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着るのと着せるの、どちらがお好き?

きもの教室に通い出して、自分できものを着れるようになったころ、授業の中で、着付け(他装)も習うようになっていました。

自装だけでいい(自分で着るのが目的だし、着れればいいのよ)という人もいれば、他装だけでいい(自分は着れなくてもいいのよ、人に着せる技術を学びたい)という人もいるでしょう。

わたしは、自装を学んだ上で、他装を学ぶ、ということにたいへん意義を感じます。

他装を学ぶことで、客観的な視点から、自装を見直すことができるし、逆もまた真なりで、自装を知っているからこそ、着ごごちのよい他装ができると思うからです。

ですので、自装と他装を織り交ぜて学ぶ、きもの学院のカリキュラムは非常に理に適っていると思いました。

当時先生から、自分が着るのと、人に着せるのではどちらが好きですか?と尋ねられたが、その時点でわたしは自分が着るのが好きでした。

ただ、子どもや、未来の孫たちに着せたいという気持ちがありましたので、どちらも好きだし、両方やりたいと答えたような気がします。

欲張りですね

今は、自分が着るより、人に着せる(仕事として)方が多い生活です。



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