なっちゃったの!?自分迷子!

好きなこともやりたいこともどうなりたいかもまるで分からない、それが自分迷子。

きっかけはムーンプランナーパーソナルサービス

機能不全家族で育ち、存分に悪影響を受けていることは自覚していたが、スケジュールにまで影響が及んでいるとは思いもよらなかった。
「親のために空回りして滑っている状況が何度も出てきている」と指摘された通り、あれも親由来これも親由来!
2023年11月頭に受けて、今に至るまで感情の波がものすごかった。
「今までの人生全部無駄」と落ち込んでたのが、怒りに変わり、家でずっとキレていた。
在宅勤務だからいかようにでもなってしまうのが良いのか悪いのか。アイスノンを頭に当てて、物理的に頭を冷やして生活していた。

サービスを受けてよかった。
感情の乱高下はキツかったけど、見ないふりをしているのも限界がきてきた。

言語化の鬼、ありがとう。でも今度は普通にスケジュールの話をしたい。
というか、スケジュールの話ができる状態に自分を持っていきたい。

アダルトチャイルド

アダルトチルドレンのほうがよく聞くかも。
病名ではない。機能不全家族の中で育った子ども。
人によって色々だろうけど、私は物心ついたあたりから常に「私はこの家にいらないんだろうな」と思って生きてきた。
長子と比較され、常にうっすらと馬鹿だと判じる空気が漂っていた。

家の中では「将来のために」というのが判断基準だった。
ただし「将来」の中身はない。「役立つスキル」を身につけることで「すごいもの」になれる・ならなくてはいけない。
私の「好き」も「向いている」もまったく価値を持たない。というか、そんなものは二の次三の次で、とにかく「将来のため」に費やさなければならなかった。
明確な答えは提示されないが、否定だけはある。
その影響は今も残っている。パーソナルサービス後にもらったお手紙に書かれた表現が本当に秀逸。

最初からとにかく巨大な欠損を抱えた状
態で相談に来られている様子で、楽しい事をやっても理想像に届かない、理想像に近づくた
めの役には立たないからがっかりする、でも理想像はない、という、暗闇に橋をかけようと
するような謎の行動

バウンダリーのない家

心の境界線とも呼ぶ。
バウンダリーがまったくない家だった。
特に母親が侵入しまくってた。「心配だから」を言い訳にありとあらゆる私の行動に干渉してくる。
「心配」なのは娘ではなく、自分の心配なんだと思う。
具合が悪くなると怒られた。救急搬送されてやっとの思いで帰宅したあと、フローリングに正座で説教されたことがある。
本当に娘が心配ならやらないはず。自分のコントロールできないことが起きることが耐えられない人だ。
実家に私の部屋はあったが、母親は絶対にノックをしない。一度私が着替えているときに入られたときがあった。さすがにその時は素っ気なく振る舞ったが、母親はまったく気にした素振りを見せなかった。
その後「さっき私が嫌がってたの分かる?」と聞くと「分かってたよ、着替えてるときに入ってきたのが嫌なんでしょ」と答えた。「分かってるならやめてくれ。ノックして返事をしてから開けてくれ」と抗議したが、その後ノックされることはなかった。
これは代表的なエピソードで、この手のことばかりだった。

対決は無駄

あらゆるネット記事・書物・経験者が「直接対決はおすすめしない」と書いていたが、やっちまう。対面ではなくLINEなので、ガチの直接ではないけど。
親に過干渉のせいで私の人生に悪影響が出ていること、長子に年齢1桁代でやられたことが忘れられず怒りをLINEでぶちまけた。
あらゆる経験者がやめておけと言っていることは分かっていたが、怒りのあまりブレーキが効かない状態だった。
一応謝罪はあったが、まったく的を得ない返事だった。
そのときに彼らは機能不全家族であったことをまったく自覚していないことを理解した。
それがまた怒りを呼んで、しばらくアイスノンと生活していた。
その怒りも12月頭に落ち着き始め、今は怒りが出ていない。まったく許せてないけど。
24時間怒り狂ってたときより楽ではあるけど、
解離してるんだったらちょっと怖い。

