もうすぐ麻雀プロ歴4年になる私が「こうすれば良かった」と未だに思っていること

〜 まずはじめに 〜

どうも皆様こんにちは、千歳りみです🌞🌈

突然こんなnote出してお前一体何なんだと皆様なりますよね、わかりますわかります。

まず私は【RMU】という麻雀プロ団体に2019年の5月頃に入会したのですが、なんとあともう半年ちょっとで入会4年(5年目突入と言った方が正しい?)になってしまいます。
時の流れってめちゃくちゃ早い。

大先輩からしたら「いやいやお前まだまだガキンチョだろ!新人と変わらんわ笑わせんな!」とも思われてしまうかもしれませんが。

最近、初めましてでお話するプロの方にプロ歴何年目か聞かれて答えると「意外と長いんだね」とか「すみませんあなたのほうが先輩でした新人だと思ってました!」みたいな反応もチラホラあるんですよ、、、どっひゃ〜〜〜〜〜!!!!!

そして、そんな月日が経った今、これまでの自身の姿を度々振り返っては、うおおおお〜〜〜〜〜!!って気持ちになります。

そう、後悔。


もちろん良い経験は沢山ありましたし、今も素敵にenjoyはしておりますので、そんな絶望的な後悔とかそういうものではないのですが。

今思えば「あの時の自分めちゃくちゃ勿体なかったな〜」と思う場面が多々あるのです。

TwitterのTLで、新人プロがこれからドッカン人気を得ていきたいぜ!的な話題をよく目にすることもあり、せっかくであれば「あの時こうしておけば良かった!」という私の経験談も落としておこうかなとこうして気まぐれでnoteをツラツラ綴っているわけでございます。

需要があるかは知りません、今から書く内容が果たして正解なのかも知りません、完全自己満です。

これから5つのしくじりを書いていきます。

私は作家でもなんでもないので、長々と至らない文章ではありますが、それでもご興味があるよという変人は是非最後までご覧くださいませませ。


【しくじり①】 麻雀の勉強を熱心に取り組めていなかった

このタイトル見ただけで麻雀プロとして最悪ですね(笑)

でも事実、入会したての頃はあまり麻雀の勉強を熱心に出来ていなかったと思います。

麻雀は本当に大好きですし、対局で勝てれば嬉しい、負けたら悔しいはかなりありました。
「あの放銃良くなかったな〜」とかその場で反省することもありました。

でもそこで終わり、それ以上はなし。
入会したては今以上に牌効率もめちゃくちゃでしたし、押し引きも今以上に全然出来てないし、私には基礎中の基礎から、必要な勉強があり過ぎました。

なのに勉強が全く取り組めていなかった。
知識と経験が圧倒的に足りていなかった。

そりゃ麻雀上手くなるわけないです。
最後まで集中して取り組めない自分の悪い性格もあってか、ダメだと分かりつつ、都合良く「強くなりたい」とだけ言ってずっと目を背けてたのかもしれません。

恥ずかしながら私は、自身が下位リーグでずっと負け続け、ほぼ同期が上のリーグへ次々と昇級していく姿を見て、尊敬する先輩方が麻雀の実力で輝かしく活躍する姿を見て、「このままではまずい、劣っている私は本気でやらないといけない、麻雀が強くなりたい」と随分の時間を経てやっと気付けたのです。

今もまだ足りていないことばかりですし周りから見たらかなり下手かもしれないですが、当時よりはだいぶ成長した感覚はあります。
やっぱり勉強って大事ですね。

麻雀の勉強を始めるのは早ければ早いほどいいし、見た目の良さや別の特技や魅力も大事ですが、麻雀プロとしてはまず麻雀に全力を注ぐべきだと強く感じるのです。

やっぱり麻雀強い人の方が周りに尊敬されるし注目される場も増えて人気出ると思うんですよ。

【しくじり②】 新人ならではの強みを全くアピール出来ずファン獲得でコケる

己の強みやキャラクターを自覚しているなら、絶対全面的に出した方がいいです。これはマジ。

RMU入会当時、私はまだ大学生だったのですが、色々な事情と個人的な変なプライドでなんと「新人のピチピチ女子大生雀士」という最高の特性を隠してしまったのです。

もちろん年齢など話の流れで聞かれたら正直に大学生と答えてましたが、SNSなどで自らその部分を押し出すことはしませんでした、むしろ隠してました。

最近はMリーグの影響などで当たり前のように大学生など若い子もいっぱいプロ入りしていますが、その当時はまだ女子大生は少なく、チヤホヤされるお得な立ち位置だったのに。

