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お金の向こうに人がいる、のか?

年末(年始も)仕事していた身としては
↓タイトルの本に出てくる



全員で、
土日祭日、
休むために、
準備をしましょう。
さて、
あなたは何を準備しますか?

という問いには
シンパシーが強すぎて
答えられねえ。。
のですが、

もしかしたら
コロナ禍で
エッセンシャルワーカーのみなさん、
ありがとう!
みたいなノリで
みなさん、
ぼんやりと、
感じているのかもしれませんけど。

「休みに向けて、お金を貯める」
「お金を運用して増やす」
「レジャーを調べる、予約する」

全員が本当に休むと
上記、全ての準備には
意味がないですよね。

国によっては
現実に発生するシチュエーションで
休日、
本当に店がやってないので
文字通り
「ウィンドウショッピング」しかできない。

資本主義社会では
手段を選ばず
お金を集めさえすれば

休日働くというサービス=「嫌な仕事」
これを
他人に押し付けて
自分は休みを満喫することができます。

フレームを大きくすると、

賃金の安い国に生産拠点を移す。
途上国における「フェアトレード」問題。
児童労働の問題。
ウィグルの強制労働問題

格差問題というのは
「嫌な仕事」を
金の力で
他人に押し付ける
「姿勢」に集約されると思います。

経済学者
アダム スミスさんの

どストレートだな。。


学校の教科書に載ってる
有名なヤツ

モノの正しい値段


「神の見えざる手」

これは
「需給均衡」を説明したワードですが

無条件に成立する法則ではありません。

人間同士の「共感」
簡単に言うと
「道徳」を前提としています。

商品や労働が、
まっとうな価格を維持するには
まともな感性が必要不可欠なのです。

お金は
労働を委託するのに
利便性を高めるツールであって
「労働力」を
好きなように売り買いできる
ということではないのです。
仕組みとして、可能だとしても。

やってはいけないことって
ありますよね。

マイケルサンデル先生の著書の
タイトルから

とりま、売春、臓器売買とか人身売買とかね。。

て、ことですが
現実、起きてますよね。
闇金・サラ金・反社がからむと。

今や、「サラ金」は銀行傘下で、
銀行がサラ金やってますが(笑)

お金が動く=社会が良くなる
でなければ
それはただの金儲けにしか過ぎないのです。

NISAだ、なんだは
まさに「投資・運用」を推奨していますが、

国民全員が
「不労所得」を求めて「投資」だけしていたら
起業や労働によって
価値を生み出す人間がいなくなります。

日本の経済成長力や幸福度が
著しく低いのは
金融機関が
長期的な視野で
産業を育ててこなかったツケです。
これも金儲けの視点しかなかったからです。
地方銀行の衰退を見ればわかりますが。

国民が
投資するマインドを育てている場合ではなく

投資を受けて
新しい産業を生み出す
雇用を生み出す
金融機関がサポートする
マインドセットの醸成、
環境整備が、重要です。

投資にも
まっとうな感受性
共感や仲間意識、
道徳が必要だということです。

でないと

もはや、お金では何も買えず、我を忘れる人々

このように
民度の低い国になって
取り返しがつきません。

「最低限の文化的生活」
給食・教育無償化や
最低賃金の底上げ、
社会保障の充実が必要です。
失業保険や生活保護は
「ヒャッハー(無政府状態)」
にならないために必要なのです。

怠けているから悪い
税金の無駄遣いだ

と思ってはいけません。

社会保障をおろそかにすると
世紀末状態(救世主不在)として
全部
自分に帰ってきますよ。
お金に「価値」があるうちに
良く、考えましょう。

動物のみなさんに、
「お金の価値を良く考えろ」
と言われる前に。

という、
タイトルの本の
拡大解説でした。。


















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