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必勝の極意⑴ ~転職面接

■自己PRについて:
・ポイント:何が出来、どう活かせそうか?その根拠は何か?
※伝えたいスキル+根拠となるエピソード・(行動・結果)をセットでお話する。
■転職理由について:
・ポイント:転職理由に納得感があるか?ご自信の納得感ではなく、採用側から見た納得感が重要。
 ※スキル以外のお見送り理由の筆頭候補は転職理由の納得度です。
■志望理由について:
・ポイント:他の会社でも当てはまるような志望理由になっていないか。活かせる経験があるか(やりたいことだけで志望していないか)。
 ※他社でも当てはまるような志望理由だと、面接官から見ると薄い志望理由に見えてしまいます。
■企業への質問について:
・ポイント:相互理解ができているかどうか、志望熱意があるかどうか(一般論として、質問がないと意欲が低いと思われる可能性が高いです)
■その他アドバイス(↓)

面接官としての経験から抜粋

①アピールしたいポイントは具体的に (何を・どれくらいを数字や具体的な例を用いて説明する)

②結論から話し、その後理由や詳細を述べるという流れで話す(クセづける)

③『どう伝えたか』ではなく、『どう伝わったか』が重要。面接は「言いたいことを伝える」のではなく「企業から求められていることを伝える」場になる

④面接で話す内容を事前に書き出す等して可視化することが重要。この準備をすると面接本番で焦らない。

先方への疑問点等があれば、積極的に質問して下さい。あとは、明るく元気よく面接に臨んでいただくだけです。緊張されると思いますが、
それをプレッシャーに感じることなく、肩の力を抜いて、いい緊張感の中で面接に臨んでください。


     ご健闘を心よりお祈り致しております だってさ。(^^;


【面接アドバイス】
▼前提として、面接は「言いたい事を伝える」のではなく、「求められている事を伝える」場とご認識下さい。▼ありがちなケースとして、応募者側は経験や意欲をアピールしたいと思うあまり、『面接官側が求める要件からずれてしまう』的外れなお話をしてしまうことがあります。面接手応えあり!と思っていても、このギャップによるお見送り例が10回中3回程度発生しています。
<面接官が、面接で確認したいポイントについて>
・人事段階:対人印象は、現場面接してOKか?
・現場段階:即戦力か、チームに馴染めるか?
・役員段階:入社後に定着してくれるか、将来的に昇格頂ける方かどうか?

■人事段階での選考ポイント:
(1)基本的なビジネスマナー(信頼感)、(2)基礎的能力
<人事段階でのお見送り理由の例>
・転職理由に納得感がない。なぜ転職を考えたのか不明確。
・面接中、終始受け身の姿勢だった。企業や仕事内容について一切調べていない。
・挨拶ができない。元気が無い。笑顔が無い。暗い。
・質問に対する回答がずれている。
・5分遅刻してきたのに最後まで詫びなかった。ネクタイが緩んでいてだらしない。
(参考)メラビアンの法則 
・話の内容などの言語情報:7%/口調や話の早さなどの聴覚情報:38%
/見た目などの視覚情報:55%

■現場責任者段階での選考ポイント:
(1)経験やスキルはどの程度あるのか?自分の強み、活かせる点が把握できているのか?
(2)一緒に仕事がしたいかどうか?(部下としての適性)

<現場責任者段階でのお見送り理由の例>
・経験、スキルが足りない。自分の技術なのに説明が出来ない。
・スキルは十分だが、自社社員と雰囲気や考え方が合わない。
・困難を乗り越えた経験が無い。

■役員段階での選考ポイント:
(1)入社意欲はどの程度か?(志望動機が明確か)将来やりたいことと会社の方向性が合致しているか?
(2)これまでの面接や企業研究を通して、どのような考え・印象を持ったか?

<役員段階でのお見送り理由の例>
・志望動機が弱く、数多ある企業の中でなぜ当社かが分からない。
・HPやニュースリリースを見ておらず、意欲・興味を感じることが出来ない。
・面接を何度か経験したにもかかわらず、企業理解が足りない。
・日程調整が難航し、自分の都合ばかりを優先する印象。意欲不足。

最終面接では顔合わせや条件面の提示を想像する方もいますが、実際の通過率は良くて50%程度です。
役員陣も応募者に対し企業理解や意欲があることを前提に面接に臨むため、しっかりとした事前準備が必要です。

<質問毎のポイント>
■自己紹介について
・ポイント:第一印象と簡潔で内容あるコミュニケーションが取れるかどうか
※質問例:自己紹介をお願いします。これまでの経歴について説明してください。
(1)最初に元気よく名前の挨拶から始める。
(2)職務経歴を中心に30~90秒程度でまとめる。後で触れてほしい話を盛り込む。
 ※緊張はするもの。面接官と会話する事を忘れずに。(プレゼンテーションではなく会話にする)

やって良かったこと、所感

  • 活動開始の半年前から情報収集を行う。

  • 空き時間を捻出し、必要な知識やスキルを自己学習する。(Zoomセミナー、図書館)

  • 焦らず、自分の身の回りでできることを心がける。

  • 現職で自分の権限内でできることを、いろいろとトライする。(後悔しないため)

  • 次の職場で、やりたいこと。今まで仕掛かりで出来なかったことを明確にする。以上、どれも次の面接で聞かれたりもします。

    ▼緊張について
    面接は誰でも緊張するものだから、「ああ、緊張してるかな?自分のメンタルは正常に機能しているな。」とでも思っておけば大丈夫でしょう。▼緊張していて「自分を出せなかった。力を発揮できなかった。」ということはないと思う。みんな緊張している中で、持っているものを出している。そのアウトプットで結果が判定されているだけだと思う。

とまぁ、面接官としての経験値を過去の人事関係の資料と照らしてまとめました。ここまで練れば、勝率を極大化できると思います。
そのためにも、今のベストを尽くしましょう、という結論なんですが… (*- -)

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