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「XP実行計画 会読会 第8回」に参加してきました。

表記イベントに参加してきたので感想を記載します。

ちなみに前回の会の感想はこちらです。


17章イテレーション計画

プランナをイライラさせる原因になる依存の問題は、イテレーションの中で扱われるべきだ。

P88

この文章の意味について話し合ってました。ウォーターフォール的なパート図を作って依存関係を整理するようなやり方より、チームで細かくタスクを分けながら全体的なストーリーを理解しながら進める方が良いという理解をしました。

重要ストーリーは、ユーザが当面の間は無くても何とかなると決めたものだ。こういうストーリーはプロジェクトを救う。

P88

この文章について「ユーザーがなくてもなんとかなるとジャッジしたストーリーはプロジェクトを救い、重要なストーリーとなる。」という理解を皆でしました。

18章イテレーション計画会議

Dave Clealは決められた予算の一部を、プログラマが好きに使えるようにしておくべきだ、と言っている。

P94

Dave Clealの考え方は今だと SAFe がそういう言い方をしていると話しました。


サブタスクの切り方をどうしているか?

表記内容に関してディスカッションしました。
・本でも「1-3日にする」くらいしか書いていないので、そのくらいの意識しかしてない
・2時間、4時間みたいな小さなタスクに無理やり分けて整理したら良かった。特にチームが未成熟だった時は良かった
・タスク自体を履行する中でも価値を意識してイテレーティブに勧められると良い。あまりミニウォーターフォール的なタスクでない方が良い。

事例のイニシャル

・事例のイニシャルがXPの関連者だったという事がwatagashiさんの指摘で発覚しました(笑)。
 KA:ケン・アウアー
 KB:ケント・ベック
 MF:マーチン・ファウラー
 RJ:ロン・ジェフリー
 WC:ウォード・カニンガム ウィリアム・C・ウェイク, 

どの程度ペア作業をしているか
・XPではすべての作業をペアでとあるが、どの程度ペアで作業しているか話しました。くじ引きでペアを決めてやるみたいな例や、毎日、出社する時間でペアを決めていく事例も聞くことができました。

とても良いなーと思いました。※ペア作業の徹底いいな。

 このペアプロの話をする中で我々の方がXP本よりもエクストリームだと盛り上がりました。ただ、2版ではペアをこまめに入れ替えるような記載もあり、2版では追いつかれているようです(笑)

感想

毎回そうなのですが、こういった本の内容は各メンバーの理解を合わせて、ディスカッションすることで本当に理解が深まると感じました。また、今日は実際のペアプロの状況が聞けて本当に参考になりました。とても楽しかったです。ありがとうございました。


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