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年を重ねるということ


あと数ヶ月でいよいよ40歳の誕生日を迎える。
もしかしたら人生の折り返し地点にきているのかもしれない。
そう考えると何やら感慨深いものだ。


ここ数年は身体の不調が顕著で、
とにもかくにも疲れやすく、
どんなに体を休めてもその疲れが完全に取れることはないので日々満身創痍の状態に近い。

ドラクエの世界だと、宿に泊まればあのゆったりとしたメロディーとともにHPが回復するのだが、
あるいは「ベホマズン」と魔法使いが唱えれば一気に回復できるのに。


現実世界ではそんなの不可能なわけで。

『ヴァンテリン!』
『コンドロイティン!』
『ピップ!エレキヴァーーーン!!』
と唱えてもこのわがまま疲労蓄積ボディには何も起こらない。

呪文のような言葉を叫べば叫んだ分、
ただ喉を痛めるだけで、
つらたん味が深い。


二十代後半だったかな、
私の好きな芸人がこんなことを言っていた。
「この年(40前半)になると365日のうち360日が不調で、残り5日が普通」
ってね。格言。

もうね鬼わかる!

朝目覚めた瞬間から、体が疲れているのを感じる最悪な目覚めエブリディフォーエバー。
なんのために睡眠を取っているのか、
本末転倒になっているんじゃないか。

しかし、睡眠時間が短いと一日頭も回らないほどの疲労マックスダメダメ人間に成り下がるので、
やはりある程度は睡眠で体の疲れが取れているのだろうし、睡眠の重要性を否が応でも感じる。


こんな私でも、若い頃は夜ふかしもなんならオールだってへっちゃらだったんだぜ。


あの頃の、元気で疲れを知らない身体に戻りたい。切実に。

今この記事を書いている刹那も、睡魔が襲い頭がぼーっとしている。
なぜか腰も痛い。

こんないたいけなおばさんに容赦なく襲いかかる身体の不調の数々。


年を重ねるということは自分自身を労る大切さを知ることでもあるのだろう。

今夜も晩酌代わりに養命酒を飲もうっと。





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