midnight Psalms(85)
雪なら白
水色なら雨
流れるなら涙
小指のさきはももいろ
髪は闇のいろ
溢れるのはため息
足音で言うなら
来る時は鈴の音
去るときは雪の音
去るときは聞こえない
だからわからない
瞳はエメラルド
肌は絹
あなたはお人形でしたね
一億光年離れたところで
待ってます
忘れるのにちょうどのところです
白いから雪ですね
冬ですか
こんなに離れていても
季節は同じですね
こんな意味の通じない話を
聴いているあなたは
溶けた白で
私の目から
流れていきます
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?