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会社×ラジオ!?「パネラジ」が生み出す社内コミュニケーション

今日は、宣伝会議11第58回「宣伝会議賞」課題発表号を読んでいて、一つすごく興味が惹かれたものを見つけたので共有したいなと思います!

社長がパーソナリティを務める社内ラジオ!?

電力の小売りを最適化するシステムを構築したIT会社「パネイル」では、なんと社長がパーソナリティを務める社内ラジオを放送しているそうです。

その名も、「パネラジ」。

社内全体のコミュニケーション不足を改善するための施策の一つで、社員から社長への質問を募集するところから始まり、社長がラジオ好きで中・高校生時代にハガキ職人であったことで、ラジオ番組として放送することが決まったそうです。

なんと収録は、会議室に機材を持ち込んで、「にわかスタジオ」を作って行われていると。

さらに、社員をゲストに招いてその人自身の話を掘り下げることもあって、ラジオの放送をきっかけに、これまで関わりの薄かった他部署の方との交流も円滑になっているのだとか。

社内のコミュニケーションが見事に改善、すごい・・・!!

ラジオの持つ力

私はこの記事を読んだ時、純粋に、「この会社、面白い・・・!」と思いました。

だって、社長さんがパーソナリティの、会社オリジナルのラジオですよ!?

ラジオ好きの私としては、自分の職場がそのようにラジオ放送を行なってたらとてもワクワクするし、何より、安心感に繋がるなと思いました。

ラジオには、その人自身の人柄や個性を感じ取りやすい、不思議な親近感をもたらす力があると感じる。

テレビで一度見たことがある!という人よりも、一度ラジオ番組を聴いたことがある!という人の方が、その人自身が近い存在に感じられるように私は思う。

電話に近いからかな?テレビの向こうだと、行ったことのない世界すぎて遠くに感じるのかな。


さらにラジオは、話好きな人もそうではない人も、一人一人がパーソナルスペースを保ちながら会話の輪に入っていけるような、そんな空間が平等に与えられているように感じる。

テレビの画面を、社長室の扉だとして。

社長室の扉の向こうに広がる空間に社長が座っているのに対して、ラジオという空間、にわかスタジオの中で社長が座っているのを思うと、一気に社長が近い存在に感じられる。

プライベートな話を聞くのも、自分がプライベートな話をするのも、きっと社長室の中では難しい。会議室の中でも、難しい。

いつもの場所を新しい空間に変えられる力

私は、「会議室」という、利用目的が名前になっているような空間を、「にわかスタジオ」という、ラジオ収録の場に早変わりさせることのできる、会社全体の柔軟性が、すごく好きだと思った。

昔、友達と公園の隅っこに秘密基地を開拓した時に感じたワクワクに近い感じ。

このことから、今までにない斬新な提案でも臆せずに話せるような、面白いねって受け入れてもらえるような、そんな風通しのよい雰囲気があるように感じられた。

会社とラジオ。

もし、自分が働いていたら、きちっとした社会人としての姿だけでなく、すれ違う一人一人の、家に帰った後のプライベートな部分も垣間見えることが増えていくことで、社内で過ごす空間がよりあたたかいものに感じられるのかなぁ…と妄想した。

「良いプロダクト、良いサービスは、良い土壌から生まれる」

パネイル社長、名越さんの言葉。社内ラジオ「パネラジ」はまさにいい土壌づくりのための、最高の肥料だなと思いました。

就職活動をするときには、誰がなんと言おうが自分が「いいな」と思える性格の企業を選ぶ意識を大切にしたいと、19の私は、今思っています!

ラジオについての記事も、これから書いていこうっ

最後まで読んでくださってありがとうございました!💟




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