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陰ヨガの効果は何ぞや?HSPさんにすすめたい理由

2回目投稿です。前回は自分で自分の好きなことを書くって楽しい~♪と思いながら陰ヨガについて簡単な説明を書きました。(今回も楽しく書いてます!)

今回はHSPさんにこそ陰ヨガが向いている理由を、陰ヨガの効果からぼちぼち書いていければと思います。

陰ヨガの基本情報はこちら↓


陰ヨガの効果って何ぞや?

筋肉の表層部分よりも、更に深~い身体の深層部に圧をかけたり、伸ばしたりして氣を巡らせていく陰ヨガ。

陰ヨガをすることで、一体どのような効果が期待できるのか?身体面への効果、精神面への効果についてそれぞれお話していきます。

陰ヨガがもたらす効果:身体面

  • 関節がスムーズに動く、可動域が広がる

  • 体液や血液の流れがスムーズになる

身体面にもたらす効果としては以上のようなことが挙げられます。陰ヨガでは3~5分間、時間をかけて脚や脚の付け根、背面、お尻など身体の様々な筋肉を伸ばしたり、圧をかけたりします。

時間をかけてゆっくり身体の深層部へ働きかけていくと、硬くなっていた関節や筋肉が少しずつほぐれていくのです。

HSPさんにはもちろん、身体が硬い方にこそおすすめしたいヨガ。硬いからこそ、時間をかけてほぐして頂きたいなぁと思います。(かくいう私もかなり硬いです…。特に腰回りですね。ヨガをやり続けてだいぶ良くはなりましたが)


陰ヨガがもたらす効果:精神面

  • 心の様子に気づき、客観的に自分を観られるようになる

  • 頭ではなく「肚(はら)」で考えられるようになる

身体の様子に気づく経験(あー今脚の付け根が伸びてるなぁ、身体の側面が伸びて気持ちいいなぁ、右腕は何ともなかったけど左腕にしたら硬いぞ、などなど)、が増えると心の様子に気づけるようになります。

「痛いけど耐えなきゃ…あ、我慢してる?もしかして我慢しすぎてる?」など心が葛藤していることに、ふと気づくのです。

苦しいこと、痛いこと、つらいこと。そんなことに直面した時に、自分の今の気持ちがどのような動きをしているのか?全てをできるようにならなきゃ、こうしないとダメだ、そんな思いを抱いている自分がいる…?

感情に飲み込まれそうになっている自分を、第三者の目線から観られるようになるのです。

そんな感情に飲まれそうな自分はダメなんだ、とジャッジしそうになるのですが、ここで重要なことはジャッジをしない練習を積むこと。

「あ~、自分はそうか、苦しかったのか。痛かったのか」とただただ、あるがままを丸ごと認めるようにして頂けたらと思います。

「難しいわ!」ってなると思いますが…そこは陰ヨガのインストラクターの誘導次第。(ちゃんと誘導できるインストラクターに私はなりたい…)

で、肚(はら)について。はらははらでも、お腹というよりもおへその奥にある「丹田(たんでん)」を指します。陰ヨガでは頭を休め、丹田から湧き上がる氣を巡らせる、感じることを大事にします。

この肚が結構奥深く。また肚については、肚だけの記事でゆっくりお話出来れば…。この肚へ意識が向けられるようになると、行動力が上がると言われています。

HSPさんは頭で深~く考えるのが得意。悪いことではありませんが、頭で考えすぎてやろうと思ったことがやれなかった、という経験はありませんか?時には頭でなく、肚で考える、感じることも大事です。

肚で考えられるようになるには、肚を意識し、肚から体を動かす経験を少しずつでいいから積むこと。陰ヨガでは肚を意識して呼吸をしたり、氣を巡らせていきます。

頭で考えることを少しでもいいから減らしたい、そんなHSPさんには陰ヨガはおすすめ。

陰ヨガにもデメリットはある

陰ヨガにもデメリット、というか気をつけておきたいことがあります。外科的に痛めているところがある、つまりお医者さんから「ここ痛めてるから気をつけてね」っていう診断が出ているところがあれば陰ヨガは控えたほうがいいですね。

陰ヨガでは圧をかけていくので、余計に悪化する可能性があります。お医者さんから運動の許可が出れば少しずつ進めていっても大丈夫ですが、やはりインストラクターと相談しながらがいいでしょう。特に陰ヨガを始めたばかりの方は気をつけて安全に、快適に。

HSPさんだからこそ気をつけたい陰ヨガのデメリット

物事を深く捉え、頭でじっくり考えるHSPさん。そんなHSPさんだからこそ、頭の中がザワザワして考えから離れられない時は陰ヨガを避けて欲しいです。

陰ヨガは3~5分静かにポーズをキープする静のヨガです。しかし、頭で考えることから離れられない時に陰ヨガをすると、受け入れ難い思いや感情がさらに湧き上がってくる状態になります。

そんな時は「動」の動きが効果的。頭から離れたい時は、身体の力を使います。歩く、走る、動的なヨガをする、などなど。

身体を動かしてある程度スッキリしたら、陰ヨガをするといいですよ。

陰ヨガと陽の動き、どちらも大事!

今回の陰ヨガ話は、陰ヨガがもたらす身体的・精神的な効果について主にHSPさんに向けてお話を致しました。

陰ヨガはリラクゼーション目的のヨガ(リストラティブヨガ、ヨガ二ドラー)とは違い、自分を内観するためのヨガです。身体がゆるむので、リラックス効果はもちろんあります。しかし、その時の心の状況によっては、心の暗~いところ、感じたくないことを感じてしまう場合があります。

物事を深くHSPさんにとっては、良い作用をもたらす時もあれば、逆効果になる時も。

考えて苦しい、どうしようもない時は身体に頼ってみてください。頭ばかりが働く時は身体を動かすことも一つの方法です。ヨガであれば太陽礼拝をする、歩く、走る。外に出るのもなんか嫌!って時にはラジオ体操第一をめちゃくちゃ真剣にやるのもいいと思います。

アクティブな動き、静かな動き、どちらもバランス良く取り入れると心身共に良い影響を与えてくれますよ。

ちょっと陰ヨガに興味出てきたぞって方は、私の陰ヨガの先生のYouTubeチャンネルがおすすめです。もしよかったらどんなもんか体験してみてください。15分あればできます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。では、またっ!

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