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9割近い日本の協議離婚です。

クラウドファンディングが1月31日まで延長となりました。
ご支援のほどよろしくお願いいたします。


DVが原因での協議離婚を選択した人の理由や内容は様々です。
話し合いが出来る状況で、弁護士を介入せずに離婚が成立した方もいれば、身体的暴力や子への虐待が有り、養育費も財産分与も要らないから、とにかく早く縁を切りたかったという理由の方もいます。

養育費も慰謝料も財産分与も年金分割も何も要らないからとにかく縁を切りたいという方は、DV支援措置の手続きをしてから離婚届にサインをしてもらうというのも1つの選択です。
身体的暴力や、家で暴れて物を壊しまくるなど警察案件で保護命令が出たような方は恐怖でこの選択をする方がいます。とにかく1日でも早く縁を切りたい。。。

私見ですが、協議離婚でも弁護士を介入させた方が良いと考えています。
そして、弁護士選びはDVに詳しい弁護士を選ぶこと。
DV離婚案件ベテランでも、法テラス案件多数過ぎて多忙の弁護士は、早く終わらせようと妥協の連続で。。ちょっと。。。(件数を熟さないと事務所の維持が困難だから早く終わらせようとするのよね)

大切なのは、養育費を支払う義務を負う人が、支払が滞った場合には直ちに強制執行を受けてもやむを得ないと言ったことも公正証書に記載しておく(これを「強制執行認諾文言」と呼びます。)これ、大事です。
DVに詳しいと称している弁護士でも同意書だけで済ませてしまい、後々、養育費遅延や未払いになるケースが多いです。

養育費について取り決めた内容について公正証書を作成しても、このような文言の記載がなければ、公正証書によって強制執行を行うことはできません。(法務省HPより)

私は養育費の支払いは生物学的親の義務で、養育費は受け取る子どもの権利だと思っています。
だから、お金なんかいらないから、とっとと別れたいと仰っても、出来れば、養育費だけは子ども権利だから要求しませんか?とお話しします。

身体的暴力がなければ、現在は別居親が求めれば面会交流が行われていることがほとんどです。

このような別居親、純粋に子どもに会いたいのか?と疑問に思うケースがあります。
面会交流時に子どもあっても家に放置して外出したり、自分の友人を呼んでお酒を飲んで、大騒ぎ
そして元妻に復縁を迫る。

離婚が成立しても、続く精神的DV、経済的DV、私生活に介入してくる、気に入らないとキレるなど執着してくるストーカー化して悩みの種になる場合があります。

このようなケースは、離婚時と別の弁護士に依頼して、養育費と面会交流についての決め事を決めなおし、公正証書に「強制執行認諾文言」をいれて作成するか、拒否をされれば調停を申し立てる事にしています。
これもまた、母親にとっては精神的苦痛が伴います。

これから、離婚しようと考えていらしゃる方、協議離婚を選択される方、弁護士介入と公正証書に「強制執行認諾文言」をいれて作成してくださいね。
そこまでやってくださる弁護士を選んでください。

協議離婚だからといって、円満に話し合いが出来る関係とは限りません。

共同親権で養育に関することの話し合いが対等にできる元夫婦ってどのくらいの割合でいるのでしょうか?かなり疑問です。


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