選択子なしからの妊活。心境の変化。

こんにちは。2021年7月現在、臨月を迎えた妊婦になりました、rianと申します。

私たち夫婦は、結婚6年目で初めての子を授かりました。なぜこのタイミングだったのか、なぜ妊活をするに至ったのか、自己紹介代わりの記事です。

結婚後なぜすぐに子供を持たなかったのか

私たち夫婦は、私が29歳、夫が32歳の時に結婚しました。(ちなみにアプリ婚です。この話もまたおいおい)結婚後約5年間、私たちはいわゆる「選択子なし」夫婦でした。

前提として、私たち夫婦はどちらも「子供がいない人生もアリ」と考えていて結婚を決めましたし、それは今でも同じです。

なので、「急に子供が欲しくなった!」というよりは「子供を持ってもいいかも」と思えるようになった心境の変化をここでは記していきたいと思います。

私が結婚後すぐに子供を持ちたいと考えなかった理由は主に下記の3つです。

①「親になる覚悟」ができていなかった

② 仕事や旅行など、「子供がいないうちにやりたいこと」が山のようにあった

③「離婚する」可能性が低くないと思っていた

この3点が解消されたタイミングで、「あ、子供を持ってみたいかも」と思うようになりました。

それぞれどのような心境変化があったのか、記していきます。

「親になる覚悟」が少しできた

「親になる覚悟」と言ってもいろいろな意味があります。

私たちの場合、どちらも自身の実親の育児方針に疑問を持っています。詳細は省きますが、いわゆる「毒親」に育てられたとそれぞれ感じていたのです。

そんな私たちが、果たして「正しい育児」ができるのだろうか。自分の親と同じように、子供に過干渉したり大人になっても残る心の傷を与えたりしないだろうか。

私は結婚にあたり「子供を持つ」可能性を考えた時に、まずその不安が頭をよぎりました。それは夫も同じでした。

私は実親と色々と話していくうちに、当時私を傷つけたことに対しての謝罪があったり、当時なぜそんな育児をしていたのか私なりに許せはしないものの少し理解ができてきたことが1つ。

また、だんだんと友人が子供を持ち、彼らの子供への接し方を少しずつ覗かせてもらううちに、「理想の親」「正しい親」にとらわれ過ぎなくていいんだ、自分が自分のままで、愛情を持って子に接したらいいんだ、ということをストンと納得できたということも後押しをしてくれました。

「子供っていいよ!!」とか「子供がいない人生なんて考えられない」みたいなデリカシーのないことは一切言わずに、そんなことを教えてくれた友人たちには本当に感謝しています。

「子供のいないうちにやりたいこと」はだいたいやった

多くのカップルが「2、3年は2人の時間を過ごして、それから・・・」など話しますが、まぁそういうやつです。

結婚のタイミングは、ちょうど私が社内で兼ねてから希望していた部署への異動が決まった時期でもあり、少なくとも3年間は仕事に集中したい、途中で産休や育休を取りたくないと考えていました。

それからまる5年以上同じ仕事を担当させていただく中で、社内外に多くの信頼できる仲間ができ、自分なりの仕事スタイルができてきて楽しくなってきていたところでしたが、逆に「今休んでも戻る場所がある」と思えるようになりました。

いや、基本的には産育休の取りやすいホワイトな会社なので、実際にはいつ休んだって戻る場所はあるんだとはわかっていたのですが、「別にいなくなっても構わない人」のポジションで休みに入るのは自分で納得がいかなかったのです。

これは私のエゴでしかなく、会社にとってはむしろ迷惑かもしれないですが、結果、「早く戻ってきてね」といろんな方に言っていただける状況でお休みをいただけることはありがたいことだなと感じました。

もう1つ、私も夫も旅行が大好きで、beforeコロナは年3−4回は海外に旅していました。子供ができるとしばらくは海外にも自由に行けないということもブレーキをかけていた大きな要因でした。

5年をかけ、行きたいところにたくさん夫婦、友達と出かけて、ある程度満足したこと、むしろ「子供がいたらまた子供と来たいな」と思える場所がいくつもできたこと、またコロナ禍で海外旅行に行けなくなってしまったことも1つのきっかけになりました。

「離婚する」可能性が低くないと思っていた

これは、私たちがアプリ婚であるということも理由の1つではありますが、出会ってから1年程度で結婚に至ったため、夫婦仲が良くても、私は心のどこかでは冷静で「いつ何かがあって別れることになるかわからない」と思っていました。

親が離婚した家庭の子に必ずしも悪影響があるとか偏見を持っているわけではありません。ですが、私自身が両親の不仲・離婚を経験して、できれば自分の子には同じような思いをさせたくないという気持ちが強かったのです。

離婚したいと考えているのに子供を理由にして無理やり一緒にいること、結局離婚に至ってしまうこと、そのどちらもが子供にとってはとても負担に感じるということも私は自分自身の経験からよく知っていました。

なので、自分で「離婚するかもな」なんて思っている状態で「子供ができたら大丈夫」なんて無責任な気持ちで子供を持つ気持ちにはなれなかったのです。

もちろん今でも「何があっても別れない」と思えているわけではないのですが笑、5年をかけて2人で信頼関係を築けてきたので、「子供を持っても大丈夫だな」と思えるようになりました。

そして妊活へ

こんな感じで私は結婚してから約5年が経った34歳の時、やっと「子供持ってみたいかも」と思うようになり、妊活を始めることになりました。

次の記事では、セックスレスからの妊活について書いてみたいと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

ではまた次の記事で。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?