無自覚に批判してはいけない

最近、配達員さんの耳には、AirPodsのようなワイヤレスイヤホンを装着している人をよく見かけるようになった。

一昔前なら、ありえない光景だなあと思っている。まず人と話すときに、イヤホンをしていること自体が、失礼なこと。

これって考えが古いんですかね。

イヤホンを装着した配達員さんの話に戻して、その人をみて、瞬時に思ったのは、失礼な人だなーということ。

で、その後に、どうしてつけているんだろうか?と考えてみた。

おそらく、配達員さんは、配達途中、また車の移動中も電話がかかってくることがあり、業務を滞らせることなく、ハンズフリーで電話をとることができるため。イヤホンを外さない理由は、装着のままでも、外の音を拾うことができるイヤホンがあり、外す必要性がないから、また客前に出るたびにイヤホンを着脱はかなり作業効率が落ちるから。

作業効率を落とさず、限られた時間内で高いパフォーマンスを発揮するために、イヤホンを装着したままでいるというわけなんだろう。

と考えると、しょうがないよな〜と思うし、理解する必要があるのかなと思った次第です。

瞬間的に感じることや違和感って、自分の中での常識からくることが多い。その常識は、自分の育ってきた環境や時代の影響をもろに受けている。
なので、そいういった違和感を感じた時には、緊急性がない場合においては、一旦気持ちを落ち着けて、その違和感の正体がどこにあるのかを見極めてから判断するように注意しなければいけない。
無自覚に他者を批判することのないように自戒を込めて。

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