今はどうでしょう。
そのままサラッと大学を卒業し、平日会社に勤める社会人になり、平凡順調に歳を重ねていってます。
(「大学卒業しました!」的なツイートすら当時はしなかった。大人っぽく見られたかったのかね。)

今から大量の新規ファンを獲得するのってかなり難しい。新人の時だからこそ出来たピチピチアピールでもっと獲れる時に根強いファンを獲得すべきでした。
(とはいえ今からでも私のファンになるのは遅くないですよ、Twitterとかインスタとか色々フォローしてね☆)

【しくじり③】 麻雀関連の発信をビビって避け続けSNS迷走

私は正直に言ってしまうと、麻雀に自信があってプロ団体に所属したわけではありません。

純粋に麻雀が好きで、強くなりたくて入りました。
なので、麻雀の力量としてはまだまだ至らない部分も多く、麻雀の内容について深くSNSで言及することを恐れていたのです。
(何切るや打牌考察などむしろ自分の未熟さが露呈してしまいもってのほか!プロとして逆に恥晒しになる!という感じでした)

対局もそりゃド下手ですから常に負けることも。
でもそんな事実が自分の中では恥ずかしくて、負けましたツイートなんかは出来ず、勝てた時だけやった〜!と無駄に細かく成績まで載せて。

なので「リーグ戦だよ〜!」とか「ゲスト楽しかったよ〜」的な話はしても、それ以外は基本自撮りとか自身の生活とか趣味のことをツイートしてました。

ああ、なんて勿体ない。
麻雀プロである以上、フォロワーさんも麻雀好きな人が多いわけで、麻雀の話題に興味を持つわけです。

また、どんなに下手でも「こいつは麻雀に熱心だな、麻雀大好きなんだな」という姿勢を見せることが大事なのですがそれがあまり出来ていなかったなあと感じます。
そういうひたむきな姿勢が、見ている人の今後ずっと応援していきたい気持ちに繋がると思うのです。

私は完全にフォロワーのターゲット層をどこにしたいのか迷走しました。
どんなフォロワーをターゲットにするのか、SNSを活用する上でしっかりとテーマと目的を決め、その需要に沿って言葉を発信することが重要だと思います。

【しくじり④】 雀荘ゲストに入るまで約1年の空白期間が発生

実は私はプロになるまで雀荘の勤務経験もなく、フリー経験もほとんどなく、とにかく無知でした。

なので「これからゲスト活動色々やってみたい!」という気持ちと「不安で怖い、やらかしてお店にもお客様にも迷惑をかけてしまったらどうしよう…」「私がゲストに入ってそもそもお客様を呼べるのだろうか」という気持ちで常に心の中は葛藤しており、結果ゲスト活動を本格的にやり出すまでに約1年ほどの空白期間が出来ました。

その間の麻雀活動はリーグ戦や大会予選などプロ団体の公式戦のみです。あとは麻雀プロの人狼放送にメインで出ていたかな。

当時はゲストに誘われまくるようなツテや人気なんてなかったですし、それでも有難いことに知り合いからお誘いをいただいて、ゲスト経験がほとんどないことを事前に相談した上でやっと入ってみるという感じでした。
(正直今もめちゃめちゃゲスト活動しているというわけでもないのですが。お仕事のお誘いはいつでもお待ちしております!)

