駿に3人の服を作ってもらうためのトルソーも3Dプリンターで作った。
いつものようにゴムライクなレジンを使う。
服のイメージも下手ながらイラストで書いた。

9Sは、材質が黒のベルベット。
黒のセミビキニのショーツ、黒のハーフパンツに黒のハイソックス、ブーツ、長袖のコート風の上着。
両手には黒いグローブ、首には黒いチョーカー。
たまにハーフパンツを脱いでコート風の上着がミニ丈のワンピースのようになる時もある。
(自爆したあとの状態)

2Bの材質も黒のベルベット。
ハイネックでバルーン袖のゴスロリ風のショート丈のアウターで胸元と背中が開いてる。
胸元には生地で模様があしらってあり、生地のないところからは、バストの谷間が見えている。
上腕のところにシャーリング加工が施されている。
袖口にはカラスの羽毛がつけられている。
レオタードは超ハイレグでTバックのハイウェスト。
グローブは肘までが白のサテンで手先が黒のベルベットのツートンカラー。
スカートもベルベットのハイウェストで、裾が広がったフレアで腰のところでベルトを結わえている。
腰まで切れ混んだスリットが右前に入ってる。
(戦闘でボロボロになったスカートも作ってもらう)
茶系で履き口が黒い透け透けのストッキング。
履き口に少し編み上げがある膝上までのロングブーツ。

A2は脱走兵の設定で、メンテナンスをしていないため、皮膚が剥がれ落ち黒い皮膜が剥き出しになっている箇所が体のいたる所にある。
胸元、下腹部、股間、右脚、両腕の肘から先など。
服としては、かろうじて腹部に放熱キャミソールの一部が残っているのみ。
左脚にはいくつもの亀裂が入っていて、メンテナンスされていないため、薄黒く汚れている。
なので、ある意味ほぼ全裸状態。
皮膚が残っている所にもいたる所に亀裂が入っており、黒い皮膜が見えている。
なので駿に作ってもらうのは、腹部のキャミソールだけ。
皮膚の剥がれと亀裂の表現は、ちょっと手間をかけた。
剥がれと亀裂の部分にマスキングをしてから、シオンの時のように皮膚をもう1回つける。
シリコンとラテックスラバーが乾燥しきる前に、マスキングを剥がして、下の皮膚を出す。
その皮膚に黒い塗料を塗ると、僅かに皮膚に段差が出来て剥がれや亀裂っぽくなる。
ここはモデラーとしての腕の見せどころ。

シオンには一人三役を考えてる。まず一人目はヨルハ部隊の司令官をイメージした。
髪は長いポニーテール風の金髪。これはウィッグで対応する。
服は膝下丈のワンピース風で左前には腰上まで切れ込んだスリットが入っている。
襟元はチャイナ風。
超ハイレグでティーバックのショーツ。
膝上まであるロングブーツ。
ここまで全て白色。
ブーツの下には黒い透け透けのストッキング。
手首まですっぽりと隠れる白色グローブ。
続いて二人目は、オペレーター60をイメージした。
全身を大きなマス目模様の入った黒のボディストキングで覆い、その上から黒のボディスーツ風の服を着せる。
グローブとブーツも黒。
髪はシャンパンゴールドのお下げに黒のカチューシャ。
これもウィッグで対応する。
口元には黒のフェイスベールを着ける。
三人目は、オペレーター210。
オペレーター60と衣装は同じだからウィッグを変えるだけなの。

なぜ、ヨルハ部隊の3人と司令官を合わせて4人にしたのか。
(でもオペレーター60、210を入れるとのべ6人になってまうけど。)
それはどうしても踊らせたいダンスがあるから。
カイネ、逃避。
コスプレして踊るダンスグループが動画投稿サイトに上げているダンスを踊らせてみたくて。
すごいいいダンスなの。

オペレーター60を参加させたのは、2B専属のオペレーターだから。
それに2Bとの通信のやり取りも、キュートでめっちゃ可愛いの。
本来、バンカーから地上には降りられないんだけど、ここで夢を叶えて上げる。

オペレーター210は、9Sへの想いが切なくて、キュンってしちゃって・・・。
9Sと少しでも一緒にいさせてあげたいから。