みなさん、おはようございます。
ワイマニです。

今後は、トレ仲間の皆さんが日常的に疑問に思っていることもここのブログに残していこうかなと思います。
私のTwitterです。
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今日は「部分痩せ」についてお話します。
男性の場合はお腹周り、女性の場合はお尻周りや太ももの脂肪って気になりますよね。
そして皆さん、その部分の贅肉がなかなか落ちないことに悩んでますよね。

結論から先に言うと、部分痩せはできません。

部分痩せが可能だと主張する意見として、「体のある部分を動かすとその部分の脂肪を燃焼できる」や「筋肉を動かすとその上に付いている皮下脂肪を直接エネルギーとして利用できる」という話がありますが、実はそれは全て誤解です。
筋肉と皮下脂肪は異なる血流のルートを持っているため、分解された脂肪はすぐ近くの筋肉に直接利用されることはありません。
脂肪は心臓を経由して全身に供給されます。
つまり皮下脂肪から分解された脂肪は、特定の筋肉に直接届くことはできないようになっています。

『運動により部分痩せが可能だ』という主張の根拠として引用される研究が、存在することは存在します。
しかし、その研究を否定している論文もあり、後者の方が信憑生が高いです。
詳しく知りたい人はリンク先をお伝えしますので、ワイマニまで直接メッセージを下さい。
※英文です。

また同じ体積の中に筋肉と皮下脂肪があるとして、筋肉量が多いと脂肪が少なく見えると言ったパターンもあります。
数値だとイメージしやすいと思うのですが、筋肉50脂肪10の場合と、筋肉100脂肪10だと、同じ脂肪量でも、後者の方が体脂肪が少なく見えます。
『私は痩せたいだけで、筋肉で体を大きくしたくない』という意見は間違いです。

特に日本人だとの遺伝子的な特徴から、筋肉が大きくなり辛い傾向があります。
ステロイドでも使わない限りは、筋肉が巨大化する事はありません。
むしろ、実際には筋肉が大きくなる事で、サイズダウンすることが多いです。
体重は増えたけど、服のサイズは小さくなったという経験はありませんか？
私はトレ歴15年、身長174cmで現在90kg台ですが、80kg前後まで絞ると、一般的なMサイズでもブカブカになります。
よって筋肉を鍛えることで体が大きくなることを心配する必要はありません。
むしろ、筋トレを行うこと自体が基礎代謝を上げ、脂肪を燃焼しやすくする効果があるため、トレーニングによる筋肉の増強は、健康的な体づくりと美しいスタイルの向上に役立ちます。

バランスの取れた食事や適切な運動、筋トレに有酸素運動などを組み合わせることで、体全体の体脂肪を減らすことができます。
部分痩せには限界があるということを理解し、健康とバランスの取れたトレーニング・食事を心がけましょう。

今後もブログで皆さんのちょっとした疑問にお答えしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

ワイマニ