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常連感を持たせる接客

皆さんこんにちは。接客の達人です。
この記事では、私が実際に経験し体得した接客のノウハウを科学的な視点から解説し、お客様を虜にする接客とは具体的にどうすれば良いか実践的なテクニックをお伝えしております。
接客・サービス業に従事している方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
私の素性に関しては「接客に悩める方達へ」にて詳しくお話ししておりますので、初めてご覧になる方はまず私が一体何者なのかを知っていただければ
これからお伝えする内容も入ってきやすくなるのではないかと思いますので、是非ご一読いただければと思います。

それでは、本編に参ります!



人は、自分は特別な存在なんだと信じたい一面がある


“私は人とは違い特別なんだ”と思いたい人は少なからずいます。

私が様々なお客様と接客をしてきた経験上、会社を経営して成功されている方や、自身で何かビジネスを起こしている方といった、いわゆる“成功者”と言われるような方はこの傾向があると感じています。
深層心理的に、成功するまでには相当な苦労があったでしょうから、それを乗り越えてきたという自負によってもたらされた、認めてほしいという承認欲求からくる一面だと考えています。

こういったお客様には、常連感を演出してあげればとても心地良くなってもらうことができます。

どうすれば常連感を演出できるのか、そのテクニックをご紹介していきますね。


テクニック①:オーダーされる前に「〇〇でいいですか?」

これは鉄板テクニックですね。
お客様の中には、毎回オーダーするものが同じ人がいます。
そんなお客様にはこの「〇〇でいいですか?」と聞いてあげてください。
お客様は“自分のことをわかってくれている”という気持ちになり、“常連として認めてくれたんだ”という確信にも繋がります。

テクニック②:「今日は〇〇じゃないんですね?」

テクニック①の変化球バージョンで、毎回同じものをオーダーしていたお客様がある日突然違ものをオーダーした時の一声が、「今日〇〇じゃんないんですね?」です。
これもまたお客様に、“いつもの自分のオーダーを知ってくれているんだ”というところから常連感を演出することができます。

テクニック③:「私よりうちのお店のことご存知ですね」

お客様の中には、お店の細かいところの指摘をしてくださる方もいます。
電球が切れている・埃が溜まっていた・テーブルが傾いている・お皿が欠けていた等々
こういったお客様がいらっしゃった場合はチャンスです。
指摘内容や、お客様の雰囲気・関係値にももちろんよりますが
「私でも気付かないことに気付いて、もう私よりもうちのお店のことご存知ですね」
こう言う事で、“そうでもないよ〜///”という感情を引き起こします。
いつも来ているのを知っているからこそ言える言葉なので、これも常連感を演出できます。

テクニック④:「〇〇さんだけです。そんな風に言ってくれるの」

これは常連感を演出するといった感じではないですが
かなり強力な人たらしテクニックです。

これが使える場面としては、お客様からお褒めの言葉をいただいた時が一番有効です。
「〇〇さんだけです。そんな風に言ってくれるの。」
そもそも褒めてくれるということは、あなたに少なからず好感を抱いておりあなたに好かれようと思っているからなのです。
そうでない人をわざわざ褒めたりなんかしません。
“自分の褒め言葉が響いてくれた!しかも自分だけしか言っていない!”というところで
“あなたにとって私は特別な存在になれた”という感情を生み出すことができ、優越感をもたらします。



終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。他にもたくさんあるのですが、今回は比較的使いやすく簡単なものを紹介しました。

常連さんの特徴は、そのお店のサービスもそうですが常連になっているという事実に価値を感じている方が多いです。
その事実を私たちの働きかけによってより価値を高めてあげることで、常連さんの心を掴むことができます。

是非参考にしてみてください。
一緒に接客業頑張りましょう٩( 'ω' )و
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