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読書メモ「プロジェクト・マネジャーが知るべき97のこと」を読みました。

表記本を読んだので感想を記載します。

 2011年の本という事で今から10年以上前のプロジェクトマネージャーの本でした。どんなこと書いてあるんだろうと思って読んでみたら、日本以外のイケてるPM事例がほぼアジャイル原則に沿った話で驚きました。
 PMIの人も、そんな前からアジャイルマインドが世界標準だったんですね。(その割にはPMBOKの改訂が遅かった・・・)
 以下は気になったものを超抜粋しています。

内容

・完璧であるということは、付け加えるべきものがなくなったときではなく、取り去るべきものがなくなったときである
⇒アクティビティを取捨選択して、プロジェクトの成功に不可欠な物だけを維持すべき
・休暇をキャンセルしない
・見積れば見積るほど、見積もりは改善する
・要求は開発中に変化するものです。前もってすべてを知ることは不可能なのです。私たちはすべてを知りませんし、決して知ることもできないでしょう
・「もうすぐ」よりも「今」を大切に
・戦いに備えるにあたり、私はいつも計画は役に立たないと思っている。それでも、計画することは不可欠だ

感想

 日本の大規模プロジェクトに関してもプロマネの転換点を迎えている思います。ここで転換できなかったら日本のプロジェクトはやばいと感じています。10年前のこの本が、日本の大規模PJTのプロマネからすると新しい内容に見えますが、この数年でこの価値が普通になっているといいなぁ。そうなるように頑張っていこう。

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