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ノギスマスターになろう😽🌟


突然ですがみなさんノギスと言う測定に使用する工具を知っていますか?
ここではノギスを知らないよって方、名前は知ってるけど使い方を知らないよという方に向けて説明をしていきます。

まずこちらをご覧ください!

ここでは新潟精機SK標準ポケットノギス100mm SK -M100を使用して説明する


こちらがノギスです。

一見定規のようにメモリがついていて使い方も定規と同じじゃんって思う方もいるかもしれません。しかしこのノギス、なんと一つだけで4つの測定方法に使用でき、定規より正確に細かい数字まで測れる工具で、ものづくりの作業や工事現場などで活躍します。また、なんと定規とは異なって0.01mm単位で測れちゃいます!

1ノギスを使ってできる4つの測定方法

①外側測定⇨テーブルの厚みなど
②内側測定⇨ラップの芯の直径など
③深さ測定⇨穴の深さなど
④段差測定⇨奥行など

の4つの測定ができます。

2ノギスの基本的な使い方

ここでは①の外側測定について説明していきます。外側測定をする際には下のメモリ側の尖ったものを使って測定していきます。

まずは測りたいものに合わせてノギスをこの写真のように右側へ広げます
(ここで広げられない方は大きなメモリの上にあるネジを少し緩めると広げられます)

テープのりの幅を測る



広げられたら次にメモリを見ます。

まず下のメモリに注目してください。ここで0のメモリがどこにあるでしょうか?3.0と3.1の間にありますね。その場合は0に近い方のメモリを読んでいきます。読んでいくと3.1に近いことがわかるので31mm(3.1cm)です。
これで大まかな長さはわかりました。

(0のメモリが上のメモリと一致していた場合は⚪︎0mmと読みます)

次が大事です!


上のメモリと下のメモリに注目してください。

この黄色の矢印を見てみるとここでは上のメモリが6のところに下のメモリ7.5が一致していることがわかります。よってテープノリの横幅は

31mm +0.75mm=31.75mm(3.175cm)

という事がわかりました!大まかな長さと細かい長さの合計で求められます!

他の測定方法


他の測定方法でもメモリの読み方は同じです。
ここでは①外側測定について述べていきましたが②内側測定、③深さ測定、④段差測定は下の写真のように黄色で囲まれた部分を使用していきます。

※④は映っていないが、裏側を使用する

最後までご覧いただきありがとうございました!ぜひ一緒にノギスマスターになりましょう!

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