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将来もらえる年金額を把握していますか?ねんきんネットの使い方と年金について

みなさんは将来、自分がいくら年金を受け取れるか把握していますか?

老後の資金に不安を持っている方は多いと思います。
自分が将来受け取れる年金額を知っておくことはとても重要です。

今回は年金制度について簡単に説明した上で、
年金の受給予定額を調べることが出来る【ねんきんネット】についてお伝えします(^^)


1. 年金の仕組み

年金制度は賦課方式
現役世代(いま年金を納めている人)が払った年金は、
老齢世代(いま年金を受け取っている人)の年金給付の財源となります。

簡単に言うと現役世代が老齢世代に仕送りをしているイメージです。

だから少子化が進むと、現役世代よりも老齢世代が多くなって、
現役世代の負担が増えてしまうんですね。

※正確に言うと、老齢世代に払われている年金は
 現役世代が払った年金以外だけでなく、税金なども使われています。


2. 国民年金と厚生年金(1階部分と2階部分)

一口に「年金」と言っても、年金にはいくつか種類があります。

20210915 note_年金種類

ここでは公的年金の【国民年金】と【厚生年金】について説明します。

ザックリ説明すると、
 国民年金:日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人
 厚生年金:社会保険に加入している会社に勤務している人

つまり、20歳~60歳未満の人は必ず国民年金に加入していて、
社会保険に加入している人は国民年金の他に厚生年金にも加入しているということ。

↓↓↓ これを図にすると、、、よく見るこの図になります ↓↓↓

20210915 note_年金種類_2

社会保険に加入していない人→1階建て部分のみ
社会保険に加入している人
1階建て+2階建て

あなたはどちらですか?

学生だったり、転職したりすると、
その時の状況によって国民年金か厚生年金かが変わります。

自分が過去にどの年金に加入していたのか?
その結果、将来の受給額がいくらになるのか?

そんな疑問を解決してくれるのが年金ネットです\(^o^)/


3. ねんきんネット

3-1. ねんきんネットとは

「ねんきんネット」は24時間いつでもどこでも、
パソコンやスマートフォンから自分の年金情報を確認できる
日本年金機構が提供しているインターネット上のサービスです。

利用料や登録料はかからず、
毎年誕生月にハガキで届く「ねんきん定期便」よりも沢山の情報を確認することが出来ます!

20210915 note_年金種類_3

ちなみにねんきんネット登録後の「ねんきん定期便」は、
「電子版ねんきん定期便」というPDFが発行されます。
ダウンロードが出来るので年金記録の管理・保存に利用できますね(^^)


3-2. ねんきんネットの登録、利用方法

ねんきんネットを利用するにはメールアドレスと、
マイナンバーカードもしくは基礎年金番号が必要になります。

 ・メールアドレス+マイナンバーカード → マイナポータルとの連携
 ・メールアドレス+基礎年金番号 → ユーザIDの取得

基礎年金番号はどこで確認できる?
・年金手帳
・平成28年度「ねんきん定期便」(平成28年4月から平成29年3月発送分)
・国民年金保険料の納付書、領収書  など

上記が手元に無い場合には、近くの年金事務所の窓口に問い合わせてみましょう。
会社員の方はお勤め先の総務関係の部署でも教えてもらえますよ。

ねんきんネットの利用方法(登録方法) ↓↓↓
 ねんきんネットのご利用方法(日本年金機構サイト)


登録後、ユーザIDが発行されたら実際に使ってみましょう ↓↓↓
 「ねんきんネット」を利用するには?(日本年金機構サイト)


4. 最後に

年金の受給年齢まで何十年もある、という方は「ねんきんネット」を利用しても正確な将来の受給額はわからないかもしれません。

ですが、受給額が大体いくらくらいなのかを早いうちからシミュレーションしておくことで、年金対策の必要性を実感できるはずです。

ザックリでも金額がわかった方が現実に向き合えますよね。

早いうちから自分の将来のお金と向き合って、積極的に対策をしていきましょう!


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 行政書士法人 全国理美容コンサルティング
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