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インデックス投資のお手本GPIFとは

今日のテーマは「GPIF」です。ちょっと難しいテーマではありますが、今話題になっているテーマなので取り上げていきます。

皆さん、横文字が並ぶと一気に苦手意識が出てきますよね?笑

大丈夫です。私もそうですし、日本人ですから当たり前のことです。
なるべく皆さんにわかりやすく説明しますね。


それではまずは簡単にまとめます。

①GPIFの概要
②運用方針の変遷
③投資先と割合
④最近の動向


①GPIFの概要
GPIFは、日本の年金制度を支えるために設立された機関であり、厚生労働省の管理下にあります。
2014年に運用方針を大幅に見直し、より積極的な投資方針に転換しました。
主な目的は、積立金を適切に運用し、将来の年金支払いを確保することです。

ざっとこんな感じです。
要は、皆さんの年金を投資で運用し、将来的に皆さんに支払う年金を増やそうとしている国の機関ということです。

②運用方針の変遷
GPIFは、従来の保守的な投資方針から、株式や他のリスク資産への比率を増やす方針に転換しました。
これにより、運用利回りの向上を図り、将来の年金支払を確保するためのリスク管理が行われています。

国は皆さんの年金をしっかり管理してますよってことです。

③投資先と割合
GPIFは、国内外の様々な資産クラスに投資しており、主に株式、債券に投資するポートフォリオスタイルをとっています。
割合は、国内株式25%、国内債券25%、外国株式25%
海外債券25%と非常にバランスの取れたポートフォリオなわけです。
市場の動きによりこのポートフォリオのバランスが崩れると、リバランスと良いまた割合を修正しています。

ちなみに運用額は250兆円規模あり、現在の株高もあって
累計収益150兆円に登っています。凄まじいですね。
こういう日本の良い面はなかなかメディアに出ないのが、日本の悪い面かもしれないですね。

④最近の動向
GPIFは、もともとは日本国債が中心でした。しかし、少子高齢化の将来を見越してなのか、2014年に方針転換し少しリスクを広げた運用に変換しています。
そのタイミングが良かったのか、150兆円もの利益を生んでいるわけです。
ですが、リスクを広げたのは変わることのない事実であり、単純に価格が
10%値下がりしただけで損失は25兆円にものぼります。
それだけ、大きなお金を扱っているわけです。


追加
⑤実際は今の年金システムは。。。
少し話が盛り上がってきたので、追加します。笑
しかしこれでも、日本の少子高齢化への、年金への備えは厳しいのが現状です。これから、インフレが進めば自ずと老後資金も膨らみますからね。

やはり、自分自身で、新NISAやiDeCoを活用した資産運用は行ったほうがいいと思います。


今日はこの辺で終わりにします。
end


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