おひとり様

かつて雑誌の取材をしているときに、ちょっとした読み物ページで取材をした。
当時、今よりは、おひとり様行動がまだ、そこまで市民権を得てなくて、「女ひとり寿司」を執筆した湯山玲子氏に、話を伺った。

イメージ通りの、爽快で、聡明な女性で、とても元気をもらえた。

当時、私は、一人飲みをすることを、ある種の目標にしていて、何度かトライしていた。
ファーストフードやラーメンなど、いわゆるランチ飯は、平気になった。
一人飲みは、いくつかの課題を要したら、飲んでしまえば、気持ちも大きくなり、人見知りも若干脱ぎ去ることができた。だから、勢いでなんとかクリア? みたいなレベルだった。
今では、一人焼肉や、一人回転寿司もクリアできている。

しかし、時代は、だいぶ変わってきたような気がする。
以前より、女ひとり行動を特別視する傾向は減り、当たり前の選択肢になりつつある。

それでも、未だにひとり行動できない人たちがいる。

小学生の時、トイレの個室に一緒に入りたがる知り合いがいて、
きもっと思った記憶がある、

でも、未だにその思想を引きずって生きている人がいるような気がする。

そういう人は、依存気質が強い気がする。
依存する方は比較的わかりやすいし、そうしたほうが楽だからと自覚を持って、依存しているならは、むしろ潔い気さえする。
しかし、たちが悪いのは、依存する人を常時引き寄せていたり、養成する人。
そして、それらの行為に対して、無自覚ということだ。

テイカーとかバンパイアーと称される存在。

私も最近、出会ってしまった。

私自身は、気がついて、関係を断つことに成功したが、未だその沼から抜けられない人達が多くいることに、警鐘を促したい。

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