着地点が見えてくる

怒りの収まるタイミングに「最終的にどうなりたいのか?」の問いを立てたとき、「あれされて嫌だったらこれされて嫌だった」から思考が剥がれる。
「ようは私が私を認められないのが問題か」と突然降ってくる。

「お前のせいで私の人生めちゃくちゃになった。その責任を取れ」
というスタンスでは事態は動かない。
不快になった原因が相手の言動にあったとしても、私の感情に対して相手がどうにかできることはない。
相手にどうにかしてもらうことで回復を望むのは、おそらく悪手。
私の感情が私のコントロールから離れて、相手の言動次第になってしまう。
(なお、長子への怒りのLINEには二言謝罪が返ってきたが、さらに言い募ると「自分にはこれ以上やりようがない」的な回答をされる。
バウンダリーの観点からは正しいかもしれないけど、人の人生めちゃくちゃにしておいてそれで済むのって本当理不尽)

やっとファッションの話

「私が私を認められるかが1番デカい議題では」と気がついてから、あきや神からのあの問いが立体的になる。
「才能もお金も全部あげます!世界は平和です!何がしたいですか?」

この問いは「自分で自分を認められるなら、何をしたいか?(前提条件は同じ)」ということではないのか。
私は今まで親の価値観をトレースして、「不完全である、まだ足りない、穴を埋めなければいけない」と自分をジャッジしていた。
今まで作ってきたコンセプトがどうもしっくりこない原因はこれ。
あ、これが自問自答か。答えの中身より、適切な問いを立てるほうが重要。

懸命に穴を埋めるような作業をしていたが、そんな穴埋めが不要だとしたら何がしたいか?
答えは全然降ってこないが、落ち着いた。
「お前がー!」「お前のせいでー!」とキレ散らかしていたのが止む。
原家族から受けたアレソレをアレコレ数え上げていたのが急速に過去になり、数えなくなる。
本来過去の記憶は思い出せなくなるものなので、おかしくはないが不安になる。
(マジで物心ついてから不安・怒りを感じていた事象なので急速にフォーカスが剥がれて解離の心配をしている)

コンセプトを見返したところ、親の価値観から逃れようともがいているのが分かる。
女性を助けたいというより、救われたいのは私だった。
機能不全家族(毒親)とフェミニズムは確実に結びついていると思っているので、その辺りが食い込んでくるのは本当にそう。
リボンバッグで取り戻したのは、かつてすっ飛ばしてきた「子供の私」ではなかったか。
リボンバッグのnoteを書くときに「女性性」と「少女」が結びついて、でもうまく説明できなかったから書かなかった。
あれはインナーチャイルドに関わる何かだ。

「反骨」だったり攻撃的なワードも全部そう。
親の価値観を殺すことだけを目的とすると行き詰まる。だからコンセプトがしっくりこなかった。
殺した後の理想を思い描いて、それを掲げるのが理想的ではある。

noteに書いてもいないし、言ってもいないけど、「セクシーな女になって寄ってきた人間の人生をめちゃくちゃにしてやりたい」という願望を一時的に抱いていた。
これも機能不全家族由来。
ずっと家の中で存在も価値も認められてこなかったから、存在を認められた上に価値があると認められるどころか欲求されたい。
でも「認められない」ことが私に組み込まれた普通だから、寄ってきた人間を否定することで「認められない普通」に引き戻したい。
他人を壊すことで自分の影響力を確認したい。
この願望を突き進めると私が破滅してしまう。

穴は空いていない。
穴が空いていると勘違いしている。
頭では分かっても心ではイマイチ理解していない。
穴が空いていないことは分かった。
では、私は何をしたいのか?
まったく答えが思い浮かばない。
考え方もわからない。

カウンセリングに行くことにする。
私が私を認める手伝いをしてもらう。
私が私を認められたとき、何を描くのか。
それは心底楽しみだと感じられた。
どんなコンセプトを掲げて、どんな靴を履き、どんなバッグを持って、どんな服を着るのか。
見てみたいと思った。

自問自答ファッション、好きだし楽しいけど人生変わるのは分からないなと思っていました正直。
でもファッションを通して問題に向き合えるようになったので、人生が変わる力がある。
いうて、靴と鞄は選べている。
さすがに洒落で買えない値段なので、何かはあるんだと思う。
その何かにぴったりくる服をいつか着たい。

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