娘を嫁に送り出す父親の気持ちとは、どんな感じなのだろう。

私の妹が結婚した時、私の父は「どうせすぐ離婚するけぇ、仕事やめるな」とか色々暴言？を吐きまくってました。妹は夫になる人が結構年下というのもあり、かなり親としては不安を感じていたのかなと思うのと、それほど、娘が可愛いかったのだと思います。よっぽど手放したくなかったのでしょう。

私にも娘がおりまして、先日結婚式を挙げました。ただし、入籍は昨年の1月？（間違っていたらごめんなさい）に済ませていて、既に家を出ておりました。コロナの影響で式がここまで延期してきたという事情です。

娘が可愛い、それは親としては当たり前のこと。でも手放したくないとか、寂しいとかは正直思わなかったですね。

私は娘よりはほぼ99％の確率で早くあの世に行ってしまいますので、いつまでも面倒は見られない。なので、人間諦めが肝心ですよ。それと私はある程度老後は個人で色々楽しみたい。いつまでも子供に縛られる生活はしたくない。少しわがままなのでしょうかね。

まあ前述のような理由もありますが、娘は子供の頃持病がありまして、毎月病院に通って検査を受けるために太い注射バリで血液を抜かれてました。しかも毎日、食後に薬を服用しなければならない。

発作を起こして入院したこともありました。病院の帰りにはいつもアイスを買って、二人で食べてましたね

「お母さんには内緒やで」といいながら。

でも内心は、もしこのまま病気が治らなければ、この子はまともな社会生活を送れないのではないかと不安を常に感じておりました。そうなったらこの先どうしていけばいいのか、一番かわいそうなのは娘です。

こんな親で申し訳ないとつくづく思いましたね。

しかし、神様は見放しませんでした。中学に上がる直前にお医者様から「もう大丈夫です。治りましたね。」と言われ、何よりも安心し神に感謝しました。神様、仏様、稲尾様！！

（現代なら、佐々木朗希様ですかね）

その後、病気が完治した娘は順調に成長し、大学も4年で卒業して、彼氏を見つけて結婚することに。

挨拶に来てくれた時に二人に言ったのが、「応援はするけど、口出しはしない。二人の人生なので二人の好きなようにやりなさい」と。

親がしゃしゃり出ることはないですよね。ましてや新婚さんには。

娘の通院していたころを考えれば、こんなに楽しそうに結婚式を挙げている娘の表情を見たら、涙なんてでませんよ。あの時諦めずに病院へ連れていった甲斐があった、本当によかったと安心しました。

これから二人には色々大変なことや、困難なことなどが起こることでしょう。でも二人の力で解決して欲しいですね。

どうしても無理な時は、力になりますのでその時は遠慮せずに頼って欲しいです。そういう意味で私も元気でかつ、ある程度の財力をキープしないとなりません。そのためにもまだまだ働かなければ...

財力はなかなか維持するのが難しいなあ〜、土日バイトしたいなあと思う今日この頃です。