実際、ゲスト経験が足りず過去お客様への気配りやゲーム進行などあまり上手くいかなかったこともありますが、数をこなして少しずつ慣れていきました。

沢山のお客様と接することが出来るのはとても楽しいですし、私目的ではなかったお客様がゲスト時の会話きっかけで新しくファンになってくださったりと嬉しいことばかりでした。

加えてゲストに入り始めたら、他の雀荘スタッフ
の目にも私の存在が入るからか、新しいゲストのお誘いの連絡が増えました。

不安は多くても、勇気を出してゲストやりたいアピールもいっぱいしていった方が良いです。
新人であれば、慣れていない部分も含めてきっとお客様も温かい目で応援してくれるはず。
(ただご迷惑はかけないよう可愛らしく低姿勢が良いですね!)

【しくじり⑤】 女流の友人が全く居なかった

Twitterで他の女流の方々がキャッキャしてる2ショットなどアップしているのを見てそれはもうそれはもう憧れと羨ましい気持ちでいっぱいでした…!

笑えないくらい私には気心知れた女流の友人が居ませんでした。

もちろん対局日など顔を合わせる時には挨拶したり爽やかに雑談したりすることもありましたし、別に何か嫌われていたとかそういうのではないのですが、根がパリピ属性を全く持ち合わせていない隠キャということもあり、日々仲良くラインしたりプラベートでもよく遊んじゃうような女流の友人はここ最近まで出来ず。

私のRMU入会時は試験も1人で受けて、1人で中途半端な時期に入ったので、"完全な同期"っていうのが居なかったのも大きいですね。

さて、そんな私でも数名ではあるものの、ここ最近やっと仲良しな深い絡みができる方も作れました。
今言えることは最高にハッピーで溢れてます!(大声)ということです。

……女流のお友達が出来ると何が良いのか。

<その①> 純粋な私生活の幸福感アップ

そりゃそうですよね、女流とかそういうの取っ払って仲の良い友人なんだもの。
プライベートのしあわせMAX〜〜〜〜〜( ^-^)ノ

<その②> 麻雀関連の相談が気軽にし合える

麻雀の技術向上や情報共有はもちろん、お仕事に関しての不安とか、麻雀業界のよくあるお作法というか、ちょっと気になるけど誰に聞いていいか分からない質問とか、気軽に聞き合えます。

これってすごくいいです。
自分1人だったら何も相談できず、不安な気持ちだけを抱えるわけですので…。

<その③>相乗効果でファンやお仕事が増える

女流同士で仲良くなると、自然とその人のことをツイートしたり一緒に仲良くしている写真などSNSでアップするわけです。

そうすると、お互いのフォロワーさんがその様子を見てくれて、「友人のファンが自分のファンに、自分のファンが友人のファンに」というとても素敵な相乗効果が生まれます。好きな人の好きな人は一緒に応援してもらえるというハッピーセット。
シンプルに拡散力も増えます。

あとは雀荘などダブルゲストにするなら誰がいいかとなった時に真っ先にそのペアで思い浮かべてもらえたり、お店側からゲストの相談を受けた際に「○○ちゃん仲良くて良い子でオススメですよ!」とか紹介し合えて結果お仕事に繋がったり。

相手を利用してやるみたいな決して上辺だけの関係ではなく、純粋にお互いを心から応援し合って一緒に高みを目指せるという最高な関係性。

very very good…(深い溜め息)


てなわけで、人見知りとか気が合う合わないとかもあるかもしれませんが、出来る限り早いうちから女流の友人作っておいた方が得です。損になることないです。

〜さいごに〜

これ以上書き続けてしまうととんでもなくダラダラと長ったらしいnoteになってしまうので一旦止めます。(既に長ったらしいよという意見は悲しいので辞めてね)

うまく言語化出来ていたかは謎ですが、大まかにこういう5つのこと、早いうちからもっと上手にやれてたらなあと未だに感じます。

スタートダッシュは綺麗に決めたいですよね。

最近のプロの方は本当に努力家で自分の魅せ方が上手な方がとても多いので、新人でも既に人気ある方も多いし、「あんたのような失敗なんてしないしそもそも共感できる点あまりないよ」ってなるかもしれませんが(笑)

もし少しでも共感できる点があるのであれば、今後のプロ活動において何か役立てばいいです。

ではではご拝読ありがとうございました。

アデュー!!!!!!!!


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