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質問力が大事・タロット占いと、チャットGPTの共通点。

まずタロット占いは何かと言うと、絵が描かれたタロットカードを使ってその絵柄の意味や並びの関係から、 質問されたことに答える占いです。

チャットGPTが何かと言うと、コンピュータ上で気軽に質問できるAIです。人工知能です。質問やお願い、こういった文章書いてくれなどと書き込むと、答えてくれます。

私は趣味でタロット占いをしたりするのですが、たまに遊びや余興の範囲で知り合いを占ったりします。そこで感じたのですが、

漠然とした質問には漠然とした結果が出て、具体的な質問には具体的な結果が出る

ということです。
ただカードを並べているだけなのに面白いもんです。
占いを信じていない方にとっては、そんなこじつけみたいな〜と思われますでしょうが、そもそもそういう方はこの記事を読まれていないと思うので、話を先に進めます。

私はプロの占い師ではないので、なかなか対応しづらい質問があります。
例えば前提を作られた質問です。

「いつ良いことがありますか?」
いいことがある前提です。 ポジティブでいいんですが。

「いついい出会いがありますか?」
と言う質問では現れそうな異性はおらず、まずは自分で自分のケアをするこという結果になってしまいました。いい出会いを期待していらっしゃたのに説教めいた占い結果で、あまりご満足されておられない様子でした。
たかだか占いなんだから、半年後にいい出会いありますよ!なんて結果を出しちゃっても良さそうなものなのに、変に現実的な結果で困ります。

質問者の行動と質問が噛み合っていない場合もあります。
「いつ仕事を辞められますか?」
と言う質問では、ご本人が起業の準備でも始められているのかと思って占ったら、 非常にもやっとした結果になってしまいました。怠けモードの女王様が出て、特に何も起こらなそうな様子。。
話を聞いたら特に辞める予定はないとのこと。

どういう風に質問するかと言うのは大事だなと思うのですが、 それは人工知能に質問を投げるかける時も大事だと言われています。

もしチャットGPTを使ったことがなかったら、ぜひぜひ活用していただきたい。無料版でも非常に有能です。

私は例えば文章をまとめるときに活用しています。
ドイツ語を書く場合でもGoogleの翻訳より全然きれいな文が出てきます。

「保育園の保護者に対して、イースターの工作用の材料として卵を持ってきてくれとお願いしたいので、そのための文章を簡潔にまとめてください」

などとお願いして文章を作ってもらったり。 気に入らなければ、もう少しフレンドリーな文体にしてくれなど注文をつけていくと自分の理想とする文章になります。

有料版では画像も生成してくれます。

「 自分のアイコン用に、猫を抱いている女性を描いて」
とお願いすると数秒でイラストが出てくるのです。

もうライターやイラストレーターとかいらないんじゃないかと言う世界になってきていますね。

チャットGPTを使うにあたり大事だと言われているのが質問です。雑な質問すれば、雑な、もしくは的外れな回答が返ってきやすく、丁寧に具体的に頼めば、 自分の理想とする回答を得られるのです。

チャットGPTは人工知能でロジックの塊です。占いとは全然別物ですよね。

まぁ、そうなんですが、占いでも的外れな質問すると、的外れな結果が返ってくるのです。

何一つ自分磨きをしていない人が、玉の輿に乗るかどうかを聞かれてもそんな事はありませんと出てきてしまいます。
いつ仕事を辞められるかと聞かれても、別に辞める予定がなく準備もしていなければ、やはり辞めるような気配は一つもでません。
どこに行けばいいかと言われても、そもそも行く準備が整っていなければ、問題は「どこに行くか」ではありません。

あぁ、そうか。

いいことっていうのは、自分が何もしなくていいことってことなんだな。

そういうの期待しちゃうんだよなぁ。

人間だから、
しょうがないか。


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