2023年11月5日/アタック25Next(50代大会)参戦記・番外編


アタック25Nextに実際に出てみて、テレビで見てるだけの時には見えなかったものが色々と見えた気がする。今回はそれについて語ろう。

アタックに限らず早押しクイズは当然、わかる問題が読まれたら、

「よし、この問題わかる。押すぞ!」となり、ボタンを押して答えるのが通常である。

しかしながら、アタックの場合はパネルという要素が絡むため、一筋縄ではいかない。「できればこのタイミングでは答えたくない」という局面があるのだ。

下手に答えてしまうと、自分はしばらくカドを取れない上に、相手にカドを取るチャンスを与えてしまう時だ。このタイミングが4人全員に訪れた時に、

わかるのに全員押さずにスルーする


という現象が起き、これが2~3問続く場合だってある。
この膠着状態を打ち破るには・・・・


しょうがない、私(俺)が答えるわ・・・


と、腹をくくって答える人が出てくる必要がある。
しかし、これで答えた人が最終的にパネルをほとんどとれず、負けてしまった場合に、トップ賞を取った人が罪悪感を感じてしまい、後味が悪くなってしまうことだってあるだろう。


ちょっと、話がそれるが、

テレビでアタックを見ているときに、
「何で皆こんな簡単な問題わからないんだろ?」と思った事があるはず。
そして、「こんな程度のレベルなら自分でも出てトップ賞とれるんじゃ?」
と勘違いし、予選会を受けに行って筆記でフルボッコにされるのだ。
(体験談)

つまり、「わからないから押さない」のではなく、「誰も答えたくない局面」であった可能性が高いのである。


このような局面を打破する為に生まれたであろうと考えられるのが、

「数字を当てましょう」なんじゃないかなと思った。

この形式だと、全員何かしらの答え(数字)を書かなきゃならないし、わざと間違えようにも答えがはっきりとわかる場合のほうがすくない。

仮にわざと間違えた場合、当然2問解答権がなくなる。2問スルーは非常に大きいペナルティだ。せっかくためたパネルをいっぺんに失くしてしまうことだって珍しくない。

しかも、答えた後に「なぜこの数字だと思ったんですか?」と谷原さんに聞かれる。ここで、

「今答えると不利になるのでわざと遠い数字書きました」などと言える人がいるだろうか?

唯一答えたくない場合に取りえる行動は、箸にも棒にかからない数字を書くようにするしかない。(簡単ではないが・・)

そう考えると非常に考え抜かれた形式である。TVで見てるときは結構早送りしていたが、これからはきちんと見るようにしよう。

以上の理由から、この形式を批判はしないが提案がひとつある。


一番近い数字を書いた人にもっと特典を!!


「ふるさとクイズ」は当てると、勝敗に関係なく特産品がもらえる。

「数字を当てましょう」はやたらと尺を取る割には当てても特典がない。
これではわざと外したく時があるのも致し方ない。

例えば、当てた人は「この後の2問は得意ジャンルを指定できる」
とかがいいのではないか?

このルールなら、今まで押し負けでパネルが取れなかった人が一気にまくったりとスリリングな展開になり、見ている人も楽しいのではないだろうか?

スタッフの方、ぜひ検討をお願いします。

あと、この他にボードクイズを2,3問やってもいいのではないか?とも思った。

アタック出場者には年中クイズに接している人もいれば、クイズはやったことないけど博識な人もいる。後者の人に活躍してもらいたいのであれば早押しばかりやるよりもいいのではないか?と思う。

ボードクイズならばアタックに似つかわしくない難問を出してもいいし、メリハリがつくのではないか?

以上、実際に出てみて思った感想である。










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