姉を偲んで

今日ベランダをあけると、鳥の声がしました。
思わず14年前に亡くなった姉を思い出しました。

姉は乳癌を患って、亡くなる二ヶ月前に、うちに来て1ヶ月程私が面倒をみました。抗がん剤を途中でやめた姉が私のところに来た時は、腹水がたまって、お腹が膨らんでいる状態でした。乳癌が肝臓に転移してたのです。
私は民間療法でビワの葉を探し、はを火にくべて、姉の胸に当て毒を吸わせることを何度もしました。コンニャクを温めて当てたこともあります。
姉は自然の少ない街中に住んでいたので、ここに来ると緑が多く、鳥の声が気持ちいいと喜んでくれました。
今日はふと、鳥の声を聞いて姉を感じて涙してしまいました。悲しみでつらくなって、この記事を書いています。心を落ち着かせたくて。
2歳違いの姉でしたが、双子の様に気持ちが通じていました。亡くしてから、メールを読み返すことも出来ず、未だに見ることが出来ません。古い携帯はおいたままです。

姉は特に何かの団体に入った訳でもないのですが、宗教本や、神様、あの世のこと、四次元の世界を語ることが好きでした。関連本があると、私のところに持ってきて、意見を聞いたりして、お互いよく話しました。
お陰で目に見えない世界、精神世界をたくさん知りました。だからと言って、私は幽霊とか見ません。

ただ、精神を大切に生きていきたいと思うだけです。
人の心を大切に
姉が教えてくれたことを大切に

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