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フィリピン留学 セブ行ってきた つづき

進撃の巨人を彷彿させる5mくらいのコンクリートの壁に囲まれた学校兼宿舎に到着。迎えに来てくれたスタッフがIDカードみてえのを警備員にみせると扉が開かれた。車から降り、真っ先に目に入ったのは。

プールだった。大体25mプールの半分くらい。で、なんか小奇麗なビーチパラソルとあの白いプラスチックのイスみてえな寝っ転がるやつ。アレがプールサイドにズラーっと。典型的な、絵にかいたような、海外の富豪が休日にプールサイドでパーティをやる的なあの雰囲気。マティーニでも出てきそうな。まあ深夜だったから流石に真っ暗だったが。周りに建物が5棟くらいある。コレが教室だったり宿舎だったりする。で、プールを横目に歩きながら部屋に案内された。

基本生徒3人で一部屋が普通だとか。それを俺は二人部屋を一人で使うという贅沢。まあその分金を多めに出したわけだが。人いると寝れんし、しゃあなし。部屋の中に入ると、ベッドが二つ。勉強机みたいのが二つ。あと何があったっけな。結構シンプルな部屋だった。で、シャワーを浴びようとしたらシャンプーがなくて焦った。どうしたもんかと迷ったがスタッフのを借りにいった。早速英語でのコミュニケーションはビビったがどこかスリリングで楽しいって気持ちもあった。スタッフは台湾出身だったり韓国出身だったり。みんな優しかった。韓国系の会社が運営らしい。

シャワーの出はわるかった。フルで捻ってもチョロチョロしか出ない。日本帰ってきて勢いあるシャワーに感動した記憶がある。初日は飯は食わずそのまま寝た。

翌日、朝食をとりに食堂へいく。どれくらいだろ、コンビニ5つ分くらい?結構広かった。で、学校の生徒がわらわらいる。バイキング形式。席はほぼ満員。で、空いてる席をやっとこさ見つけて食い始める。何食ったか忘れたけどうまくも不味くもなかった。食堂のスタッフは現地の人だった。まぁつまんなそうに働いてた。

朝飯を食い終わったら職員室的なスタッフルーム的なトコへいった。で、学校のルールを習う。

基本的に大学みたいな時間割。日本で申し込む時に選択したコースの通り。時間になったら教室へ行って。空いてる時間は部屋で待機。放課後は敷地の外へ行きたきゃ行ってもいい。その際、生徒証をゲートにいる警備員に預けるとか。帰ってきたら返してもらう。ただし門限は22時まで。月から金まではそんな感じで土日は終日自由。ただペナルティがあって規則違反があるとその週は土日は外出禁止になる。ペナルティは例えば他の学生の部屋に行くとか。あとプールに飛び込むのはアウト。あと喫煙所以外でタバコ吸うのもアウト。あとなんか色々あったけど、印象的だったのはその辺。

その後、クラス分けテストを受けた。内容はTOEIC的なやつ。これがなかなか難しい。日頃、中学生に受験指導&留学前にリスニングの勉強をちょっとやったんだが、まぁ殆どは勘だった。内容は筆記とリスニング。5人くらいで少人数授業って事だから、同じくらいのレベルの生徒を集めたいって事なんだと思う。ただ俺は全部1対1のコースを選択してたから言っちゃえば関係ないっつぅ。

で、ひとしきり最初のオリエンテーションが終わったら初日は自由行動って事で解放された。とはいえ、昼前。やる事ねぇってんで困った。

とりあえず喫煙所に行く。喫煙所はプールサイドから少し離れたところにある見張り小屋みたいな場所。螺旋階段を5mくらい上ると喫煙スペースがある。わりと広くって長机が全部で8台くらい、でプラスチックの白い椅子が20脚くらい。敷地内を一望できる場所で、プールがよく見えた。あと敷地の奥の方にバスケコートがあるのを発見した。喫煙所には授業中という事もあり誰もいなかった。

タバコに火をつけた。で、さて暇だがどうしたもんかと考えた。そん時のタバコはピースだったっけな、オプションパープルだっけな。日本から持ってきたやつ。とりあえず無事到着し、学校生活もちゃんと送れそうだと思い安心した気がする。喫煙所には信じられないくらい弱いWi-Fiがとんでたからネット繋げた。とりあえず、家族に無事着いたことを報告。プールの写真を送ってやった。

昼飯までおれはただぼーっと座ってた。暑くて半袖だったけど汗はそんなかかなかった。風も気持ちよく吹いてるし。気分よかった。

1時間とか待ってやっと昼休みのチャイムがなった。校舎からわらわらと生徒が出てきて食堂へ行っていた。あっという間に列が出来てた。で、食堂へそのまま行かず、喫煙所に来る人達も沢山いた。さっきまでガラガラだったのにあっという間に喫煙者だらけになった。

基本、てかほぼ全員同じ人種。韓国人、台湾人、日本人でそれぞれグループに分かれてた。日本人は大学生が多かった。次に多いのが30才前後。俺と同じくらい。10年くらいやった仕事を退職して自己啓発に来たって人は多かった。韓国人、台湾人は30才前後の人がほとんど。逆に若い子はほぼいなかった。

初日はコミュ障発揮して誰にも話しかける事ができなかった。とりあえず部屋に戻って。やる事ねぇから寝た。

次の日の朝、やはり喫煙所に直行した。タバコ吸いたいっつぅか誰かと話せないかな、と思った。で、一人韓国人の40才くらいの男性がいた。

長くなるから後でまた続きを書こうと思う。

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