこの前結婚した大好きなひとが言ってた


5/19 引っ越し先、あたらしい家でともだちと

引越したよ!新しい家、お庭が見えて、プランターがあって、リビングがあって、明るくて最高!ここに友達と2人で住むとか、なんかもう小説の世界じゃんってなった

いや〜初めて引っ越しだわ〜って思ったけど全然そんなことなかった

実家と下北沢とロンドンの寮と新しい家、そして今度は韓国にちょっとだけ住むから、5回家を変えていることになるね!わたしのモットーは、人の成長は移動距離に比例するだから、なんかちょっとうれしい!


5/20 バイト先の2階 まかないをたべながら
バイトの最終日だった!3回ぐらいバイト辞めてやる!!!って思ったけどなんだかんだやって良かったしやめるのがさみしい!

バイトの何が良かったって、いろんな人にいろんなことを教えてもらったのが新鮮だったし良かった

高校を卒業して大学生になっちゃうと全てが自己責任だから注意してくれることとか、一対一で向き合って教えてもらうことがあんまりなくなっちゃったのね!でも、バイト先ではちゃんと向き合って教えてくれるし、失敗しちゃったら注意してくれるし、なんだかすごく良かった!あとわたしのシフトの時だけ、謎に暇な時が多くていろんな人と話したのも良かった!このワーホリが人生の休憩なんだ〜って言ってた先輩とか、なんでイギリスの大学を受験してくれたか教えたくれた先輩とか、スリランカ語教えてくれた人とか、ワーホリでどんなことしてるかを教えてくれたお菓子屋さんとか、いろんな人の人生をちょっと知れたのがよかった!人間ってなんか色々そりゃあるけど、あまりそれを外に出さないからこそ、そういうことに少し触れさせてもらうとすごく面白いし、視野が広がる気がする!だから、普段なら絶対かかわらないタイプの人たちが、店舗という同じ場所に偶然集まってチームとして動くみたいなのがすごく興味深かった

最後色々教えてくれてありがとうございましたって挨拶したときに、一番良くしてくれた人がsee you soonって言ってくれてすごく寂しくなった!多分もう会わないのに、see you soonって言われる淋しさ

ちなみにすごい褒められて、笑顔もかわいいし気がきくしやめるのが残念〜って言われてすっっっごいうれしかった!あとマネージャーからルナスターって言われてた


5/21 ANA NH212便 どこにいるかわからないけど湖みたいなのが見える!

大学一年目が終わってしまった!残念!ロンドン離れたくない!けど日本も帰りたい!どうしたらいいかな!

交友関係は別に派手じゃないし結局クラブも一回しか行かなかったけど、何人も深く繋がれた友達もできたし、すごく良い一年だったような気がする!
他の人のインスタとかの投稿とかストーリーとかのキラキラ具合と比較して自分の過程を自分で判断しちゃうなんて絶対嫌だもんね!!

キキが言ってた、落ち込むこともあったけど、わたしはこの街が好きですっていうセリフが沁みるね…わたしのお気に入りアイコンがキキなのが伏線だったかも!!

一年間note読んでくださったみなさん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました

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